いよいよ碧は、部屋の中央に置かれた木馬を跨いで、左右の足をそれぞれ踏み台に乗せた状態になっていた。
「さあ、腰を落として木馬に股がりなさい。
ゆっくりで良いからね。」
理事長先生の言葉に、碧は頷くと自分からそっと腰を落としていった。
先生の敷いてくれた布を通して、硬く鋭い木馬の背が感じられる。
この布の下に、お母さんが流した体液が染み付いているのね..。
お母さん、悪い碧をどうか見守ってください..。
碧は心の中で母に話しかけると、自分の割れ目を木馬に密着させた。
まだ左右の足は踏み台に乗ったままで、中腰の姿勢で木馬に股がっている状態だが、早くも股間には厳しい痛みの予感が感じられた。
「碧さん。
左右の太股で木馬を挟んで締めるようにしなさい。
少しは股間に懸かる体重が減る筈よ。」
碧は素直に先生の言う事に従った。
「さあ、踏み台を外すわ。
碧さん、耐えてちょうだい。」
先生は右、左と碧の足が乗っていた踏み台を外した。
「うっ...!」
痛みは鋭く激しかった。
木馬の鋭角の背は、情け容赦なく碧の柔肌の中でも一番柔らかく敏感な部分に、ミシミシと食い込んでくる。
碧は必死に太股で木馬を締め付けたが、それほど股間に懸かる体重が減っているとは思えない。
「うっ、ああ..」
ほんの数分で、碧の全身に脂汗が浮き出してきた。
碧の頭の中には、図書館で読んだ三角木馬に股がらされた魔女の顔が碧自身になった映像が浮かんでいた。
このまま..、身体が裂けて死んでしまうのかしら..。
女の子の割れ目が血だらけになって、クリトリスも小陰唇もぐちゃぐちゃになって、膣口も裂けて大きく拡がって...。
私の身体は、男の人から犯される前に、清いままで無惨に裂けて死んでしまうんだわ..。
これは体罰と言うより、最早拷問であろう。
その拷問の中で、もう碧の意識は桃色の空想の中で漂っていた。
妊娠出産と言う過酷な経験をしなければならない女性には、限界を越える苦痛を感じると、気を失ったり意識を空想の世界に遊ばせたりして、自分の自我を守ろうとする本能があるらしい。
今の碧も、早くもその兆候があった。
しかし、理事長先生はまだそれを許してはくれない。
激しい股間の痛みで朦朧となった碧の脳裏に、急に電気ショックを受けたような別の痛みが感じられた。
「あっ!」
胸だ。私の胸..。
小さくて薄いこの胸に激しい痛みを感じたわ。
私の胸に何が起こったの?
硬く閉じていた目をうっすらと開けると、碧は自分の両方の乳首に何かが取りついているのが見えた。
それをはっきり確かめようと、碧は目を広げる。
碧の小さいが硬くしこった乳首には、銀色の金属製グリップががっちりと挟まれていた。
乳首そのものは、強いグリップに挟まれて見苦しく変形している。
可哀想な私の胸...。
さっきの鋭く痛みは、あれを挟まれた時のものだったのね。
すごく痛いわ..。
きっと乳首も、この拷問で醜く変形してしまうんだろうな..。
乳首の痛みは激しかったが、そのお陰で碧は股間の激痛から僅かの時間だが気を逸らす事が出来た。
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