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SM・調教 官能小説

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投稿者:雄一
「雄ちゃん!」 
 三限目の授業が終わり、教室から廊下に出た時だった。
 背後からいきなり名前を呼ばれて振り返ると、案の定、隣のクラスの紀子だった。
 紀子は振り向いた僕のすぐ真後ろにいた。
 手を前に出したら届く距離だ。
 僕を名前で呼びつけた、紀子の声に驚いたのは僕だけではない。
 廊下に出ていた何人かの生徒の驚きの目が、僕のほうに集中していた。
 そんなことはおかまいなしに、紀子は女子にしては長身で細身の身体を、さらに僕に近づ
けてきて、
 「お昼休み、あなたお弁当だっけ?」
 と周囲も憚らず、さも親しげな声でいってきた。
 男子生徒の何人かの好奇な視線が、僕の目の端に入ったので、
 「購買のパンだよ」
 とぶっきらぼうにいって、その場を立ち去ろうとすると、
 「よかった。じゃ、私のお弁当食べて」
 と手に持っていた青色の小さなバッグを、僕の顔の前に差し出してきた。
 「何だよ、急に?」
 そういった後で、いらねえよとあっさりいえばよかったと、僕は思ったが遅かった。
 「私今からね、区立公園に行かなくちゃいけないの。今度出る高校総体の説明会が、今日の
お昼にあるってことすっかり忘れてて。それがお昼のお弁当付きなのよ。それであなたを思い
出したってわけ。ユーアンダースタン?」
 「バカ、俺は物貰いなんかじゃないよ」
 ほんとに馬鹿らしかったので、紀子に背を向け立ち去ろうとすると、廊下の向こうから、次
は国語教師の沢村俶子のお出ましだった。
 俶子は僕を見て微かに目を動揺させたが、すぐに後ろの紀子に目を移し、
 「あら、村山さん、どうしたの?」
 といって僕を通り越していった。
 紀子が拗ねて甘えたような声で、国語教師にくどくどと事情を説明しているのを、僕は迂闊
なことにその場で立ち止まって聞き入ってしまっていたのだった。
 紀子の話を聞き終わった国語教師は、僕のほうへ振り返り、
 「せっかくの好意を何故無にするのかしら?」
 と眼鏡の縁に手をやりながら、国語教師はのたまわってきた。
 近くで廊下に出ていた生徒の、大半の目がこっちを見ていたので、
 「はい、わかりました。いただきます」
 とまたぶっきらぼうにいって、紀子の手から青いバッグを取り上げるように掴み、そのまま廊
下の奥に走り去った。
 僕の昼飯は購買のパンになり、紀子の弁当の中身は、廊下の端のダストシュート行きになった。
 紀子は学校内で自分がどんな位置にいるのか、まるで分っていないようだった。
 細身で女子にしては長身で、健康的な薄い小麦色の肌をしていて、目鼻立ちがくっきりとして
いる美人顔の紀子だったが、自身はそのことにまるで気づいていないというか、意識もしていな
いようだった。
 陸上部に所属していて、春の陸上競技会か何かで、短距離の百メートルの学校記録を大幅に更
新したとかで一躍の有名人になり、容姿のよさも後押しして、学校の男子生徒の間での秘密裏の
美人アンケート調査で、いきなり二位に選ばれたりしているのも、当の本人はまるで知らないで
いるのだ。
 そんな彼女と、僕みたいな何の特技もなく、帰宅部一筋の人間が高校入学早々に、どうして交
際することになったのは、ふとした出来事がきっかけだった。
 五月の大型連休のある日、本屋へ行くのに乗ったバスの中で、運動着姿の女子高生が酒に酔っ
た中年男性に、しつこく絡まれている場面に、たまたま僕は遭遇してしまったのだ。
 昼間のことでバスの乗客は数人ほどで、男は僕の他に老人が一人で、その他は女性だけだった。
 酔っぱらいの男性はカーキ色の作業服姿で、僕より背が少し低かったが、体格はがっしりとし
ていて力もありそうに見えた。
 男は相当に酩酊しているようで、ふらついた足取りで女子高生の傍から、なかなか離れようと
せず、女子高生も怯え困り果てた顔で、周囲に目をやっていたのだが、ついには肩に手をかけた
り、身体に手をのばしてきたりしてたので、無意識のうちに僕は、酔っぱらいの男の前に立ち、
止めるように声を出していった。
 男は若造の僕の顔を見て、怒りを露わにしていきなり殴りかかってきたが、酒の酔いで足が動
かず、拳は空を切り、床に自分から倒れ込んでしまった。
 それからすぐに、バスはどこかの停留所に止まったのをしおに、僕は横で真っ青な顔をして立ち
竦んでいた、女子高生の手首を掴み、その場所から降ろし、
 「大丈夫?」
 とだけの一言を残して、その場を離れていった。
 その後、何日かして学校の靴脱ぎ場のところで、僕はいきなり一人の女子生徒に声をかけられた。
 足を止め振り向くと、あのバスで酔っぱらいに絡まれていた女子高生風の女の子だった。
 「あっ」
 と二人は揃って声を挙げ、驚きの表情になった。
 同じ高校の生徒同士だったことで、改めて自己紹介をし合って、それから何とはない空気のまま
交際らしきものが始まったのだった。
 そして半年ほど経ったある時、僕は紀子が三年生の男子生徒、当時の生徒会長と親しげに肩を並
べて歩いているところ見てしまった。
 それは一回だけでなく二、三回ほどあり、一つは学校の図書室の出入り口で、室を出る僕と二人
が連れ立って入ってくるのと、真正面での対峙だった。
 紀子もさすがにその時は、バツの悪そうな顔をして、僕から視線を避けたが、それから間もなく
二人の関係がおかしくなり、大人の恋のようなはっきりとした別れの言葉もなく、自然消滅のよう
な形でピリオドを打っていたのだ。 
 二年の二学期になり、何がきっかけだったのか実のところ、僕にもよくわかっていないのだが、
紀子との対峙の機会が急に増え、彼女の思いも寄らない、一方的な奥多摩訪問になってしまってい
るのだ。
 学校内での弁当事件があった翌日、国語教師の俶子からメールが入った。
 彼女からのメール自体は、これまでも二日に一回程度の割合できていて、会いたいとか、抱いて
欲しいとかいうのと、自身のくだらないぼやきだったりで、そのどれもを僕は無視して、返信はほ
とんどしていなかったのだが、今回のは、
 (私に再婚の話が出た。相手は中堅商社の二十七歳の営業係長。私より八つも年下。私より十九
も年下の雄一さん、相談に乗って)
 という、少しばかり気を引かれるような文面だったので、今夜、八時に行く、と簡潔に返信して
やった。
 父が遠方への五日ほどの出張中とかで、母親との二人きりのあまり会話のない夕食を済ませた後、
今日の宿題のことで、今から友達のところへ行ってくるというと、ダイニングに立っていた母親か
ら、そう、と短い声が帰ってきた。
 元々が放任主義のような家庭で、親も子もお互いにあまり干渉し合わない家族だったが、何故か
母親の台所からの、気のない返答の声の暗さが気になって、
 「何かあった?」
 と僕は問い返していた。
 奥多摩の祖母よりは背は高いが、顔の作りや肌の白さは、実の親子だけあってそっくりな面差し
をしている。
 そういえばこの二、三日の、そうだ、父親が仕事の出張でいなくなってから、たまに見る母親の
顔が妙に沈み込んでいるようだった。
 夫婦の間に何か亀裂でも?と冗談っぽく思ったが、あっさりとその思いを放り投げ、僕は家の玄
関を出た。
 八時きっかりに、俶子のマンションのチャイムボタンを押すと、真っ赤なVネックのセーターと黒
のタイトスカートという、まるでフラメンコダンサーみたいな派手な出で立ちをした、眼鏡の国語教
師が目の前に立っていた。
 僕のほうは相変わらずの、ジーンズにTシャツとスタジャンという平凡な若者姿だ。
 今、思い出したが、このスタジャンは紀子と交際している時に、二人でペアルックで買ったもので、
さらに紀子が奥多摩に、突然押しかけてきた時に着ていたことまで思い出しながら、玄関口で僕に飛
びついてきた俶子と唇を重ね合っていた。
 リビングのテーブルには、値段の高そうなケーキと、雑多なクッキー類が皿に盛られていて、俶子
がコーヒーポットからカップに、湯気の立つコーヒーを嬉しそうな顔で注いでくれた。
 「昨日は学校で、ごめんなさいね」
 テーブルに向かい合って、熱いコーヒーを二、三度ほど啜った後、俶子が申し訳なさそうな顔をし
て、昨日の廊下での弁当事件に差し出がましく、口を開いたことを詫びてきた。
 「皆が見てる前で、女二人に俺一人がとっちめられた、サマにならない構図だったからな」
 突き放すように僕がいうと、
 「事情がよくわからないまま、出しゃばってごめんなさい。でも…」
 「でも何だよ?」
 「学校内で、あんな風にあなたと言葉を交わせるなんて、一度もなかったんだもの」
 「高校教師のバツイチ叔母さんが、しょったこというんじゃないよ。お陰でこっちは面前の前で、
とんだ三枚目だ。…で、何、そんなバツイチ叔母さんを、嫁に迎えたいっていう物好き野郎がいるん
だって?」
 そういって俶子の、学校にいる時よりも、少し濃いめの化粧をしている、眼鏡の顔を見てやると、
頬と尖り気味の顎の辺りを、恥ずかしげに朱に染めていた。
 「PTAの副会長さんの紹介で、この前初めて会ったんだけど…」
 俶子のくだらない見合い話など聞きたくなかったので、僕は自分から先に椅子から立ち上がり、
 「ベッドへ行こ」
 と短い言葉で促した。
 少し物足りなさそうな俶子の表情だったが、この室の中の化粧や香水が入り混じったような匂いが
微妙に若い僕の下半身を刺激し出してきていたので、自分だけ先に彼女の寝室のドアに向かった。
 ベッドに俶子を押し倒し、真っ赤なセーターを乱暴に捲り上げてやると、白い肌に黒のブラジャー
が浮き出るように見えた。
 僕はそのまま俶子の身体に覆い被さり、いつもより濃く塗ったのが明白な唇を、上から押さえつけ
るように塞ぎにいった。
 むむっ、と短い声を漏らした俶子だったが、抗っての声でないことはわかっていた。
 口の中で俶子の濡れた舌が、すぐに僕の下に絡みついてきた。
 片手を俶子の首に巻き付けながら、もう一方の手で僕はジーンズのボタンを器用に外し、トランク
スと一緒に足首まで摺り下ろしていた。
 続いて俶子のタイトスカートの裾を、生地が裂けるほどの力でたくし上げた。
 その手をいきなり彼女の股間の、ショーツの上に強く押し当てた。
 ショーツと僕の手の間にパンティストッキングの薄い感触があったが、それも僕は無視して、指二
本を彼女の股間の中心に、刺し込むように押しつけた。
 僕のからあの舌で呻くような声を発しながら、俶子は全身を激しく揺すらせていた。
 この女といるとどうしてか、自分の隠れた嗜虐の思いが自然に湧き上がってくるのが、僕自身にも
不思議に思えた。
 唇を離した僕の唇は、俶子の顎から首筋を伝って、耳朶まで這い廻り、ホックをしたままのブラジ
ャーを片手でたくし上げ、現れ出た乳房の柔らかな膨らみに到達していた。
 「あっ…ゆ、雄一さん。そ、そんなに…い、急がないで…わ、私」
 朱色だった俶子の眼鏡の顔の色が、さらに赤みを帯びて上気してきているのが、僕の目の端に見え
た。
 「うるさい!お前がどうこういうなっ」
 俶子のショーツの上に置いていた手を、僕は強引にさらにその中へ潜り込ませた。
 驚いた俶子の、ほとんど向き出しの下半身が大きく震えたが、潜り込ませた僕の手の先に、予想通
りの結果の証しが付きまとって出た。
 夥しい滴りが僕の指を濡れそぼらせていたのだ。
 「何だ、これ?」
 蔑むような声で僕がいうと、
 「あ、あなたが…き、来た時から…ああっ」
 「ふん、相変らずのスベタぶりだな。高校教師が呆れるよ」
 「そ、そんな風に…い、いわないで」
 「お前の見合い相手に見せてやりたいよ」
 「い、意地悪」
 剥き出された乳首に舌を這わせてやると、それまではまだ柔らかな感触だった小さな粒が、今は小
石のように固くし凝っていた。
 「自分の今の状況いってみな」
 「ああっ、そ、そんな」
 「嫌ならやめてすぐ帰る」
 「い、いや!…か、帰らないで」
 「じゃ、俺に実況報告してくれよ」
 「は、はい…わ、私、国語教師の、沢村俶子は…す、好きな雄一さんに、だ、抱かれています」
 「ふん、それで?」
 「い、今…ゆ、雄一さんの手で…わ、私のお、おマンコを、さ、触ってもらって…ああ、います」
 「お前のここ、どうなってる?」
 「ああ、は、恥ずかしい…私のお、おマンコ…ぐ、ぐしょぐしょに濡れています」
 「で、これから、お前はどうしてほしい?」
 「い、一杯、雄一さんに、だ、抱いてもらって…」
 「それで終わりかよ?」
 「も、もっと滅茶苦茶に…ああっ」
 僕はその通りにしてやった。
 俶子を四つん這いにして、僕の白濁の迸りは彼女の白い背中に飛散させた。
 四つん這いにして俶子をつらぬいている時、ふいにだが、彼女の臀部の丸出しの尻穴が、妙に僕の
目に留まった。
 僕が固く屹立した僕のものを、俶子の胎内に突き刺すたびに、幾つもの細い皴に包まれた尻の穴が
ひくひくと、小さな生物のように蠢くのに気づいたのだ。
 アナルセックスというのがあるというのは、十六の僕でも知ってはいた。
 夏休み以来の僕の、大人に比べればそう多くもない女性体験の中で、一度も思い浮かばなかった発
想だった。
 祖母との時も、尼僧姉妹との時も、それから思いがけない恩恵に預かったっ近所の五十代の叔母さ
んの時も、僕の頭には一度もその発想は湧き出なかった。
 当然に僕には未知の世界だったが、やることは同じような感じに見えた僕は、ベッドに俯せになっ
ている俶子の耳元に顔を近づけ、
 「俶子の尻に入れたい」
 と普通の声でいった。
 僕との激しい行為の後の余韻に浸っていた、俶子のまだ汗の残った顔がむくと起き上がり、僕の顔
を凝視してきた。
 「ほ、ほんとに?」
 「俶子の尻穴見てたら、そんな気に…」
 「あ、あなたが…そういうなら」 
 「お、お前、経験は?」
 「な、なくもないけど…で、でも…あれ、刺激が」
 「そんなにいいの?」
 「いい、とかじゃなくて、何か変になっちゃう。本当に犯されているっていうか…」
 俶子の背中の白濁の飛散を僕が拭いてやると、彼女はベッドから起き上がり、ダイニングに何かを
取りに行った。
 戻ってくると手には、僕がいつも飲んでいるミネラルウォーターのペットボトルと、もう一方の手
にマヨネーズの容器を持っていた。
 そのことを僕が尋ねる前に、
 「ほんとは専用のローションがあるみたいだけど、そんなのないから。前にされた時、それをお尻
に塗られたわ」
 と俶子は顔を少し赤らめながら、僕に説明した。
 その後、俶子は再婚の話やら、見合い相手の話やらを、くどくどと僕に向けてしてきたが、僕の耳
には話の半分以上は入ってはいなかった。
 素っ裸でベッドに仰向けになった僕の股間のものに、俶子は口での丹念な愛撫を繰り返してくれた
が、尻穴の話を聞いた頃から、十六の若者の僕のものは、すでに半勃起状態にまで回復していた。
 加えて俶子の口での丹念な献身もあって、僕の屹立は天井に向けて真っ直ぐにいきり立っていた。
 準備体操の気持ちで、俶子の身体をベッドに仰向けにして、普段のところに普通に入れると、彼女
のその中は潤いを保持したままで、柔らかな圧迫で僕のものを迎え入れた。
 「ああ、あなたとなら…何度してもいい」
 いつの間にか俶子は化粧もし直したみたいで、唇の赤がひどく際立って見えた。
 下腹部に伝わる、俶子の胎内からの心地よい感触を楽しみながら、僕は腰を律動させていたが、自
分なりの頃合いで、彼女から離れ、態勢を変えた。
 四つん這いになった俶子の背後に膝立ちし、手に持っていたマヨネーズの容器の蓋を開け、細い線
状で出てきた柔らかな粘液体を、手の指先に落として、それを臀部の尻穴に塗り込めていった。
 マヨネーズの冷たさのせいか、俶子の白い臀部が左右に小さく揺れ動いた。
 小さく蠢いているような尻穴に、自分のものの先端を当てがい、腰を前に動かした。
 「ああっ…は、入ってくる!」
 俶子の声が少し大きく聞こえてきた。
 強い圧迫感が最初からあった。
 メリメリと木の皮を引き裂くような、いや、それとも違う、何か大きなドリルで岩盤を砕き掘って
いくような感覚で、刺し込んだものの先端より、根本側のほうに強い圧迫感がいつまでもあった。
 妙な征服感のような気持が、僕の頭に浮かんだ。
 俶子の声も、漏らすという感じではなく、吐き出すような感じで、喘ぎや悶えよりも嗚咽のそれに
近かった。
 「ああっ…わ、私、お、犯されてる!…犯されてるわ」
 僕が腰を動かせるたびに、俶子は同じ言葉を何度も繰り返していた。
 最初にちらりと頭に浮かべた征服感という感情が、はっきりとした気持ちになって、僕自身の理性
も何もかもを凌駕してきているのが、漠然とだったがわかるような気がした。
 「ああっ…ゆ、雄一さん、好き!…だ、大好きだから、もっと…もっと突いて!」
 嗚咽をも超えそうなくらいの、激しい断末魔のような声を間断なく挙げ続けながら、俶子はベッド
に顔を突っ伏したり、首を幾度となくうち振ったりして、最後には本当の断末魔の雄叫びを放って、
意識をどこかに失くしたようだった。
 その俶子の激しく果てしない声の乱れの連続が、僕自身の昂まりをさらに倍加させてきていて、相
乗効果のように僕を興奮の坩堝に引き込んでいき、彼女が意識を途絶えさせるのと、ほとんど同時に
僕も声を呻かせて果て終わったのだった。
 俶子もそうだったが、僕も無我の境地の中にいて寝込んでしまっていたようだ。 
 虚ろに開けた目で、ベッドの横の置時計を見ると、十一時を過ぎていた。
 僕がのっそりとベッドから起き上がると、俶子も目を覚まし、僕と同じように時計に目を向けた。
 「もう遅いから泊まっていく?」
 乱れきったベッドのシーツを手で直しながら、俶子は僕の顔を窺い見てきたが、
 「明日、学校だぜ」
 と僕がにべもなくいうと、
 「だって、お風呂も入ってないし」
 ともう一度食い下がってきた。
 「先生が生徒にズルやすみしろというのかよ」
 玄関口で僕を見送ろうとする俶子が、
 「私、お見合いは義理でするけど、再婚はしないからね」
 とこちらが聞いてもいないことをいい出した。
 それには応えず、ドアノブに手をかけると、
 「今日で、もっとあなたが大好きになったから」
 そういって僕に抱きついてきて、唇を重ねてきた。
 九月も末になると、夜の風はさすがに頬にひんやりとする。
 明後日の土曜日が、紀子との約束の日だったが、あのバカ、まだ時間をいってきていない…。





                               続く
 

※元投稿はこちら >>
23/03/24 15:28 (6.Dblaad)
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