ほんの少しの時間なのに、真由美にはかなりの時間、足を上げている感覚だった。
「こんな姿を誰かに見られたら…。」
「いや、見て欲しい…。」
「本当に?見られたら、もうここには住めないかもよ。」
「で、でも…。」
また、自問自答を繰り返す。そんな妄想をすると益々、愛液が溢れて腿を伝わり床に垂れようとしていた。
「ああ、嫌だわ、拭かなくっちゃ。」
そう思って、個室に戻ろうと足を下ろした時だった。
瞳「あらっ!もう、下ろしちゃうの。」
真由美は、背後からの声に心臓が止まりそうになった。
真由美「えっ!」
四つん這いのまま振り返ると、そこには笑みを浮かべた瞳が腕を組んで立っていた。
真由美「ひ、瞳さん!」
瞳「どうしたの、もう止めちゃうの?」
真由美「ず、ずっと見てたの?」
瞳「ええ、ずっとね。」
真由美の顔は、恥ずかさしさのあまりどんどん赤くなっていく。
ただ、瞳で良かったという気持ちがどこかにあり、パニックにはならなくて済んだ。
瞳「貴女も、真田さんを見て我慢できなくなったのね。」
(真由美には、俊樹が美紀や瞳から調教されてる事は言っていないので、「真田さん」と言っている)
真由美「え、い、いえ、そんな。」
瞳「隠さなくてもいいわよ。その太腿が濡れてるのがいい証拠じゃない。」
真由美は太腿の内側に両手を当て股を閉じて座り込んでしまった。
真由美「こ、これは…。」
太腿に当てた手が濡れているのを感じて何も言えなくなった。
瞳は、床に座り込む真由美の横を通り抜けて個室のドアを開けて中に入ると、真由美が脱ぎ捨てた服と下着を持って出てきた。
真由美「ひ、瞳さん、そ、それは、私の…。」
瞳「あら、真由美さんはその格好がお似合いよ。これは、私が預かってあげるわよ。」
真由美「そ、そんな、か、返してください。」
真由美は座り込んだまま、片手を瞳に突き出して訴えた。
股に挟んでいたもう片方の手に新たな湿りを感じながら。
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