記憶の底から帰ってくると、全身が震えていた。
頭もクラクラする。
そんな私に滝は容赦なく言葉の鞭を振るう。
「挿入以外何でもさせてたよね、公衆便所さん」
ひどい言い方だ。
なのに脳髄がジンと痺れてくる。
「すごいよねぇ、汚ったない中年のオヤジに弄られて唾液もマン汁も垂れ流すんだから」
二発目の鞭打は秘部まで痺れてくる。
「しっかしまぁ、傲慢娘が公衆便所に成り下がるなんてねぇ」
滝の言葉の後、pcの画面に文章が表示された。
三発目の事を考えていた私の意識が、
pcの画面に向く。表示されていたのは、
私が初めて滝に送ったメールだった。
メールは滝から離れて以来、
見て見ぬふりをしていた私自身を思い出させた。
※元投稿はこちら >>