男は施術台から起き上がり、
しほの顔の前にスマホを突き付けた。
ヒロ
「まぁそう言わずに、この動画を一緒にみてください」
しほを施術台の上に座らせ、男もその横に座る。
そして動画の再生が始まる・・・
それはたった今の自分の映像。
スマホをいじっているのは知っていたけど、仕事でトラブっていると言っていたから、そのやり取りをしていると思っていたし、
しほもあまりの恥ずかしさに注意力が散漫になっていた・・・
画面には顔を耳まで真っ赤にしながらヒロの股間に顔埋め匂いを嗅ぐ自分自身の姿・・・・
しほは、あまりの恥ずかしさに画面から視線を外す
ヒロ
「しっかり見てください。」
そこに映っているのは、丁寧に男の股間に鼻を擦り付けながら男の金玉袋やチンポの匂い鼻を鳴らして、
体内に吸い込む自分自身の姿・・・
自分のハシタナイ姿・・・
ヒロ
「今までは我慢していましたが、これ以上は無理です・・・。そうですか。フフッ」
そして、画面をスクロールして次の動画に移った。
そこに映っていたのは、前回の奈々を施術したいる時の動画だった・・・。
しほは頭が真っ白になる・・・
な、なんでこんな映像があるの?
その動画の中には
鼠径部を入念に施術する自分の姿・・・
ヒップラインを引き上げる施術の際に
わざとクチュクチュと音が鳴るように施術する自分の姿・・・
育乳マッサージをする自分の姿・・・
奈々が最後に潮を漏らしてしまう姿・・・
何よりも発情する雌を時々覗かせている自分自身の表情・・・
そして、自分の目を疑うぐらい衝撃的だったのは、
男に背を向けて、施術している時に映っていたのは
伸縮性のある施術着のピタっと密着度の高いベージュのパンツのオメコ部分に
大きい染みを作っていたこと・・・
そして、ご丁寧にもその染みをアップで撮影されていた。
すごい濡れているのは分かっていた
あの日、業務終了後、着替えた時にパンティはぐちょぐちょだったが、施術着は業務が終わる夜には乾いて気づかなかった。
こんなに濡らしてしまっている自分に
死にたいくらいの恥ずかしさが込み上げる。
ヒロ
「今日は私が君を癒してあげるよ。」
「さぁ、施術台の上に仰向けになってください。」
しほはあまりのショックに呆然としていた。
しほ
「・・・」
「業務中です。予約の確認とかに別のスタッフが入ってくる来る可能性もあるので、それは、で、出来ないです」
ヒロ
「スペシャルコースのお客様が、徹夜でかなりお疲れのようで熟睡しているから、睡眠を邪魔しないように、業務確認や予約の調整は終わってからやる。とりあえず、受けてといて後で自分で調整するからと伝えなさい」
「部屋のドアの鍵をかければいいんですよ」
それだけ伝える。
再び沈黙がになる・・・。
この無言の時間がしほを苦しめ、そして追い込んでいく・・・
でも、頭では分かっているけど
しばらく、しほは動けなかった・・・。
男は、ゆっくり立ち上がり、アロマオイルなどを眺めていた。
恐らく、あの口コミの投稿とこの動画をセットで投稿されたらもう終わり・・・
それを自覚させるために動画を観せた意味も、しほにも分かっていた。
口コミの裏付けとなり、完全に言い逃れができないことを・・・
男は優しい紳士的な雰囲気を身にまとい、部屋の中を無言で眺めている。
その優しいオーラの中から感じる、絶対的な無言の圧力・・・
しほは頭の中で色々なことを考える・・・。
もし拒否したら私はどうなるの?
具体的に脅迫をしてきている訳ではない・・・
でも、あのコメントと動画を観せられたことで、その意思があることは明確にされた・・・
そこから先はしほ自身に考えさせる・・・。
当然、しほの中では最悪の状況しか頭の中に浮かばない・・・
実名店舗と担当者名入りでSNSに晒し物にされるかもしれない。
色々な掲示板にコメント入りで公開されるかもしれない・・・
スタッフだけではなく、家族や友達、同業者などに数珠繋ぎで拡散されていくのかもしれない・・・
仲間もお店もすべて失うことになる。
私だけの問題ではない、ひなの夢でもあり店でもある。スタッフの店でもある・・・
それをすべて壊されることしか頭に浮かばない・・・
沈黙がどんどん、どんどん
しほを追い込み絶望の淵へ追い込んでいく・・・
ひなやスタッフに申し訳ない思いでいっぱいだった。
人一倍、責任感の強いしほは、自分で蒔いた種を自分で刈り取るしか方法がないことを自覚する・・・
しほは絶望の表情を浮かべ、無言で部屋を出ていった。
今日出勤しているもう一人のスタッフの元に向かい
「スペシャルコースのお客様、かなり疲れが溜っていて、ぐっすり寝てられるので起こしたくないから、予約の調整とか終わってから調整するね」
「あと電話も取れそうなら、なるべく出てもらっていい?出れない時は、そのままにしておいて、転送されるスマホで私が受けるね。」
「宜しくお願いしますね」
スタッフの顔を申し訳なくて見れなかった。
スタッフ
「しほさん、大丈夫ですか?なんか調子悪そうですけど・・・」
しほ
「えっ?全然大丈夫よ。ありがとう。疲れが出てきているのかも。」
「いつもそういう細かい所まで気にしてくれてありがとう。優しいね」
「でも、そういう観察力は大事だからね、お客様もきっと喜んでくれるから、これからも大事にしてね」
スタッフ
「ありがとうございます。でも、しほさんお別れみたいな言い方しないでくださいよぉ」
しほ
「ごめんごめん。じゃあ宜しくね」
スタッフ
「承知しました。」
しほは精一杯の笑顔を作り別れた。
そして、しほは部屋に戻り、そっと鍵をかけた・・・
部屋に入ると現実に引き戻され
今にも泣きだしそうな表情で施術台の上に座った・・・・
一体、何が始まるのか怖かった・・・
男がしほへ近づいてきて前に立つ・・・
しほはあまりの恐怖に体が硬直する。
男は顔をゆっくりと、しほの顔の高さに合わせ
しほの目を見つめた。
あまりの恥ずかしさに視線を逸らす。
ヒロ
「しっかり私の目を見てください。ちゃんと私の目を見てください。」
しほは怯える目で見つめる。
ヒロ
「何も怖くないですよ。私は単純にあなたを癒してあげたいだけです。」
「でも、私は嘘は嫌いです。それだけは覚えておいてくださいね。」
「嘘さえつかなければ、君が想像するような結果にはきっとなりませんから」
「分かりましたか?」
ヒロは優しい顔で問いかける。
内面をすべて悟られているような気持ちだった。
しほは黙って頷く。
ヒロ
「ではゆっくりと仰向けで寝てください。」
しほは言われた通りにするしかなかった。
心臓張り裂けそうな緊張感が走る。
ヒロ
「あっ、言い忘れましたが、この場だけ凌げればいいと思わないでくださいね」
「今は騙せても、嘘はいつかバレるものです。バレた時の代償は大きなものにきっとなります」
「素直に正直にいてくださいね」
ヒロは、しほにキスをしそうなぐらい顔を近づけて目を見ていった。
しほは緊張に体を硬直させて、身動きができなかった。
そして、ヒロはそんなしほの体をゆっくりと解すようにフェザータッチで触り始める・・・
しほの体はその刺激にビクンと反応した・・・
耳の後ろから、そっと触れるか触れないかの距離感で、胸の周辺を通って下半身に向かう・・・
柔らかい、優しいタッチでしほの体のラインをなぞり出す・・・
しほは恐怖のあまり、自分の中で、ずっと考えないように、先送りしてきたことを確信せざるを得なかった・・・
しほの心の声
----------------
「私、犯される・・・」
----------------
ヒロ
「足から施術しますね」
しほの全身に力が入り、もしもの時に備える・・・
いつこの優しいタッチの手の動きが豹変するのか・・・
息を潜め、その手が触れる位置や動き、力加減に神経を集中させていく。
男は、そんなしほを弄ぶかのように焦らしながら触っていく。
しほの伸縮性の高い、施術着の上から
ふくらはぎから太ももの付け根まで焦らすように
ゆっくりと優しくやさ~しく撫でまわす。
円を描いたり、直線的に動いたり、滑るようにじっくりと這いずり回る・・・・
まるでキャンパス(しほの体)に、何かを描くように筆を滑らせる。
ゆっくり・・ゆ~~っくり・・・
触れるか触れないかの距離で・・・
優しく、や~さしく、しほの足の上をいやらしくなぞる・・・
久しぶりに男性に体を触れられていることもあり、
しほの意思に反して、太ももや際どい鼠径部を通過すると、ゾクゾクし、全身にゾワゾワと鳥肌が広がる。
股間部分に近づいていくと、しほの体に力が入り緊張が走る・・・
次はこのままオメコを触られるんじゃいないか・・・
今度は絶対に触られるんじゃないか・・・
何度も何度もそう思わせるように触ってくる。
でも男のいやらしい手は、膝辺りから円を描きながら、徐々に上昇しては、すぐに元の位置に戻り、
3歩進んでは2歩下がるように焦らしていた。
しほの体は緊張と緩和を繰り返す・・・
男の手の動きやその強弱、触っている位置を意識するほど、しほの体は徐々に敏感になり始めていく・・・
でも一向にオメコを触ってこない様子から、しほの気が時より少し緩む、
その時、ふわぁっと男の手がしほのオメコの上をなぞった・・・
しほ
「ぁっ」
思わず声が出てしまった。
久しぶりに自分の手以外の男性の手が、一瞬、おめこに優しく触れただけだが、
久しぶりの快感に全身に電気が走る。
それは、男の「いつでも触れられるんですよ」という意思表示でもあった。
と同時に欲求不満のしほの体のスイッチをONにされてしまった瞬間でもあった。
さっきまであんなに緊張して体が硬直していたのに、男の手の動きを意識すればするほど
、
自分の意志に反して体は、先ほどの快感の続きを期待し、また触ってくれるのではないかと期待が高まる・・・
いつしか、いやらしい滑らかな手つきで足全体をなぞられるだけで
ゾクゾクし、体が勝手にビクンビクンし始めていた。
男は、更にしほの体を快楽の方向に持っていくために、
10回に1回ぐらいオメコをなぞり、またすぐ離れていく・・・
変則的に焦らしながら、しほの体の感度をゆっくり時間をかけてあげていく・・・
いつのまにか、太ももだけでも、かなりゾクゾク感じてしまう状態にされていた。
ヒロ
「前回、奈々の施術中、最初の足では敏感すぎるから鼠径部はスキップしたのに、なぜ反対側の足では鼠径部や太もも付け根を重点的に施術したんですかね?」
男は、しほのゾクゾクする太ももの内側や外側を撫でまわしながら、
しほの顔を覗き込んで見つめながら聞いた。
しほ
「・・・・。」
しほは答えられなかった。
そして、視線をはず・・・・
ヒロはずっとしほの目を見つめ
無言で、優しくやさ~しく足を撫でまわす・・・
ずっと沈黙が続く・・・・
徐々に男の手が、おめこのすぐ横を撫でまわし
ずっとしほの目を見つめる・・・
その真剣な眼差しに先ほどの言葉を思い出していた。
--------------------
「あっ、言い忘れましたが、この場だけ凌げればいいと思わないでくださいね」
「今は騙せても、嘘はいつかバレるものです。バレた時の代償は大きくなるものですよ」
「素直に正直にいてくださいね」
-----------------------
しほは沈黙にさらに追い込まれていく・・・
敏感になる体をビクンビクンと痙攣させながら、
ヒロに視線を合わせる。
しほ
「奈々さんがあまりにも気持ち良さそうだったので・・・」
ヒロ
「気持ち良さそうだったからどうしたんです?」
優しい笑顔でずっと見つめる・・・
ヒロの手が催促するように、オメコの上を通過する・・・
ビクンっ
しほ
「奈々さんが感じているのが、わ、わたしの手で感じているのが分かって・・・」
「こ、興奮して、いつもより、いつもより長めに施術してしまいました。」
あの日の自分の中の内面を曝け出さなければいけない
この羞恥に呼吸ができないくらいの興奮が沸き上がる・・・
男の手が、今度は上昇してきた。
腰や脇腹を優しくやさ~しく撫でまわし、
しほのDカップある、形の良い乳房の上をゆっくりと円を描きながら上昇して
乳首には触れず、下に戻り、脇やわき腹を撫でまわす・・・・
何度も繰り返す・・・
男は、しほの右側に移動していた。
ヒロの右手は胸のふくらみをずっとなぞり、空いている左手は首筋を撫でまわし始めた。
そっと耳の後ろに手を添えしほの顔を固定して、男はしほの顔を覗き込むように見つめる・・・
もう、鼻と鼻が触れる距離・・・
ヒロ
「あの時、しほさんはなんで興奮したんですか?」
「その時の感情をしっかり思い出して教えてください。」
しほはヒロの目に吸い込まれそうだった。
あの日の自分の内面を読み取られているような気持ちになっていた。
きっとすべて見透かされている・・・
だから、スマホであの動画を撮影したんだ・・・
あの時のしほの内面を悟って撮影したとしか考えられない。
そう強く思うようになっていた。
そのぐらいヒロの目がすべてを知っているような目で
目を合わせると自分の心が読み取られそうな錯覚に陥っていた・・・
しほ
「め、目の前で、私の目の前で、羞恥プレイをしている姿を見て・・・」
「羞恥プレイに感じる、奈々さんの反応が手から伝わってきて・・・こ、興奮してしまいました」
恥ずかしくて、目を逸らしたかったがそらさせない目力があった。
再び男の右手はしほの左の胸の膨らみをそっとなで回す・・・・
ヒロ
「おかしいですね?なんであれが羞恥プレイと思ったのですかね?」
「それに、そのことに気づいて、なんで退店させずに、興奮してしまったのですかね?」
一番、説明したくない内容・・・
自分の性癖に関わることだから・・・
左の乳房をずっと優しく円を描くように撫でまわして男の手が
突然に乳房を鷲掴みにし荒々しく揉みしだいた・・・・
しほ
「はぁっあ」
突然の刺激に思わず声が漏れる・・・
ヒロ
「私が聞いてますよ。なんでですか?」
さらに、しほの顔に近づく・・・
先ほどまでの優しいタッチではなく、荒々しく揉みしだく・・・・
そして、勃起している乳首を指で押し込んできた・・・
しほ
「んぁぁあ、はぁっあ」
しほ
「あ、あの日、第三者の私の居る状況で最初から奈々さんはすごい感じていて・・・」
「人前で逝ってしまったり、お潮まで漏らしてしまうぐらい恥ずかしいことをされていて・・・」
「それをヒロ様は平然と慌てることもなくご覧になられていたので・・・」
「ヒロ様に調教されて、辱められていると思いました。」
男は胸から手を放し、またゆっくりとしほの体を優しくなぞる。
ヒロ
「凛として美しいし君の口から調教って言葉が出てくるだけでも堪らないですね。フフッ」
「でも、それが分かったなら、退店させて、出禁にでもすれば良かったんじゃないですか?」
「なぜ、それをしなかったのですか?」
しほ
「・・・」
それが自分の願望であり、性癖とはどうしても口にできなかった・・・
しほは、何て答えようか焦っていた・・・
ヒロの手がゆっくりと胸の膨らみを下り、徐々に再び下半身に向け滑り出す、下腹部や腰や股関節をゆっくりなぞる・・・
そして、突然、オメコには触れず、5本の指でオメコを囲むようにガッと爪を立てた・・・
思わず、オメコ周辺の強い刺激に体が反応する。
今にもオメコをぐちゃぐちゃに葬るぞというようなメッセージだった。
しほ
「ず、ずっと・・・ずっと、む・・・」
一瞬、間を置き
「あまりにも興奮して続きを見てみたかったんです」
本当は、ずっとずっと昔から羞恥プレイをされてみたかった。
ご主人様の言いなりなって、自分の性を管理されてみたかった・・・
でも、それはどうしても言えなかった・・・
しほは、嘘をついてしまった・・・。
※元投稿はこちら >>