ナンネット 掲示板TOP    総合ナビ   検索 

SM・調教 官能小説

ようこそゲストさん。
ナンネットIDにログインしていません。
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
レス投稿の削除
ID: PASS:
IDを保存 
ナンネットIDは完全無料のサービスです。ナンネットIDを取得するとナンネットの様々なサービスをご利用いただけます。
新規登録はこちら
ID・パスワードの再発行はこちら
投稿の削除 パスワード:
この投稿の削除を依頼する。
194
投稿者:雄一
「なぁ、今度の土曜日、奥多摩へ行ってみないか?」
 国語教師の俶子が、風邪を引いて休んでいると、校内の誰かがいっているのを聞いて、
帰宅部のキャプテン候補の僕は、誰より早く校門を出て、彼女の住むマンションに向か
った。
 薄いピンクのパジャマの上に青のガウンを着込んだ俶子が、ひどく驚いたような顔を
して、そしてすぐに泣きそうな顔になって、僕を迎えてくれた。
 風邪を引いてなかったら、そのまま僕に抱きついてきそうな顔だったが、さすがに教
師らしく、すぐにダイニングの棚から、新しいマスクを持ってきて、うつすといけない
からといって僕に渡してきた。
 何もかまわなくていいからといって、俶子をベッドに戻して、他愛のない会話が続い
て、それが少し途絶えた時に、僕が彼女に向けていった言葉が、奥多摩行きの話だった。
 「でも、風邪じゃなぁ」
 大した意図もなく、励ましのつもりでいった言葉だったので、即座に僕は打ち消そう
としたのだが遅かった。
 化粧も何もしていない俶子の顔が、もう喜色満面になっていたのだ。
 「行く行く。嬉しい!」
 そういって僕の手に、自分の手を伸ばしてきて、
 「前言撤回はなしだからね!」
 と病人顔とは思えない元気さで、僕の発言を封じてきた。
 そんなことを僕がいい出したのには、伏線があった。
 この数日の間に、尼僧の綾子から、少し辟易するくらいに、メールが何通か僕のスマ
ホに届いていたのだ。
 例によっての長文ばかりだったので、既読にはしたものの、最後まで読みきったのは
一通もなかった。
 それで頭に漠然と思い浮かべたのは、国語教師の俶子をダミーに使っての対面だった。
 綾子も元国語教師だから、何となく接点は見出せるのではないかという、きわめて短
絡的な発想を、僕は持っていたのだ。
 僕の邪悪な本心は、尼僧の綾子と現役の国語教師の俶子を交えての、妖しい享楽と愉
悦の中に浸ってみたいという、極めて自分本位的で、勝手至極な、加えて不埒不遜な企
みにあったのだ。
 同学年の紀子の叔母を、ある意味強気な手段で屈服させて、まだ幾日も経っていない
というのに、また別の熟女たちとの享楽を企てている自分に、自分自身が呆れ返ってい
るのが、正直な僕の気持ちだった。
 そんなこんなで、つい、病身の俶子の顔を見て出てしまった失言だったのだが、ここ
で断固拒否をすると彼女との関係もやばくなる気がして、僕は言い出しっぺの責任を取
るかたちになった。
 しかしそれを実行するとなると、大きな問題がまだ一つある。
 祖母の扱いだ。
 奥多摩まで出かけて、祖母と会わずに帰るのは到底不可能な話だった。
 国語教師同士を引き合わせて、俶子を綾子の家に泊まらせ、僕が祖母の家に行くとい
うのは、自分の淫猥な目的から大きく逸脱するので没にした。
 苦肉の策を僕は思いついた。
 夜ではなく、昼間の出来事にすればいいのだと思った。
 朝早くにこちらを出て、奥多摩に午前中に着き、その足で直接、寺の尼僧を訪ね数時
間を過ごす。
 帰りの列車に乗る一時間ほど前に、僕が祖母の家を不意打ち訪問をして、またゆっく
り来るからと宥めて列車に乗る。
 祖母を宥める手段で、僕の機転はまた悪賢く働いた。
 夏休みの宿題レポートで、僕は高明寺から借り受けた平家落人の資料を基にして書い
たレポートが、優秀作品として九月の校内新聞に載った。
 その校内新聞を祖母に見せて、それの追加研究の一環として、学校の国語教師同伴で
寺を訪ねていたといえば、体裁は繕える。
 また尼僧の綾子と俶子を繋ぐ接点材料ともなるので、我ながら一石二鳥の謀略になる
と、僕は内心でほくそ笑んだ。
 第三セクター線の乗り継ぎ駅で、八時過ぎの列車に僕は俶子と二人で乗り込んだ。
 数日前には風邪で沈み込んでいた俶子の顔は、真反対にうきうきとしていて、手作り
で僕の朝飯の弁当まで作ってきてくれていた。
 俶子は白のコットンパンツに、薄いグレーのセーターと濃紺のハーフコートという地
味ないで立ちだったが、顔の化粧はいつになく濃いめの感じだった。
 列車の座席に並んで座り、今から訪ねる奥多摩のことについて、一頻り喋り終えると、
俶子は少し悪戯っぽい目をして、
 「ね、あなた、私と尼僧さんと会わせて、何か企んでない?」
 と明るい声で尋ねてきた。
 女の勘の鋭さには、いつもながら辟易とした思いにさせられている僕は、
 「何にも考えてなんかいないよ」
 と負けずに切り返した。
 「あなたと一緒の旅行だから、何があってもいいの」
 窓外に流れる景色に目を向けながら、俶子は何も不安のないような表情を見せている
のに、僕の心は微かに痛んだ。
 雑貨屋のある駅に降りたのは、僕と俶子の二人だけだった。
 雑貨屋の叔父さんに見つからないよう、早足で僕は俶子の手を引くようにして離れた。
 尼僧の綾子には、昨夜、夏休みに資料を借りたりして世話になった、平家落人のレポ
ートが校内新聞に載り、追加研究をすることになり、担当の国語教師も同行するのでよ
ろしくと、到着時間と併せてメールしてあった。
 (わかりました。嬉しい気持ちと少し複雑な気持ちが混濁)
 というのが綾子からの返信だった。
 坂道から階段を上がると正面が本堂で、左側に庫裏がありその横が綾子の住む住家に
なっている。
 僕と俶子が階段を昇り終え、一息ついた時、綾子の住家の玄関の戸が開き、いつもの
法衣姿で彼女が外に出てきた。
 僕と目が合い、小さく会釈してきた。
 僕は俶子に目で合図して、綾子のほうに近づき、如何にも他人行儀風に、
 「おはようございます。今日は急なお願いをして申し訳ありません。あの、こちら、
僕の高校の国語教師の沢村先生です」
 と堅苦しく挨拶をすると、綾子も心得たように、
 「いえいえ、どういうことか詳しいことは存じ上げませんが、この寺のことが少しで
も皆様のお目に留まれば何よりのことですわ」
 と儀礼的に、口元に薄笑みを浮かべて返してきた。
 俶子はというと、意外なことに、口に手を当て驚きの表情で、綾子の顔を凝視してい
た。
 見知った顔に会ったという顔つきだった。
 「あ、あの…さ、坂井先生じゃございません?」
 喉を引き攣らせたような声で、俶子は僕のことなどまるで無視して、綾子に向けて声
をかけていた。
 「えっ…あ、はい、旧姓は坂井ですけど…?」
 「北岡中学校の…私、先生に国語を教えてもらった沢村俶子です。先生の担任クラス
ではないですけど…当時の校長先生が名古屋という珍しい名前の」
 「あっ、ああそういえば、いつも図書室で樋口一葉なんかを熱心に読んでた、あの沢
村さん?」
 僕一人だけが蚊帳の外のように、唖然と突っ立っていた。
 綾子と俶子の二人が、中学時代の恩師と教え子の関係だったということは、僕には全
くの想定外だったので、内心で僕は大いに困惑し戸惑った。
 この場合のプランBは、僕は全く考えていなかった。
 かくなるうえは、後はもう流れに任すしかないと、僕は腹を決めて、二人の約二十年
ぶりの感動の再会の傍観者になるしかなかった。
 綾子も俶子も、恩師と教え子という立ち位置になってしまって、すぐ近くにいる僕の
ことなど眼中になくなっているのだろうと思いながら、二人が手を取り合って綾子の住
家の玄関を入っていく後を、金魚の糞みたいに付いて行った。
 見覚えのしっかりある、居間の座卓に俶子と並んで座り、法衣姿の綾子を前に、僕は
改めて今日の来訪の空疎な趣旨を述べたのだが、頭も心の中も上の空一杯だった。
 今日の僕の本当の目論見が、儚く消滅していきそうな空気の中で、僕は顔で笑いなが
ら、心で落胆を大きくしていたのだが、横にいる俶子の口から、これまた想像外の強烈
な一言が飛び出し、六畳間の居間の空気が見る間に激変したのだった。
 「先生、二十年ぶりにお会いした恩師の先生に、こんなお話するのは、大変恥ずかし
く申し訳なく思っているのですが…私、この上野、いえ、雄一君とは…き、教師と教え
子の関係を超えた間柄になっています」
 俶子は濃い化粧顔の眼鏡の奥の目に、これまで僕も見たことのない真剣な光を満ちさ
せているのが、ぽつねんとした表情で横にいた僕にもはっきりと見えた。
 「あ、あらまぁ、そ、そうなの」
 二人の前に静かな眼差しで座っていた綾子は、古い教え子の俶子に、いきなり機先を
制されて、口元に手を当て、薄い眉の下の目に微妙な笑みを浮かべていた。
 二人の熟女の、僕の目になど見えることのない女の戦いは、今のこの場での俶子の予
期せぬ発言の、もっと前から続いていたのかも知れない、と事の当事者であり十六歳の
僕ながらに何となくだが、わからないでもないような気がしていた。
 座卓を挟んで二人の女が、恩師と教え子という垣根を越えて、目と目で激しく火花を
散らせている、というのが今の構図のようだった。
 本能的に、僕は無言を通すことにしていた。
 どちらの側に立っても、その時点で敵を一人作ることになるのだし、第一自分自身が
どちらの側に立つことを、僕の思考は求めてはいなかったのだ。
 女二人の火の出るような睨み合いが、どういうかたちで終結するのか。
 おそらく明快な解答は出ないだろうと、少年ながら僕は読んでいた。
 二人は根本的に女同士だ。
 女を一つの左廻りの歯車として、そこに同じ左廻りの歯車を槌み合わせたら、絶対に
同じ方向には廻らない。
 あまりに単純過ぎる僕の理論は、三十分後に一つの答えを出していた。
 居間の間仕切りの襖戸を開けると、八畳の仏間になっている。
 室の中央に布団が敷かれていた。
 そこに布団の用意をしたのは、この家の家主の綾子だ。
 布団には綾子と僕と俶子の三人が、川の字になって身を横たえていた。
 綾子は袖頭巾だけ残した長襦袢姿で、僕はブリーフ一枚だけで、俶子はブラジャーと
ショーツ姿になっていた。
 僕がどういう意見で、熟女二人を得心させたのかというと、言葉は何一つ発してはい
ない。
 左廻りの女の歯車に、右廻りの男の僕の歯車が介在したのだ。
 意見は何もいわずに、僕はただ自分の身体を動かせただけだった。
 最初に僕の真横にいた俶子を、言葉もなく抱き寄せ、尼僧の綾子の眼前で唇を奪い塞
いだ。
 僕のいきなりの行動に驚きも露わに、大きく目を見開いた俶子だったが、抗いの仕草
は何一つなかった。
 重なった口の中で、俶子の舌は僕の舌にすぐに絡んできた。
 戸惑うように僕の胸に置いていた俶子の手が、僕の首にゆっくりと巻き付いてきた。
 突然の僕の予期せぬ急襲に、全身を強張らせていた俶子の身体から、力が抜けていくのを
察知した僕は、そこで彼女から離れ、座卓を廻って綾子の法衣の肩を抱きしめ、同じように
彼女の唇を奪いにいった。
 綾子も同じように、若い僕の俊敏な動きに驚き、狼狽えの表情を見せたが、口の中の歯は
苦もなく開き、恐る恐るだったが、自らの舌を僕の舌に差し出してきた。
 現役の教師という、多少の優越感を持つ俶子には、綾子より先に抱きつくことで小さな満
足感を与え、尼僧の綾子は得度・剃髪を終えて、長年の仏門生活で培われた我慢・忍耐を発
揮してもらうという、きわめて短絡的な十六の少年の発想から出た行動だった。
 そして最後の決め台詞は、二人同様にある母性本能への訴えで、
 「二人を一緒に愛したい!」
 という結末だった。
 自分本位といわれても仕方のない、勝手な行動だったが、これも頭の中で考えていたこと
ではなくて、僕の男の本能が本能のまま動いただけということだった。
 まだ昼前の明るい刻限だというのに、八畳の仏間にはただならぬというか、異様な熱気の
ようなものが充満していた。
 俶子のブラジャーのホックを外してやると、丸く柔らかそうな乳房が弾け出るように、僕
の胸の辺りにぽろりと零れ出た。
 膨らみを掴んでやると、俶子がふふんと小さく鼻を鳴らした。
 僕のもう一方の手は、栄子の長襦袢の襟の中深くに潜り込んでいて、膨らみに置いた手の
指二本が、彼女の丸い乳首を柔らかく摘まみ取っていた。
 綾子のほうは年上の女性らしく、まだ声を噛み殺しているようだった。
 自分が望んだこととはいえ、二人の熟れきった女性を相手に、僕の体力がどこまで持つの
かわからなかったが、船はすでにもやい綱を外し港を出ている。
 欲望の赴くままにだ、と割り切った僕は、身体の向きを俶子のほうに向けた。
 裏しそうな顔をして俶子は、自分から身体を僕に押し付けるようにして、抱きついてきた。
 唇を長く塞いだ後、膨らみの豊かな乳房に顔を埋め、舌と歯を乱暴に駆使して愛撫しまく
ってやると、
 「あっ…ああ、す、素敵!」
 と周囲にかまうことなく、喜悦の声を張り上げ身悶えた。
 俶子のショーツに手を伸ばすと、僕の手にもわかるほどの湿りが、薄い生地の下から滲み
出ていた。
 男一人に女二人という異様な状況に、俶子は酔っているのだと僕は思った。
 「ああっ…ゆ、雄一さん!」
 俶子は自分の乳房に自分の手を当て、自分で揉みしだいていた。
 鼻息なのか鼻声なのかわからない短い声を、俶子は絶え間なく出し続けていた。
 これは僕への反応は勿論だが、隣にいる恩師である綾子への、一人の女としての挑戦の声
なのかも知れなかった。
 俶子のショーツを脱がす時、僕は布団の端で悲しげな目で、こちらを見ていた綾子に、
 「着ているもの全部脱いでおけ」
 と命令口調でいってやった。
 僕が声をかけてやっただけで、綾子の目に嬉しそうな表情が浮かび出ていた。
 僕は身体を起こし、俶子の足と足の間に腰を埋めた。
 勿論、僕の下半身は、いつからか知らぬ間に、痛いくらいに屹立し、皮膚が裂けそうなく
らいに怒張しきっていた。
 「ああっ…ゆ、雄一さんっ…す、すごいっ」
 何の前触れもなしに、僕が俶子の下腹部を刺しつらぬいてやると、俶子はまた目を大きく
見開き、怖いものでも見るような表情で、僕を見つめてきた。
 「き、今日の雄一さん…ほ、ほんとにすごいわ!」
 この時、僕は俶子の顔から眼鏡がなくなっていることに気づいた。
 腰の動きを続けながら、俶子の眼鏡なしの顔を見ていると、瞳の黒さが際立って、これま
で知らなかった可愛い一面を知ったような気がした。
 綾子の顔が目の端に見えた。
 身体を横向きにして、僕に向き出た乳房を見せてきていた。
 前に進んで出ることのないような、控えめな性格の綾子にしては、それが精一杯の僕への
誇示かと思うと少し意地らしく思った。
 もっとこちらへ来いと手招きしてやると、口元に薄笑みを浮かべながら、蓑虫のような動
きでにじり寄ってきた。
 俶子へのつらぬきは続けたまま、綾子のお椀のように丸い乳房の片方を、僕は思いきり強
くわし掴んでやった。
 女二人の声が、同時に僕の耳に飛び込んできていた。
 俶子の目線が動いたのが見えた。
 横に近づいている綾子に一瞥を繰れ、すぐに僕の目に視線を向けてきた。
 子供の悪戯を嗜める母親の目のような、存外な眼差しだったので、僕も可愛く薄笑みを返
してやった。
 綾子もだったが、俶子のほうも、居間で火花の散るような睨み合いをした強い嫉妬の視線
は、教育者の女性の分別なのか、いつか知らぬ間に、消滅してしまっているような気配にな
っていた。
 これで少しばかり図に乗った僕は、俶子を責め立てている腰に、さらに力と気持ちを込め、
我武者羅につらぬき続けた。
 四つん這いの体位も含めて、十六の僕が知っている限りの責め技を駆使して、ひたすらに
躍動した。
 「ああっ…も、もう…お、お願い…私もう」
 俶子の苦しく切なげなその声を聞いた時、僕のほうにも限界の門が見え出していた。
 「い、一緒だ。一緒に逝くっ」
 「ああっ…い、逝くわ!…あ、あなた、大好き!」
 最後の僕の咆哮は、獣のような呻き声だけだった。
 僕も俶子も、ぐったりとした身体を、上下に重ね合わしたまま、暫くは動けなかった。
 この後、率先して動いたのはやはり綾子で、一度脱いだ長襦袢を着込んでダイニング
に行き、二人のために冷えたミネラルウォーターを持ってきたり、僕と俶子にタオルを
用意してくれたりと、甲斐甲斐しく動き廻った.
 綾子と俶子は、何がきっかけだったのかわからなかったが、元の恩師と教え子の仲に
戻っていて、布団にだらしなく横たわったままでいる、僕の身体を挟んで、仲良さげに
何かを話し合っていた。
 それから一時間も経たない間に、熟女浮体の裸身を前にした僕の分身は、何の見識も
なく復活の狼煙を上げ、近くにいた綾子の手首を掴み取りにいっていた。
 血気盛んな若者にとっては、飽きるということのない享楽の行為に、相手を変えて僕
はまたはしたなくも挑んでいった。
 相手変わればではないが、同じ行為が同じと思えないのが、僕の若さなのかも知れな
かった。
 そして今度は綾子を責める僕に、俶子の応援も加わり、三者三葉の快楽を貪り合った
のだ。
 僕が綾子の下半身を責めている時、俶子が綾子の唇を唇で塞いでいたり、その逆もあ
ったりで、興奮の度合いは何も変わらず、昂まったままだった。
 僕がこれまで内緒で観てきた、アダルトビデオにも負けるとも劣らない情欲場面が飽
くことなく続き、また夥しい白濁の飛沫を、僕は綾子の胎内深くに飛散させたのだった。
 「もう一時だわ。…お昼も食べないで、私たち」
 俶子が苦笑いの表情を浮かべて、僕と綾子に向かっていった。
 それをしおに、綾子が身なりを整え台所に向かい、短い時間で手際よく温かいうどんを
作ってくれ、三人で美味しく食べた。
 綾子と俶子の二人は、僕の想像していた以上に親密になったようで、俶子が、
 「次は私一人でも来ます」
 と僕の顔を悪戯っぽく見てきながらいったりしてた。
 綾子の見送りを受けて、僕と俶子は高明寺を辞去した。
 今から祖母を訪ねる僕の気持ちは、少し複雑になっていた。
 寺を俶子と訊ねてからの、思いも寄らない展開が合ったものの、三者三葉に気持ちのい
い気分になったのだが、僕は何か祖母一人を取り残したような気分に捉われてしまってい
たのだ。
 一人で寂しく家にいる、祖母の小さな顔が、俶子と歩く道々で浮かんでは消え、消えて
は浮かんできたりしてた。
 「このまま真っすぐ駅に行こう」
 僕は後ろを歩いている俶子に、思わず強い口調でいった。
 「あら、どうして?お婆ちゃん、待ってるんじゃないの?」
 「いや、今日ここへ来るのはいってないんだ。ふいを突いて驚かせてやろうと思ってた
んだけど、年寄りだから心臓に悪い。また改めて出直すよ。行ってもゆっくりできないか
ら。帰ろ、帰ろ」
 そういって僕は、訝しげな顔をしている俶子に背を向け、駅に方向転換をして歩いた。
 勘の鋭い祖母のことだ。
 このまま俶子を連れて行って、本当に彼女が国語教師とわかったとしても、祖母は僕の
素振りを見て、きっと二人の隠れた関係を看破してくる。
 それでまた祖母を心配させ、悲しませるのが、殊勝ながら僕はつらいと思った。
 祖母へのこの埋め合わせは、きっと近いうちにしようと、僕は心に強く決めて、俶子と
二人で帰路の列車に乗った…。



                              続く
 

 
  
  

※元投稿はこちら >>
23/04/06 15:38 (OOT6IaV2)
  • 新着投稿
  • 動画投稿
  • 体験談
  • 官能小説
  • 人気投稿
  • >> 更に表示する
    通話で攻めて頂けませんか?-関東/生見せ... 15:29
    12/8 (日)宮木混浴-東北/生見せカ... 15:23
    混浴 明日27日-東海/生見せカップル 15:22
    これから-下着を置く女/関東 15:16
    公衆男子トイレで…-東北/生見せ女 15:14
    明日19時過ぎ 心熟 輪姦-関東/生見せ... 15:09
    11/29㈮19時尾張-東海/生見せカップル 15:08
    おしっこ新形五千-下着を置く女/北陸・甲信越 14:53
    おちんちんいじり、初オナニー、性の目覚め... 14:50
    貸し出しします-露出画像掲示板 - 画像... 14:48
    マッチングアプリの罠に嵌った熟女-SM・... 14:44
    明日河部市内のホテル-寝取られ掲示板/関... 14:41
    標語 南西部-関西・近畿/生見せカップル 14:34
    オイルマッサージ-寝取られ掲示板/四国 14:28
    エッチなおばさん-露出画像掲示板 - 画... 14:23
    明日27.28日吹犯注王句!複数-寝取ら... 14:22
    今日-関西・近畿/生見せカップル 14:09
    鶯-関東/生見せカップル 14:05
    本日夜、札市内にて-北海道/生見せカップル 14:05
    ゴルフなうです-やっぱり熟女 - 熟女体験談 14:01
    水曜日 八野へ-東北/生見せカップル 13:50
    処理道具になりたい-犯され願望 13:48
    この違いは何ですか?-女性への質問 13:47
    単独男性です!-寝取られ掲示板/関西・近畿 13:42
    米子辺りで、相互鑑賞からでも!-中国/生... 13:42
    神奈川、東京でレズプレイ 複数-関東/生... 13:40
    久しぶりにエロ遊びした話。笑-北陸・甲信... 13:31
    1日に志津岡市で複数プレイを予定してます... 13:27
    七菜ちゃんと翌朝までエッチな宴会-関西・... 13:24
    タートルネックののーぶらってえっちだよね... 13:22
    【プロフ動画】#巨乳 #フェラ #ハメ撮り#コスプレ セフレD 高身長巨乳独身セフレ。... ID:159m951
    【タイムライン】お遊び 投稿者:元クラ
    近親相姦
    露出
    人妻・寝取られ
    SM調教
    同性愛
    オナニー
    エッチな話
    フェチ
    レイプ
    スクール
    マッサージ
    ナンパ
    風俗
    官能小説
    エロ体験談
    動画
    画像
    音声
    エロ活
    SNS
    総合ナビ
    北海道
    東北
    関東
    北陸・甲信越
    東海
    近畿
    中国
    四国
    九州・沖縄

    ご支援ありがとうございます。ナンネットはプレミアム会員様のご支援に支えられてます。 ナンネットからのお願い

    ナンネット総合ナビ
    IDサービス
    SNSコミュニティ
    掲示板総合トップ
    多人数チャット
    広告を消すには
    初めての方へ
    サポート・お問い合わせ
    メルマガ
    公式Xアカウント
    ©ナンネット All rights reserved.