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性奴隷ステージが開催されるホールには、ドレッシングルーム奥の厚手カーテンから行き来出来た。
そこからホールに出るとまず1段高い後方ステージがあり、そのステージ中央からホール真ん中にある直径5メートル程の円形ステージまで花道が伸びている。
そして円形ステージを囲むように大きな丸テーブルが6卓配置され、それぞれのテーブルに6人のサディスト富裕層が座り、ステージ上の性奴隷ショーを愉しむ…。
円形ステージに上がれるのは黒首輪を付ける高級性奴隷だけであり、誰もが羨む美女を飼いならしてこのステージに上げるのが一種のステータスになっていた。
開演を待ちわびる36人の観客、サディスト達は自分が飼育する性奴隷や調教法、あるいはオークションに出品される新人奴隷の話題に花を咲かせ、同好の士として盛況さを見せていた。
そんな立ち話に盛り上がるホールを、赤い首輪の下級性奴隷がドリンクサービスで忙しく動き回る…。
サディスト達は談笑しながらセーラー服のパンティを無遠慮に目で追い、会場のボルテージが上がっていく…。
この会員制ステージではお触り禁止が絶対だが、それも直接…といった意味でのことであるため、彼女達は会場のあちこちで呼び止められ、サディストが持つ鞭の柄などでパンティ秘部やノーブラのセーラー服を撫でられ、辱めを受けていた。
その間、逆らう事はもちろん声を上げる事も許されていない彼女達は、銀色の盆を持ったまま甘い刺激に耐えるしかない……。
そうやって下級性奴隷が前座を務めるうち、開演時間となりステージ以外の照明が落とされた。
そして、主催者である女主人のアナウンスにより、明るい後方ステージに高級性奴隷が登場した。
名前を呼ばれる順に厚手カーテンを開き、一人づつ進み出る涼子達は、黒首輪以外到着時の私服のままだった。
最初に琴子と呼ばれたアナウンサー風の女が、次に香菜と呼ばれたOL風の女、そして涼子、美紗の順にステージに並ぶ…。
4人とも流行りのK-POPアイドル、もしくはレースクイーンのような八頭身美女…、その圧巻の美ボディに会場から唸るような感嘆のざわめきが拡がった。
(あんん…こんなに本格的なステージだなんて…、こ、こんな大勢の前で辱めを?あぁウソ……)
モデル立ちする4人の中で唯一初出場の美紗はうろたえる…。
その目の前をガウンが翻り、愛嬌のある笑顔を振りまきながら花道を通って円形ステージに進み出た愛華に歓声が上がった。
SM界で知らぬ者はいない有名AV女優にして女王様…。
その歓喜とスポットライトの中、ガウンを脱ぎ捨てると一際大きな歓声に包まれた。
愛華の衣装は黒メイド基調で、腰の細くくびれたコルセット、肩から両腕、太ももから爪先まで覆うピチピチのエナメル皮膜、そして白い大きなカチューシャ…。
何より目を惹いたのが既に露出した形の良い乳房とパイパン秘部に美尻…。
「今日はプロの愛華があそこに並ぶ4匹の牝犬をシバキ倒すのでお楽しみに~」
金髪に揺れる笑顔が涼子達を振り返ったが、その目は冷たく座っている…。
愛華は暗い観客席から食い入るように自分のワレメに刺さる視線を感じながら感情を昂ぶらせ、4人を呼びつけた。
私服の高級性奴隷は一例になって花道を通り、愛華の待つ円形ステージに進むが、既に緊張と興奮で脚の震えが止まらない…。
「挨拶は?」
始めに手招きされた琴子が横に立つと、愛華の低い声が響いた。
「はぃ、愛華様…本日は…」
「何2本足で立ってんだ?バカかお前は!?」
「す、すみませんっ!愛華様本日は調教よろしくお願い致しますっ、あ…こ、琴子と申します…」
愛くるしいキャラから豹変した愛華に怯え、とっさに土下座してひざまずく琴子…。
「琴子か…、躾がなってないならこの顔張り倒すよ?無様に腫れ上がった顔観客に見せるか?」
愛華は手にしたパドル鞭で琴子の頬を撫でながらニタリと笑う…。
「も、申し訳ありません愛華様…、どうかご勘弁を…」
愛華は本物のサディスト…、涼子達は背筋が凍りながら次々と足元にひざまずき、挨拶を申し述べた。
「よし…並んで立て。観客に挨拶しろ、自分がどんな性奴隷か自己紹介して服を脱げ」
(あいぃ…っ、遂に…、こ、こんなところで…)
脚の震えが止まらないのはおしっこを我慢するせいでもあったが、美紗にとって愛華の命令は死刑宣告の如く頭に響く…。
「皆様…会計士の琴子、変態露出狂の琴子と申します…。夜中の街中を…全裸歩行して興奮する変態ですぅ…、御主人様にはいつも青姦で、はぁ…んん…」
「港区のOL、香菜です…。緊縛で吊られ…て、鞭打たれてイッてしまう変態です…うぅ…」
「ひ、秘書の涼子と申します。御主人様のおちんぽ奴隷…で、どこでもおしっこと…う、うんち出来るよう調教されています…あ…はぁ…」
前出の3人に続き、美紗も覚悟を決める…、ここで逆らえばどんな目に会うか…。
「女子高の教師、美紗ですぅ…うぅ、生徒と同じブルマ穿いて…アナルディルド…で部活指導を…あ…あぁ…」
4人とも恥ずかしい恥態を口にし、衆人監視の中でブラウスやスカートのホックに手を掛けていった…………………………………………続
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