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この性奴隷ステージを管理する女主人に真っ裸に剥かれた美咲はひどく動揺し、そして後悔していた。
(隣のこの娘達も…オークションにかけられるんだわ…、あぁ…どうしよう、こんな若い娘達と…、私なんかに勝ち目ない…)
同じように全裸で白い首輪を付けられ、壁際に震える沙奈と美緒は共に大学生のようだった。
美咲からすれば自分の娘と同じ年頃にしか見えない。
実際、この2人は奨学金を払えない現役女子大生であり、生活に困窮して身体を売る選択をした点では美咲と同じ…。
顔立ちや体型は絶対的に可愛いとは言えないが、弾けんばかりの若い肌に美咲は気後れしてしまう…。
3人で性奴隷オークションのステージに上がり、自分だけ買手が付かず惨めな姿を晒す…。
そんな最悪のシナリオが頭を過りゾッとする…、39歳でバカみたいに買って貰おうなどと思わなければ良かった…。
猛烈な後悔の念に駆られたがもう遅かった。
一方、ドレッシングルーム内で最高位の黒い首輪を付ける涼子達4人の元に、女主人が1人の女を伴って来た。
「涼子さんまた来てくれたのね、貴女人気あるのよ?」
オークション奴隷に向けた態度とは違い、上機嫌に高級性奴隷に接する女主人は、ステージ主役の4人に気さくに話かけた。
その会話ぶりから、アナウンサーとOL風の美女も何度かステージ経験があるようだ。
「今日はね、ちょっと趣向変えて女王様を用意したの」
「愛華です、面白そうなバイトだから来ちゃった、今日はよろしくね~」
(女王様…えっ?…)
金髪に愛くるしい表情の愛華と名乗る娘はガウンで身体を隠していたが、やや低身長な出で立ちから女子高生と言っても過言ではないように見えた。
この愛華、本業は女王様シリーズで人気を誇るAV女優…。
そのような説明を受ける涼子達は直ぐにステージ構成を理解し、早くも股が疼き始める…。
「それにしてもホント美人ばかりね、AV出た方がいいよ?キャハハっ!」
ノリのいい笑顔を見せる愛華はこの場の雰囲気に全く動じていない…やはりプロなのだ。
「そんな顔しなくても大丈夫だよ、羞恥責め主体でしょ?私プロだから任せといてっ」
黙って俯く4人の高級性奴隷に明るく笑いかけるが、とうの涼子達は皆同じ事を思っていた…。
(あぅ…この年下女王様に、大勢の観客の前でおしおきを受けるんだわ…あぁ堪らないぃ…っ、は、早く辱めを…)
全員が1週間以上の禁欲を受け、3日前から排便禁止のうえ午後から排尿も禁止されていた涼子達は、用意された演出に興奮を必死に隠していたのだ…。
それに比べ赤い首輪の下級性奴隷達6人は自由にトイレを出入りしていた。
下級とは、涼子達と同じくステージを観覧する富裕層の誰かの性奴隷ではあるものの、ステージに立つ程の器量はないといった分類…。
彼女達は会場の6つある円卓にそれぞれ潜り、座る6人の観客の下半身を口淫奉仕するのが主任務なのだ。
ただの裏方である彼女達に排泄調教などはないため、ステージ前にトイレを済ませているのだ。
そんな赤い首輪の下級性奴隷達は、開演前から観客にドリンクサービスなどの給仕をするため一足早くドレッシングルームを後にする…。
揃いの半袖夏セーラー服は丈が短く、スカートのない下半身に自前のパンティが卑猥に写る…。
前回のステージでは桃百合からあかりがこの役目についていたが、彼女達もまた、ステージ後半には1人で6本もの見知らぬ男根に唇を寄せ、飲精しなければならない…。
男性ばかりでなく、テーブルによっては女性サディストも観客としているため、見知らぬ女性器を舐めなければならないその悲哀に、既に薄っすら染みを拡げる娘もいた……………………………………………続
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