嬉しい誤算④
妻が着替えとSM道具の入ったキャリーケースを置き長椅子に腰かけて待っていると、妻の所に25,6歳の男性が近づいて来て
「村上さんですか?」
「はい。」
「社長から連絡を貰い迎えに来ました。社長は?」
「社長さんは部屋でお休みになられております。会われて行きますか?」
「じゃあ少し待っていて下さい。すぐに来ますから」
「分かりました。」
男性は小走りに社長の部屋の方に行きました。
待つこと15分位で男性は戻って来て
「行きましょう」
「お願いします。」
妻を乗せ車を発進する男性
「社長さんどうでした?」
「一通り喋って、俺は寝るですって!もう飲みすぎなんですよね(笑)この頃時々こんな事あるんですよ」
「そうだったのですね・・・」
「でも今日は本当に有難う御座いました、こんな遠くまで。予定とか大丈夫でした?」
「大丈夫です(笑)社長にご褒美貰ったんで!」
「そうなんですね(笑)」
「村上さんは名前は何て言うのですか?社長からは人妻さんって聞いていたのですが。」
「美紀です。結婚もしています。」
「へ~っ、美紀さんか~でも結婚していてこんな夜出歩いていて大丈夫なのですか?旦那さん怒らないの?」
「うちは大丈夫です。」
「そうなんだ~~」
「お名前は何ておっしゃるの?」
「連です。」
「連君か~かっこいいね!私の友達の息子さんも連君でかっこいいのよ~」
迎えに来てくれた社長の所の若手社員とも、会話を弾ませながらの帰宅途中の道のり、妻は昼間の疲れが出たのかウトウトし寝入って
しまった。
どの位寝たのか車が停車するのと同時に目が覚める妻
「あれ~ここは?どこに停まったの?連君?」
「美紀さん、降りて」
「??何処??」
「ホテルだよ、ホ・テ・ル!」
「えっ?ダメよ、ダメ」
「早くしろ!」
妻は強引に車から降ろされ、腕を掴まれながらホテルのエレベーターに乗る。
「連君・・・ダメ・・・」
「ダメじゃないよ、楽しい夜になるよ。社長からのご褒美だもの(笑)」
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