部屋の明かりは消され、成人DVDの動画が大きなテレビ画面に映し出されていました。
御主人さまは全裸でベッドの上に座っています。
両手を後ろに突き、両足を大きく広げていました。
「こっちへ来い」
御主人さまに呼ばれて私はベッドに上がりました。
「やれ」御主人さまの命令です。
何をするかはあらためて聞くまでもありません。
御主人さまの体を気持ちよくするのです。
「はい」と返事をして私は御主人さまの両足の間にひざまずき、たくましい男性器を両手でさすりながら口に含みました。
ちょうどテレビの画面が私の背後にくる位置関係ですので私からは動画の画面は見えませんが、セクシー女優のはしたない喘ぎ声や卑猥な言葉の数々が耳に入ってきました。
御主人さまはみずから腰を上下させはじめました。
気持ちよくなっているのだと思います。
私は舌と唇を使って御主人さまがもっと気持ちよくなるように懸命に愛撫を続けました。
上目使いに御主人さまの表情を見てみました。
御主人さまは呆けたような表情で画面を見つめています。
私のことはまったく気に留めていないようです。
私の立場は何なんでしょう?
よく考えてみれば私は女としてものすごく屈辱的なことをさせられているわけです。
私自身の体を御主人さまの性的欲望の対象にされているのであればまだマシですが、今の私は単なる成人用玩具という道具にされているにすぎません。
御主人さまが性的欲望を感じているのはDVDの中のセクシー女優に対してであって私に対してではないのです。
けれども私はもうあまり屈辱感を感じなくなっていました。
そんなことを気にしていたらこの仕事は務まりません。
むしろ御主人さまの要求にきちんとおこたえするのがこの家で家政婦として雇われた私の本当の仕事なのだと思います。
そう考えると私は懸命に御主人さまが悦ぶことをしてあげようと思えるようになってきました。
「ああ気持ちイッ、あう、うっ」
御主人さまが腰をガクガク震わせながら体液を放ちました。
私の口の中に生ぬるいドロッとした粘液が何回かにわたって打ち込まれました。
お風呂で出したのとほぼ同じ量でした。
私は御主人さまの粘液を槌み込んだあとも何度も顔を往復させて優しく男性器の汚れを舐め清めました。
御主人さまが呼吸を整えるまでの間、私は御主人さまのそばで御主人さまのつぎの指示を待っていました。
「絢子、つぎは俺の全身を舐めろ」
これは初めての要求です。
意味はわかりますが文字通り受け取ってよいものか思案していると「顔から足先まで全部だ」とつけ足しの指示が来ました。
御主人さまは別のDVDを再生しはじめました。
昨晩とは別のレズの動画でした。
私は仰向けに寝た御主人さまの上にまたがると御主人さまの頬のあたりに舌先をつけました。
「よだれを垂らしてレロレロするんだ」
御主人さまは私に痴女を演じろと要求しているようでした。
「はい、では失礼します」
私はよだれを含ませて御主人さまの額やまぶた、耳や頬や鼻や唇など何度も何度も舐めまわしました。
御主人さまの顔は私のよだれでベチョベチョになってしまいました。
これが「淫行」でなくてなんでしょう?
私ははしたなくも女の欲望を疼かせていました。
私にこんなはしたないことをさせる御主人さまを愛しいと思うようになってしまっていたのです。
でも御主人さまは顔を横に向けてテレビの画面を見ています。
画面の中の二人のセクシー女優に対して性的欲望を感じています。
私はそんな御主人さまに対して性的な欲望を募らせているのです。
御主人さまの首筋もベチョベチョに濡らしながら舐めました。
私の右手は御主人さまのアソコに伸びていました。
案の定、彼のアソコはもう立派に回復していました。
その強烈な精力に私は心底から驚き、そして欲望を疼かせました。
御主人さまの毛深い脇の下、ピンと立った乳首、おなかやおヘソまでよだれをまぶしました。
腕から手の指先まで丁寧に舌を這わせました。
ベッドのシーツのあちこちにシミができるくらい私のよだれが垂れていました。
今度は御主人さまの足先に口をつけました。
足の指やそのつけ根、足の裏から足首まで、左右交互に丹念にしゃぶり尽くしました。
その間も御主人さまのアソコを優しくさすり続けました。
やがて御主人さまはベッドの上に四つん這いになりました。
お尻や男性器をマッサージしろとの合図です。
私は御主人さまのお尻に唇を這わせ、お尻の表面に舌先で小刻みに刺激を与えました。
両手で御主人さまの男性器とそのつけ根にある大切な玉袋を優しくマッサージしつづけました。
「ああ、お姉さま気持ちいい」
DVD映像のセクシー女優の声が聞こえてきます。
横目で画面を見ると、二人の女優が互いに体の向きを反対にしてお互いの性器を舐めあっているところでした。
私は御主人さまのお尻の穴をとがらせた舌先でつつくように舐めていました。よだれでベチョベチョに濡らしました。
御主人さまのアソコがさらにそり返りました。
女優たちの喘ぎ声が頂点に達したころ、「あっ、うっ、ううっ」と呻いて御主人さまも果ててしまいました。
私は指先に御主人さまの放った体液による生ぬるいネバネバを感じました。
男性の放つこの生ぬるいネバネバが女にはたまりません。
私の自分の手に付着したそのネバネバを舐めとりました。
私は四つん這い姿の御主人さまの男性器の下に顔を入れ、ベッドに仰向けになる体勢で御主人さまの男性器を口で舐め清めました。
同時に両手で御主人さまのお尻をつかむよう揉みながらマッサージしました。
御主人さまは呼吸を整えると体を起こしました。
「お前、なかなかいいぞ」
御主人さまは手で私の顎をつかんで御主人さまの方へ向けると私の目を見つめてそう言いました。
「ありがとうございます」
御主人さまに悦んでもらえたことはとても嬉しかったです。
もっと悦んでもらえるように頑張ろうと思いました。
そのとき唐突に御主人さまの手が私の体に巻いてあるバスタオルの中に下から滑り込んできました。
本当にあっという間でした。
「いやっ……」かすれたような声が私の口から洩れました。
私は思わず御主人さまの腕をつかんでしまいましたが、そのときは御主人さまの指がすでに私のアソコの敏感な部分に喰いこんでいて手遅れでした。
私のアソコはグチョグチョに濡れていたのです。
それを御主人さまに知られてしまい、ここでも死にたくなるほど恥ずかしい思いをしました。
御主人さまは私のアソコから手を引き抜くと、その指を私の目の前にもってきました。
指同士をくっつけたり離したりすると私の体液が粘っこく糸を引くのが見えました。
「やめてくださいっ」
私は慌てて御主人さまのその指を自分の手で包み込んでこすり落としてしまいました。
恥ずかしくてたまりませんでした。
「お前にいいものをやろう」
そう言って御主人さまはベッドから下りると、今日の午前中に届いた宅急便の箱の中から何やら取り出してきました。
見ると薄ピンク色をした女性用のオモチャのようでした。
口紅みたいなものと鏡餅みたいな形のもの、先端に小さな穴の開いたナスのような形をしたものと全部で三種類ありました。
私が昨晩コッソリ使ったものは御主人さまがお尻に入れるためのものですから形から見て使い方がわかりましたが、これらは見た目からは使い方がよくわからないものでした。
「お前にやるから今晩寝る前に愉しめ」
そう言って御主人さまはその卑猥なオモチャを私の手に握らせました。
これは私へのご褒美のつもりなのでしょうか。それとも何か別の意図があるのでしょうか。
私は「ありがとうございます」とだけ言ってそれを受け取りました。
こういうものは人に知られないように使うもので他の人には使っていることを知られたくないものですが、御主人さまがわざわざ私にくれたのですから私は御主人さまの指示通り使うしかないと思いました。
もう戻ってよいという指示でしたので、私は「おやすみなさい」と言って階下の和室に戻りました。
午前一時近くになっていましたので布団を敷いて私は横になりました。
先ほどまでの御主人さまへのご奉仕のせいで私の体はひどく疼いていたのですが、布団に横になるとすぐに強烈な疲れと眠気が襲ってきました。
私は御主人さまに頂いた電動式オモチャを胸に抱きしめたままいつの間にか眠ってしまったのでした。
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