翌四月二日。
私はいつもより遅く七時半頃起床しました。
電動式オモチャを押入れの中の衣装ケースにしまってTシャツと綿パン姿に着替えるとキッチンで朝食の準備を始めました。
「朝食の支度ができました」とLINEをしましたが例によって御主人さまからは何の反応もありません。
またおそらく遅くなるのだろうと思い、私は先に朝食ととってしまいました。そして洗濯や掃除を始めました。
すると八時半頃「二階へ運んでくれ」とLINEが来ました。
私はすぐにパンを焼いてすぐにココアやスープなどトレーに乗せて御主人さまの部屋に持っていきました。
「失礼します」
部屋に入ると御主人さまは全裸でソファーに座っていました。
ソファーの前のテーブルに食事を置くと、御主人さまは「食べさせてくれ」と命じました。
ソファーに大股を開いて座ったままで動きません。
私はすぐにココアのカップを取って御主人さまの口元へ持っていこうとしました。
「絢子、お前が口移しにしろ」御主人さまがボソッ呟きました。
これは今までにはなかった新たな要求でした。
「私が口に含んで御主人さまの口へ……ですか?」
やり方を確認すると御主人さまは黙ってうなずきました。
「わかりました、失礼します」
私は内心ドキドキしましたが言われた通りココアを一杯口に含んで私の唇をそのまま御主人さまの唇に重ねました。
その際、こぼしてはいけないので私は御主人さまの頭を両手で軽くおさえました。
他の人から見れば私が御主人さまに覆いかぶさって優しくキスをしたようにしか見えなかったと思います。
つぎにスープを口に含んで御主人さまの口元へ運びました。
お肉やお野菜も複数回かんでこまかく切ってから御主人さまの口元へ運びました。
何回がそれを繰り返すうち、御主人さまも私から口移しを受ける際に私の頭をおさえるようになりました。
それに加えて食べ物や飲み物を移し終えたあとも私の頭を離そうとせず唇におさえつけたままにしました。
移し終えて食べ物を咀嚼している間も私と唇を重ねたままでいるのです。
もう私はどうにかなりそうでした。
御主人さまともっと濃厚なキスがしたいと思いました。
食事の最中、御主人さまのアソコがどんどん大きく固くなっていくのを私は横目で見ていました。
DVDが再生されていない今、御主人さまセクシー女優にではなく私に対して性的欲望を抱いているはずです。
その状況が私の欲望にも火をつけていました。
私は食事が終わりに近づいた頃、欲望を疼かせていた私は口移しながら御主人さまの唇の奥に少しだけ舌を差し入れてしまいました。
すると御主人さまはサッと顔を横にそむけて「余計なことするな」と不機嫌そうな表情で呟きました。
私もすぐにわれに返り、慌てて「ごめんなさい」と謝りました。
私は御主人さまの考えていることがわからなくなりました。
御主人さまに命じられなくても彼が悦ぶことであれば問題ないのですが、同じようなことでも彼が望んでないとなると強く拒否されるのだということがわかりました。
口移しを要求しながらもキスは嫌だということでしょうか。
でももしそうであるならば口移しさせる意味は何でしょう?
単純に自分でする食事が面倒くさいということでしょうか。
面倒くさいということならば今のやり方のほうがお互いに時間も手間もかかるしよほど面倒なような気がしますが……。
やがて食事が終わったので私は食器を全てトレーに戻して階下に下りようとしました。
すると御主人さまが「昨日あげたバイブ、使ってないのか」と尋ねました。
まるで昨晩の私の部屋を覗き見ていたかのような口調でした。
「あ、はい、あのあととっても眠くなってしまって……まだ使っていません、すみません」
「じゃ片づけが終わったらここに来い、使いかた教えてやる」
「……わかりました」
命令には従うしかありません。そう返事して部屋を出ました。
このあと私はどうすればいいのでしょう?
食器を洗いながら私は途方に暮れてしまいました。
御主人さまの前で恥ずかしい恰好をさせられて喘ぐことになるのかしら?
食器を洗って私の布団を干した後、乾燥機の中の洗濯物を衣装ケースにしまいました。
例の白いセクシー水着もしまいました。
御主人さまの衣服は彼の部屋の衣装ケースに入れますので二階に持っていかなければなりません。
それと例の電動式オモチャをもって私は御主人さまの部屋に向かいました。
御主人さまの衣装をしまってベッドカバーや掛け布団を交換して部屋の掃除もしたかったのですが、御主人さまは「そんなのあとにしろ」と言ってソファーに座るよう私に指示しました。
私は御主人さまの前で例のオモチャを使うのがためらわれたので、
「あの、私、使い方わかりますから大丈夫です」
と言ってしまいました。
御主人さまはすかさず「じゃやってみせろ」と命じました。
結局、私は墓穴を掘ってしまったのでした。
どうせ御主人さまに恥ずかしい姿を見られるのならば、御主人さま自身の指示にしたがってするほうが恥ずかしさも軽減されるはずです。
「ごめんなさい、本当はよくわかっていません」
実際、私はこういったものを昨晩まで一回も使ったことがなかったのです。
「貸せ」御主人さまは私から三つの電動式オモチャを取り上げるとそれぞれのスイッチを入れました。
低いモーター音とともにそれぞれ細かい振動を始めました。
御主人さまは私の両ひざを広げ、その間のソファーに両ひざを乗せて私に向かい合うようにソファーに乗りました。
御主人さまは穴の開いたナスのオモチャをいきなり私の口に入れてきました。
「あん……んぐ」
私の口には大きすぎてナスの先端しか入りません。
でもそれが細かい振動を続けて私の唇や舌を刺激しつづけるのです。私は口元からよだれを垂らしてしまいました。
口を閉じることもできず、むせたり嘔吐感を感じたりで、汚い話ですが涙や鼻水も流れ出てしまっていました。
このオモチャの本当の使い方はこれとは違うように思いましたが、御主人さまがしたいようにしてもらうことにしました。
御主人さまはナス型の電動式オモチャで私の口を責めつづけながらTシャツの上から鏡餅型のオモチャを私の胸に押しつけてきました。
胸のほうはとても気持ちよかったです。
やがて御主人さまは私の口からオモチャを引き抜くと今度は鏡餅型のものの代わりにそのナス型のものを私の胸にあててそれを押しつけるようにしながらこね回しました。
Tシャツとブラジャーごしでしたが乳首の先がものすごく感じてしまい、性的欲望の疼きがたちまち全身に広がりました。
見ると御主人さまのアソコも完全に太く固くそり返っていて、先端が御主人さま自身の下腹部に突き刺さるかのように見えました。
私はそれがたまらなく欲しくなってしまいました。
私は物欲しげなだらしない表情をしていたのだと思います。
御主人さまが「感じるか」と尋ねるので私は思わず何回も小刻みにうなずいてしまいました。
もう私は完全に御主人さまの言いなりになるよう躾けられてしまっていました。
御主人さまの扱うナス型の電動式オモチャの先端がしだいに下の方へおりていきました。
御主人さまは床に両ひざを突き、オモチャの先端を私の股にあてて胸のときと同じようにそれを押しつけました。
綿パンとパンティーごしにその振動が私の敏感な部分にあてられています。今までに感じたことのない感触でした。
御主人さまは女の体の構造は知り尽くしているようでした。
ナス型のオモチャの先端が女の一番敏感なところを小刻みに刺激しています。
御主人さまはときどきそれを少し下の方へずらして女の大切な部分に喰いこませるように押しつけました。
こちらもまた何ともいえない心地よさで疼きが倍増します。
御主人さまは鏡餅型のオモチャを私の股の下に置きました。
ナス型のオモチャで私の敏感な部分に強烈な刺激を与えられつつお尻の下からも心地よい優しい振動が伝わってくるのです。
そして口紅型のオモチャの先端で私の乳首にあたる部分を刺激しはじめました。
Tシャツとブラジャーごしの刺激でしたが私の体はすでにとても敏感になっていてものすごくいい気持ちになりました。
御主人さまにしばらくそんなイタズラをされているうち、やがて私の体に性的快感のスイッチが入ってしまったのです。
甘い悦楽の火種がしばらくフワフワと揺れていたかと思うと、たちまちそれは大きな快感の炎となって一気に体全体に燃え広がりました。
「あっああっ、あっあっ……」
私は鋭い喘ぎ声を放ちながら体をよじって悶えました。
私が快感の頂点に達した後も御主人さまは私へのイタズラをやめてくれませんでした。
ナス型のオモチャの先端をグイグイと私の敏感な部分に押しつけてきます。
「あっあっ、も、もうやめてっ、お願いですっ」
私は思わず両手でオモチャをつかんでそれを振り払いました。
そのとき私はハッとしました。
なんだか私の股間がビショビショになって濡れているような感触があったからです。
「お前、潮を噴いたぜ」御主人さまがそう言いましたが私には意味がわかりませんでした。
見ると股間から太もものあたりまで綿パンの色が変わっていました。明らかにビショビショでした。
私の座っている部分はソファーもビショビショに濡れていて水びたしになっていました。
電動式オモチャの刺激が強すぎておしっこを漏らしてしまったようでした。ただ不思議なことに匂いはしませんでした。
「汚しちゃってごめんなさい」
私は恥ずかしくてすぐに脱衣所に行こうとしました。
すると御主人さまは私の腕をグイと引っ張ってそのまま私をまたソファーに座らせました。
「まだ終わりじゃねえよ」
御主人さまはソファーの上に仁王立ちになると、私の口に太く固い男性器を私の口にねじ込んできました。
御主人さまのそれには、電動式オモチャのような人工的な硬さではなく男性の立派な肉体がもつたくましい弾力性が感じられました。
それでもやはりその立派なものが喉の奥まで到達すると私は嗚咽してしまい、涙とよだれが流れだしてきました。
「ベッドに行け」
御主人さまは私の口から腰を引くとそう命じました。
御主人さまが仰向けになってベッドに横たわりました。
私はどうすればよいのか迷っていると、
「俺の上にまたがってマッサージしろ」
と御主人さまが固く太くなった男性器を指さして言いました。
私はビショビショに濡れた綿パンとパンティーを履いていますがまさかこの状態でまたがるわけではないと思います。
ということはそれらを脱いでまたがるということになりますが、そんなことをすれば私は未成年それも十五歳の男の子と性行為に及ぶことになるのです。
それでは犯罪になってしまいます。
けれども私にはそれを断ることはできませんでした。
いや、このような状況に置かれた私はむしろ早くそうなることを望んでしまっていたのかもしれません。
「これ脱いだほうがいいですか?」私は愚かな質問をしてしまいました。
「綿パンだけ脱げばいい」御主人さまはそう命じました。
その意図もよくわかりませんでした。
普通ならば全裸になれと命じるところでしょうが、上半身はTシャツを着たままで下半身もパンティーは脱がなくてよいというのです。
私は綿パンだけを脱いで下半身はずぶ濡れのパンティーだけという恥ずかしい姿になりました。
いや、恥ずかしいと思っていたのは私だけで、御主人さまは私のその姿を見てはいなかったのです。
表情一つ変えずにリモコンを手に取った御主人さまはDVDの再生を始めてその動画を見はじめたのです。
「失礼します」
私は小声でそう呟くと御主人さまの腰の上にまたがるように両ひざを突き、パンティーの一部を少しだけずらして御主人さまの立派な男性器の先端を私の熱く濡れた部分にあてました。
そして私はゆっくり腰を落としていきながら御主人さまの男性器を私の体の中へと埋め込んでいきました。
「あん……」思わず小さな声が漏れてしまいました。
御主人さまの男性器の太さと固さは十五歳の男の子のものとは思えないほど本当に立派なものでした。
しかも奥の方まで深く入り込んできたのがわかりました。
十五歳の若さみなぎるたくましい男性器が私の女の部分を奥深くまで貫いているのです。
私はあまりの気持ちよさにしばらく動けませんでした。
全く動かずにDVDの画面を見つめていた御主人さまが「早くやれよ」と命じたのでようやく私は腰を動かし始めました。
けれどもそれは私にとって二重に恥ずかしい行為でした。
一つは女である私が男の人の体の上にまたがって性行為をしていること、もう一つはその男の人の気持ちが私に対してではなくセクシー女優という別の女性に向けられていることでした。
私は御主人さまに命じられて性行為をしているのです。
その目的は御主人さまを気持ちよくしてあげることです。
それで自ら汚したパンティーを身に着けたまま御主人さまの体の上にまたがって腰を動かしているのです。
けれども御主人さまは「私と」の性行為を愉しんでいるわけではないのでした。
DVDの映像の中で響きわたる嬌声や艶めかしい嬌態を演じるセクシー女優に対して性的欲望をたぎらせながら気持ちよくなろうとしているのです。
今の状態の私にしてみれば女としてこの上ない辱めを受けていることになるでしょう。
けれども私はもうそのことについてはあまり気にならなくなっていました。
御主人さまが気持ちよくなるよう腰をゆっくり上下させながら、御主人さまのアソコを自らの体でさすり続けました。
DVDの女優の喘ぎ声が部屋中に大きく響きわたっています。
DVDの男優が女優の体を責め立てながら、
「女は男に犯されて悦びを与えられる生き物なんだよ」
「女の価値は男にどれだけ快楽を与えられるかで決まる」
「女の体はこうやってチンコを激しくこするために使うんだ」
などと言っている声が聞こえてきました。
その言葉は今の私に向けられているようにも聞こえました。
私は御主人さまの体が気持ちよくなるように懸命に腰を動かしました。
けれども私自身もとっても気持ちよくてもう夢心地でした。
五分も経たないうちにDVD映像の女優の喘ぎ声が叫び声に変わりました。私もほぼ同じでした。
もうあと少し動き続ければ快感の頂点に達してしまいそうになっていました。
御主人さまの表情に変化がないので私は少し焦りながら体に力をいれて御主人さまのアソコを強く締めつけました。
そうやって懸命に腰を動かしつづけているうち、私にどうにもならないような快感の大波が押し寄せてきてしまいました。
「あっ、あっ、ああっ」
私はたまらない快感に襲われて全身を痙攣させたあと、御主人さまにまたがったまま御主人さまの胸に上半身を倒れこませてしまいました。
上半身を起こしていられないほど強烈な快感に襲われたのです。体に震えが起こるくらいの気持ちよさでした。
「お前、何やってんだ」
御主人さまの顔が私の目の前にありました。
「ごめんなさい」
肩で息をしながら私は謝りました。でもしばらくの間は動けませんでした。
御主人さまが気持ちよくなる前に私が気持ちよくなってしまい、私がなすべき仕事が全くできていませんでした。
休んでいる場合ではありません。
私は体をもう一度起こして御主人さまへのマッサージを再開することにしました。
それでもやはりダメでした。
今度は腰を動かしはじめた直後から気持ちよくなってしまい、前よりも早く快感の頂上にのぼりつめてしまいました。
「おいっ!」
静かで低い声でしたが凄みがありました。
御主人さまが不機嫌そうに私を睨みつけていました。
「おゆるしください、でももう私……ダメなんです」
御主人さまの機嫌を損ねてしまったことに涙が出てきました。
私自身、自分が気持ちよくなろうとして動いたわけではないのです。
御主人さまを気持ちよくしようとして一生懸命動いたのですがどうしても私自身が気持ちよくなってしまうのです。
私は悲しくて泣いてしまいました。
とは言っても御主人さまの機嫌を損ねてしまったら私は解雇されてしまいます。
「しょうがねえ」不意に御主人さまが体を起こしました。
私をベッドの上に四つん這いにさせると御主人さまは私のパンティー両手を太ももまで勢いよくおろしました。
「あっ、いやっ」私は思わず叫んでしまいました。
私が抵抗する間もなく御主人さまは私のお尻を鷲づかみにしてたくましく屹立した男性器で私の熱く潤ったところを一気に貫いてきました。
「ああっ」私は悲鳴を上げました。
御主人さまは私のお尻をつかみしめながら激しく腰を打ち込み始めました。
その若さみなぎる力強い責め立て方に、私はもうどうにもならない気持ちよさに襲われていました。
はしたない声を放ち続けてしまいました。
かすかに視界に入ったのですがDVD映像の男女もちょうど私達と同じ格好で交わっていました。
DVD映像の男優が苦しそうな表情で激しく腰を動かしています。女優も傍若無人な叫び声を放っていました。
私も絶頂感に襲われてあられもない声で叫んでしまいました。
その時ほぼ同時に男優とご主人様が呻き声を上げました。
DVD映像の男優は女優の体の中にそのまま放出しましたが、若旦那さまは直前に男性器を私の体から引き抜きました。
そしてすぐに私の顔の前に移動して私の目の前で私の顔を目がけて放出したのです。私は思わず目をつぶってしまいました。
そうして私は顔中に御主人さまの体液を連続で打ち込まれました。
まぶたの上にもかかっていますから目を開けることができません。
それでも私は御主人さまのアソコを舐め清めるために口を大きく開けました。
ドロッとした濃厚な体液が私の顔に付着して少しずつ下に垂れているのがわかります。
ご主人様の男性器が私の口の中に入ってきました。
御主人さまのグチョグチョに濡れた男性器があの独特の芳醇な香りを私の口いっぱいに広がらせました。
一分以上もそのまま私はご主人様の男性器を口に含んだまま舐め清めました。
御主人さまの放った体液が私の顎を伝ってシーツに垂れ落ちているのがわかりました。
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