座卓に縛り付けられた悦子の基に幸三が表れたのは夜が明け始めた頃であった、悦子の熟れた裸体に大粒の脂汗が浮かび緊縛された裸体を悶えさす度に大粒の汗が素肌から滑り落ちた
「悦子、気分はどうだ」
冷たく嗤う幸三の方に悦子が目線を向けると幸三の横に緊縛された茜の姿があった
「嗚呼・・・酷い・・茜さんにまで・・・」
悦子はそこまで言うと瞳を閉じ表情を歪ませた、茜もまた幸三によって緊縛された霰もない姿を悦子に視られ恥辱に表情を歪ませていた
「悦子、お前に茜の心配する余裕が有るのか?」
せせら笑い言う幸三は悦子の横に来て縄で絞り出された乳房を乱暴に揉みそして尖り切った乳首を指で転がし始めた、淫薬によって発情しきっている悦子の身体はその行為だけでも昇天しそうになっていた
「ぁぁぁ幸三さん・・・お願いです・・・嗚呼・・・悦子を逝かせて下さい」
懇願する悦子に幸三はニヤリと嗤い
「そんなに逝きたければ、茜に頼むんだな」
幸三が茜の方に顔を向けると、茜の股間には肉棒の分身が装着されていた
「・・・・・」
「ほらお願いをするんだよ!」
幸三は悦子の髪を乱暴に掴み茜の方に向けた、悦子は涙を流し言った
「茜さん・・・お願い・・・悦子の・・・オマンコに・・・・・射れて・・・射れて下さいっ」
茜は躊躇いながらも悦子のヴァギナに突起物を挿入した
「ぁぁああぁぁあああ・・・」
茜は腰を振り悦子も奇声に似た喘ぎ声をあげ瞬く間に昇天した、そして二人は縄を解かれお互いの裸体を貪りあった、それから幸三と悦子と茜は肉欲の日々を過ごし瞬く間に一週間が過ぎた、悦子が着物に着替えているとき悦子の携帯に着信音が鳴った、悦子が携帯電話を手に取り着信を確認するが見覚えのない番号であった悦子は躊躇い無く通話ボタンを押した
「えっ・・・」
悦子が呆然としそして
「亡くなったんですか?」
悦子の言葉に幸三と茜は悦子の方に振り向いた
「・・・判りました」
呆然としたまま悦子が力無く言葉を発した
「俊哉さんが 亡くなったの・・・今警察から電話で・・・」
悦子はそう言うと床に崩れ落ちた、警察からの連絡では仕事先のマカオで暴漢に襲われ全身を拳銃で撃たれ即死だった、唯一の肉親である悦子が葬儀の代表となり、その日から悦子は俊哉の葬儀の準備に追われ、瞬く間に三ヶ月が過ぎ冬の季節を迎えようとしていた、そして幸三は警察に逮捕された其は俊哉を殺害依頼した殺人教唆であった、悦子も関与を疑われたが関係性が無いことが立証された、それから一年が経った、茜は夫が居るイタリアへ行き悦子は今も生け花を教えている
「悦子先生、何だか凄く色っぽく成りましたけど、恋でもしてるんですか?」
若い生徒が悦子に聞いた
「あら、そう見える うれしいはね、でも誰もいないのよ」
悦子は笑って答えた
そして一日が過ぎ深夜に悦子の住宅の前に一台のワンボックスカーが止まった、そして悦子が黒のレザーコートに身を包み表れた、濃い目の化粧にウエーブの掛かった長い髪、昼間とは別人のような姿であった、悦子はワンボックスカーに乗り込むと車が走り出したその車は暫く走り一軒の屋敷のような住宅の前で止まった悦子はその住宅の中へ消えていった
「SMクラブ ラヴィウスから参りました マゾ奴隷の悦子と申します」
悦子はコートを脱ぐとガーターベルトにストッキング姿であった、悦子はあるじを無くした今、SMクラブに在籍し己の欲求を満たしているのであった。(完)
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