ナンネット 掲示板TOP    総合ナビ   検索 

SM・調教 官能小説

ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
レス投稿の削除
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
投稿の削除 パスワード:
この投稿の削除を依頼する。
95
投稿者:雄一
祖母が帰ってきたらどんな顔して迎えてやろうかとか、どんな言葉で罵ってや
ろうかとか、ジリジリ、ウジウジ、ヤキモキとかの、色々なネガティブ思考を、
あまり賢くない頭の中で錯綜させながら、それでも知らぬ間に寝てしまい、翌日、
目が覚めたのは九時過ぎだった。
 家の中に物音は何もない。
 祖母がまだ帰ってきていない、という雰囲気のようだ。
 何やってんだよ、あの婆ぁ、と独り言で毒づいて、台所の流し台の前で、洗面
と歯磨きを済ませる。
 流し台での洗面や歯磨きは、行儀悪いと祖母に怒られる所業だったが、今怒り
たいのはこっちだと、また独り言ちに悪態をついて、冷蔵庫を開けるとミネラル
ウォーターが入っていなかった。
 ジリジリ、ウジウジ、ヤキモキの昨日の気持ちが、まだ身体に残っているよう
で、あまり食欲もなかったので、眠気覚ましに散歩がてら、雑貨屋まで下りてい
こうと思い、起きたままの短パン、Tシャツで外に出た。
 八月下旬の太陽は、まだ暑かった。
 「やぁ、兄ちゃん、おはよう。今日は早いね。いつもの水かい?」
 雑貨屋の店主は気さくな声掛けで、明るい笑顔を見せてくれたのだが、
 「ところで、婆ちゃん、身体どっか悪いのかい?」
 と急に、少し真顔になっていってきた。
 「え…?」
 当然のように僕が聞き返すと、
 「いやね、昨日、定期の健康診断で、隣村の病院に行ってた時に、玄関を急ぎ
足で出ていく婆ちゃん見たもんだから。こっちも仲間数人いて離れたところだっ
たんで、声が掛けられなかったんだけど、薬袋二つくらい持って急ぎ足のようだ
ったんで…兄ちゃん知らないんなら人違いかな?」
 まるで予期していなかった情報だったので、僕のほうが大いに戸惑ったのだが、
こちらから詳しく問い返すのも変な感じだったので、
 「ああ、い、いつも飲んでる薬、貰いにいったのかな?」
 とごまかし返事をして、僕はミネラルウォーター日本を抱えて、家への細い坂
道を登った。
 小柄で華奢な体型の祖母だが、これまでに病気のびの字も聞いたことがなく、
六十代という年齢をまるで感じさせないくらいに、普段の動作もキビキビしてい
て、外見も化粧とかに頼らなくても若々しく見える。
 仮に、僕にもいえないような持病を抱えているとしても、孫の僕にこそこそと
する必要は、普通はないはずだった。
 僕の母親からも、これまでに祖母の病気の話は一度も聞いたことがない。
 祖母への疑惑は高まるばかりだったが、僕に打つ手は何一つない。
 もう祖母への、直接質問するしかないと思った。
 驚きは続くものなのか、僕が家の玄関の前まで来ると、庭先の屋根から長く出
た庇の下に、身を潜めるようにして立ち竦んでいる女の人がいた。
 外見で高明寺の尼僧の人だとすぐにわかった。
 またしても予期していなかった驚きで、唖然と立ち尽くす僕の顔を見て、尼僧
は嬉しそうな顔で微笑んできた。
 「おはようございます」
 僕の顔を見て、安心したような声でそういって、尼僧は僕のすぐ前に寄ってきた。
 女性にしては長身の身を、薄い肌色袖頭巾と白の法衣の上に薄紫の羽織りで包ん
で、ほとんど素顔に近い色白の顔に、屈託のない笑みを浮かべている尼僧の全身か
ら、祖母の匂いとはまた少し違う感じの、女性的ないい匂いが僕の鼻先を強烈にく
すぐってきた。
 「あ、あの…」
 上擦った声しか出なかった僕に、
 「ごめんなさいね、驚かせちゃって。お婆ちゃんはもう畑?」
 とさりげない口調できいてきた。
 「あ、い、いえ、き、昨日から泊りで隣村に出掛けてて、ま、まだ帰って内意で
す」
 「あらそうなの?じゃ、昨日は一人でお留守番だったんだ」
 少し子供扱いされている感じだった。
 「でも、今日はお婆ちゃんじゃなく、あなたに用があってお邪魔したの」
 尼僧はそういって、片手に抱え持っていた、四角い風呂敷包みを、僕の前に徐に
差し出してきた。
 「僕に…?」
 尼僧は小さな頷きの表情を見せながら、
 「この前、あなたが高明寺の、昔の平家にまつわる歴史を調べたいとかで、お寺
に来てくれたでしょ?」
 「え、ええ…」
 見せてもらった古文書や巻物のほとんどを、まだスマホに撮り残したままなのを、
僕は少し恥じながら生返事で応えた。
 「あの後ね、本堂の奥の棚を整理してたら、亡くなった主人が、生前に独自で調
べていた書き物が出てきたの。この前お見せした古文書や巻物を、わかりやすい口
語体に描き直してるもののようだったので、あなたにどうかしらって思って持って
来たんだけど…」
 「ああ、それは助かります。でもいいんですか?」
 「どこまで正しく直せているのか、私にはよくわからないんだけど」
 「今日中にコピーして、明日お返しに上がります」
 庭先での立ち話だったが、家の中へ入ってもらって、湯茶の接待でもと少し考え
たが、そんな気配りは十六の僕にはない才覚だったので、その場でのそのままの別
れになった。
 昨日の冷蔵庫の前でのはしたなく淫靡な妄想や、何よりも尼僧が連綿と書き綴っ
た、日記の中味の事象が断片的に、僕の頭の中を駆け巡ってきて、玄関を入るなり
すぐに、買ってきたばかりのペットボトルの蓋を開け、喉に勢いよく流し込んだ。
 そういえば、さっき庭先で尼僧と話をしている時、自分のスマホが短くなったよ
うな気がしたので、画面を開くと、メールが一通届いていた。
 祖母からだった。
 少し忌々しい気分で覗き見ると、
 (夕方四時くらいに帰ります。お夕飯はお詫びも含めて、すき焼き)
 とあっさりとした文面だった。
 人の気も知らないで、と僕はまた忌々しさを募らせた。
 朝昼兼用でトースト二枚を焼いて、牛乳で流し込むようにして食べ終わった時、
玄関でまた人の声がした。
 何て日だ、と漫才師の誰かを真似て小声で呟きながら応対に出ると、この家か
ら歩いて一番近いところにある家の叔母さんだった。
 「雄ちゃん、これ」
 といって、野菜が幾つも入った紙袋を差し出してきた。
 僕もよく知っている叔母さんで、野良着姿でいるところしか見たことのない、
明るくてよく喋る人だ。
 礼をいって受け取ると、祖母と同じ年代くらいの叔母さんは遠慮も何もなし
に、玄関口に少し太り気味の身体をどっかりと座り込ませてきた。
 「雄ちゃん、もう夏休みも終わりだから帰るんでしょ?婆ちゃんもまた寂し
くなるね」
 と叔母さんは勝手に喋り出した。
 「ああ、そうそう。二ヶ月くらい前にね、私んちにあんたのお婆ちゃんの家
を尋ねてきた人がいてね」
 「はあ…」
 「東京の広告会社だかの人だといってたけど、六十代で奇麗な人がいるって
聞いてきたとかいってたけど、婆ちゃん、何かいってなかった?」
 興味津々な顔で叔母さんが聞いてきた。
 「いや、僕は何も聞いてませんけど…」
 上り口に座った叔母さんの前の、土間に立って応対していた僕の目が、一瞬、
あるところに集中した。
 立っている僕から座っている叔母さんの、はだけ気味の野良着の奥までがは
っきり見えたのだ。
 祖母とはほとんど真逆の、土色に近い肌をした叔母さんの乳房の、豊満な膨
らみが間近に見下ろせ、僕は少したじろぐように目を瞬かせた。
 乳房と乳房の深い割れ目に、大粒の汗の玉が浮き出ているのまでしっかり見
えた。
 丸い顔の中の眉も目も鼻も、全部が比例するように丸く仕上がっているような
愛嬌のある顔立ちの叔母さんだったが、汗に濡れた乳房を見て、若過ぎて見境も
分別もない僕の下半身が、微かに微妙な動きを見せた。
 見た目で色気も素っ気もない、どこにでもいる、こんな叔母さんでも、妙に女
っぽく、艶めかしく見えるアングルってあるんだな、僕は変なところで感心し、
叔母さんに丁重に帰って頂いた。
 居間の座卓の前に座りながら、午前中にあの尼僧がわざわざ届けてくれた、寺
の歴史を綴ったという文献書が入っている、風呂敷包みを恭しく開けてみた。
 かなり色褪せた古文書らしきものが二冊と、大学ノートが三冊入っていた。
 大学ノートをぺらぺらと捲って見ると、紫色の万年筆で上手な文字が、行を埋
め尽くすほど書かれていた。
 書くことが好きな人じゃないと、ここまでは書けないという感じで、正直いっ
て辟易な気分になったが、明日また寺を訪問して、あの尼僧に会えることを思っ
たら、ありがたい品物と思わなければいけなかった。
 祖母が疲れたような顔をして、家に帰ってきたのは夕方の四時過ぎだった。
 居間の座卓の前の座椅子に、僕はどっかりと背をもたげ、尤もらしく、尼僧に
借りた大学ノートに目を向けている時だった。
 「ただいま…」
 玄関の上り口で力のない声でそういって、僕のいる居間よりも先に、自分の寝
室に入っていった。
 白のブラウスから、明るいピンクのポロシャツに着替えて、祖母が少し重たげ
な足取りで居間に入ってきて、
 「雄ちゃん、ごめんなさいね」
 改まったように畳に手をついて謝ってきたので、僕も慌てて座椅子の背もたれ
上体を起こし、
 「な、何だよ、婆ちゃん、急にそんな」
 と詰まったような声を返した。
 「長い間、あなたをほったらかしにしてたから…」
 「長い間って、たったの一日だけじゃん。大袈裟な」
 「でも、あなた、もう帰ってしまうでしょ?」
 顔を上げて僕を見る祖母の小さな顔には、疲労の色がありありだった。
 化粧も薄くなっていて、口紅に色はほとんどない。
 「疲れた顔してるよ、婆ちゃん」
 正直に僕はいった。
 「ううん、大丈夫よ。もう間もなく雄ちゃんの顔見れなくなるから、今夜はご馳
走するね」
 「ああ、わかった。ほんとは腹ペコなんだ」
 「あなたの顔見たら、何だか元気が出てきたわ」
 「栄養剤かよ、僕は」
 「あら、そうかもね。…もう一心同体だものね」
 唐突に意味深なことをいって、祖母はそのまま台所に立っていった。
 すき焼きの肉は、自分の家でも食べたことのないような柔らかさだった。
 「こんな柔らかい上等の肉、この村で売ってんの?」
 「駅前の雑貨屋の大将ににね、前から頼んであったの。孫が来てるので上等の肉
を仕入れておいてって。そしたら一昨日やっと。間に合ってよかったわ。たくさん
食べてね」
 嬉しそうに話す祖母を見て、昨日の隣村の駅前での衝撃の出来事は、あれはもし
かして自分の妄想の中の出来事ではなかったのか?と、僕は一瞬思った。
 そうであってほしいという僕の願望もあった。
 十六歳のまだ食べ盛りの少年は、胸の中が苦しく切なくても、好物の肉の虜にな
ってしまい、暫く動けないほどの満腹感に浸り込んでしまっていた。
 座椅子に重くなった身体を沈ませていた僕に、
 「お風呂湧いたわよ」
 と祖母が台所から声をかけてきた。
 カラスの行水の僕だったが、浴槽にはいつもより長い時間入っていた。
 若い少年の思案六法が続いたのだ。
 祖母にあの駅前で、僕が目撃した事象をどうやって切り出すか?
 ブルータス、それが問題だ、などと冗談をいっている場合ではないのだ。
 結局、長く入った浴槽では名案が浮かばず、サジを投げて僕は風呂から出た。
 バスタオルで頭を拭きながら、居間の座椅子に座り込んだ僕は、続いて今夜のこと
を考えた。
 頭のどこかに、祖母は今夜も僕を室に呼んでくれる、という微かな甘えた考えがあ
った。
 だが今夜の祖母は相当に疲れているようだ。
 ゆっくりと寝かせてあげたい、と孫の僕は思った。
 明日が多分、最後の夜になるけど、明日でもいいか、とまた優しい僕が思っていた
ら、
 「雄ちゃん…」
 と僕の背中から呼ぶ声がした。
 振り返ると浴衣姿の祖母が、僕の真後ろに立っていた。
 小さなタオルで髪の毛を、両手で揉むように拭きながら、
 「今夜も一緒に寝る…?」
 とさりげない声でいってきた。
 「…でも、婆ちゃん、疲れてるんじゃ…」
 胸の中の興奮を抑えて、僕も静かな口調で返した。
 「いいのよ、気を使わなくて」
 「…………」
 「雄ちゃんと寝たいの」
 僕の胸の中の興奮はさらに増幅していた。
 「…あなたも昨日は電車で、とんぼ返りしたりして、大変だったでしょ?」
 口をポカンと開けたまま、僕は氷人間みたいにその場で固まってしまっていた…。



                           続く
 
 
 

 
 

 
 


※元投稿はこちら >>
23/02/24 17:36 (kSbwIb8Z)
  • 新着投稿
  • 動画投稿
  • 体験談
  • 官能小説
  • 人気投稿
  • >> 更に表示する
    明日11/27川越ホテル夕方 調教 複数... 23:30
    水典宮のITで働く53さんOL-関東/生... 23:30
    妊活したいのに旦那のやる気が無い奥さんと... 23:27
    明日11/27川越ホテル 調教 複数 寝... 23:27
    ドキドキしたいから-露出画像掲示板 - ... 23:25
    AM0時前後から野外貸し出し-東海/生見... 23:23
    (無題)-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 23:19
    貧乳-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 23:15
    明日の昼間-関西・近畿/生見せカップル 23:10
    歳の差夫婦-関西・近畿/生見せカップル 23:09
    🎥動画お初投稿-寝取られ動画 22:59
    寝取らせ性感マッサージ-関東/生見せカップル 22:57
    青森市です-東北/生見せカップル 22:55
    少しの間だけアップ…-露出動画掲示板 -... 22:55
    あすか-人妻との体験 22:53
    NTR 30歳巨乳人妻 I.S 騎乗位-... 22:52
    急ですが今からフッ軽男性 林間-寝取られ... 22:49
    1月 位地野見屋辺りで-寝取られ掲示板/東海 22:47
    怖いもの見たさの人だけ見てください(再)... 22:46
    11/28混浴デート-九州・沖縄/生見せ... 22:45
    歳の差夫婦-九州・沖縄/生見せカップル 22:43
    明日の朝から-北海道/生見せカップル 22:38
    30日土曜日 天満、桜ノ宮近辺で単独さん... 22:38
    誰かに-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 22:31
    配達員に-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 22:28
    29歳妻-寝取られ掲示板/関西・近畿 22:28
    通学路-欲求願望告白 22:26
    (無題)-露出画像掲示板 - 画像見せたい女 22:25
    終電で、鎌田か河崎向かいますが-関東/生... 22:25
    29日(金)-寝取られ掲示板/関西・近畿 22:25
    【プロフ動画】彼女の前に立つ男性の動きが怪しい。 私はバレないように撮影を開始する。 ... ID:redeyen
    【タイムライン】🌹皆さん今日も1日お疲れ様でした。どんな1日でしたか。あんま 投稿者:Mrs.J
    近親相姦
    露出
    人妻・寝取られ
    SM調教
    同性愛
    オナニー
    エッチな話
    フェチ
    レイプ
    スクール
    マッサージ
    ナンパ
    風俗
    官能小説
    エロ体験談
    動画
    画像
    音声
    エロ活
    SNS
    総合ナビ
    北海道
    東北
    関東
    北陸・甲信越
    東海
    近畿
    中国
    四国
    九州・沖縄

    ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられてます。 ナンネットからのお願い

    ナンネット総合ナビ
    IDサービス
    SNSコミュニティ
    掲示板総合トップ
    多人数チャット
    広告を消すには
    初めての方へ
    サポート・お問い合わせ
    メルマガ
    公式Xアカウント
    ©ナンネット All rights reserved.