すごいわ!
私、今本当に性的な責めをされてるんだわ!
股間へ加わる強い痛みに、光子は身悶えながらも耐えた。
夫はお尻から前に通した縦縄を、光子の顔の前まで引っ張ってしいている。
光子の細い身体が、爪先立ちになった。
目は硬く閉じ、痛みに耐えると言うより、夫が与えてくれた痛みを噛み締めている。
爪先立ちで不安定な光子の身体を、夫が片手で腰を抱いて支えてくれた。
「どう、痛い?」
夫から聞かれて、光子は歯を食い縛りながら、顔を横に振った。
「ごめん、聞くまでもなかったね。
光子は、僕の与えたいやらしい痛みに、可愛く耐えてくれてるんだね。」
可愛く耐えてる!
その言葉が、光子の頭の中に響き渡った。
可愛いんだ!
主人が、耐えてる私は可愛いって言ってくれた。
嬉しい!嬉しいよ!
夫は腰を抱いた腕に力を込めて光子の身体を支えながら、反対の手でさらに縦縄をしごいていく。
「痛いだろうね。
光子は初めてだからね。
でも、こんなに可愛い光子を見れるなら、これからも光子にもっと可哀想な事をしたくなるよ。」
ああ..、貴方...。
好き!好きよ...!
貴方の事がたまらなく好き..。
してちょうだい。
貴方が私にしたいこと全部。
私が痛がっても、恥ずかしがっても、泣いたって良いから..。
しかし、夫は縦縄をしごく力を抜いてしまった。
なぜ?
もっと痛くして欲しかったのに..。
痛みが軽くなって緊張が弛むと同時に、光子は夫が自分に不必要な心配をしてるのではないかと不安になった。
私だって大人の女なの。
貴方の逞しいあれを、膣に何度も入れてもらってるわ。
女のここって、弱いようで痛みには強いのよ。
それに優しい貴方は、まだ私にパンティーを穿かせてくれてるじゃない。
このパンティーを脱がして、私の粘膜に直接食い込ませても良いのよ。
さあ、また痛くしてちょうだい..。
心の中で光子は夫にそう訴えた。
その心の訴えが届いたのだろうか。
夫は同じ縦縄でも、別の方法で光子を責めてくれた。
前に回した縄を腰に回した縄に結びつけて、縄の褌にしたのだ。
もちろん十分に食い込ませてだ。
「よし、また一段と可愛くなった。
鏡を見て。」
夫に促されて、光子は姿見を見る。
肌に密着したパンティーの真ん中に、縦にくっきりと縄が走っていた。
その下端は、パンティーのクロッチに深々と食い込み、そのために狭くなったクロッチのサイドからは、柔らかく色素も薄い光子の陰毛が一部ではあるがはみ出して見えた。
胸も二本の縄から締め付けられた乳房がはみ出し、その先端の乳首はますますいやらしく突き出ている。
いやらしいわ。
卑猥だわ。
これが私..。
淫乱な私..。
光子は、自分の心の中で自分を蔑むことで、ますます夫からの責めに溺れていった。
それから光子は、縛られて股間を締め付けられた姿のまま、家の中を夫に引き回された。
一歩歩く毎に、パンティーの上からとは言え縄が敏感な部分に食い込む。
もちろん痛いが、なによりそんな姿を夫に見られるのが恥ずかしく辛かった。
しかし、その恥ずかしさ辛さが喜びになっているのも光子自身で分かってきた。
表に面する広い窓はもちろんカーテンが閉められているが光子は、もしこのカーテンが開いていたら..、と想像せずには居れなかった。
玄関のタイル張りの靴脱ぎにも、裸足で下ろされて正座させられた。
もちろん冷たく硬いタイルの床に正座するのも足が痛いが、何より股間に食い込む縄を意識しながら正座するのを夫に見られる事が、最も辛く恥ずかしく、そして嬉しかった。
裏庭に出る勝手口にも行かされた。
「裏庭なら、大丈夫かな?」
そう言って夫がドアノブに手を掛けた時は心臓が止まりかけた。
夜だけど、まさか...。
それは、それだけは..。
ご近所から見られたら...。
幸い夫は、
「まあ今夜は初めてだし、家の中だけで赦してやろう。でも、いつかはその姿で外を歩いてもらうからね。」
と言ってくれて、前の縦縄に指を掛けてをちょっとしごいただけだったが、その時に光子は自分の股間に食い込まされたパンティーが、おびただしいほどの湿り気を帯びているのが分かった。
ああ..、痛いからあそこを守るために自然に出たのかしら。
いえ、この濡れ方はそれ以上だわ..。
分かってるわ..。
私が、私がいやらしいから...。
この家の中での引き回しは、二階へと上がる階段を上らされるのがクライマックスとなった。
ほんの十数段の階段を上がるのに、光子は10分以上の時間を掛け、途中何度も後ろから付いてきてくれた夫から倒れそうになるのを助けられた。
食い込む縄の痛みもだが、何よりその食い込みを後ろから夫に見られている事が、光子にはたまらなかったのだ。
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