息絶え絶えで二階にたどり着いた光子に、夫は鬼ではなかった。
光子の股間に食い込み、苦しめ、恥ずかしめた縦縄は、取り除かれた。
食い込んでいたから、外す時もかなり痛んだし、外された時はムッと光子のいやらしい匂いが漂ったような気がした。
「大丈夫かい?」
相変わらず優しい口調の夫に、光子は荒い息の中から
「外してくれて..ありがとう..」
と答えた。
「うん、まだ大丈夫そうだね。
じゃあ、ここで口で咥えてもらえるかな?」
床に座り込んだ光子の顔の前で、夫はパジャマのズボンとトランクスを下げ、いつも光子のあそこを可愛がってくれるのに使う肉の槍を取り出した。
光子は思わず顔を背けた。
なぜ、顔を背けたの?
何度も見てるじゃない..。
それに、お口でするのだって、初めてじゃないし..。
でも、今日はいつもとは違っていた。
いつもはベッドの上で、お互い裸で、横になってる夫のそれを、光子が思いやりを持ってそっと優しくしてあげてたのに、今日は惨めに縛られ床にしゃがんだ光子が、夫からそれを半ば強いられているのだ。
しかし、誰かにじゃあ嫌なの?と聞かれたら、光子は即座に、「私、したい!」と答えたことだろう。
他人から聞かれたらそうお答えるだろうが、夫から「僕のをしゃぶりたいの?」と聞かれたら..。
素直に「はい、しゃぶりたいの。しゃぶらせて!」と言えるだろうか。
光子は、まるで初めてのように顔を赤らめ、目を閉じたままで、熱い体温と生臭い匂いでその場所を探し当て、舌をそっと伸ばしてそれに触れようとした。
舌が熱く硬い物に触れた。
夫のあれだわ..。
光子は舌を動かし、夫の亀頭の括れを探し当て、さらに尿道口まで尖らせた舌を這わせたのだった。
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