俺は所用で上野建設に足を運んだ。
「おはようございます」
彼女の名前は沢良木みどり、上野建設の美人受付嬢である。
俺「おはようございます。いつもお世話になっております」
みどり「上川さん、今日はどうされました?」
俺「先日の案件の書類をお持ちしたんです」
みどり「それはお疲れ様です」
俺「それはそうと、最近部長さんとは上手くいってますか?」
みどり「え?」
俺「ご心配なく、部長さんから、みどりさんとのこと聞きましたよ」
みどり「もぅ部長ったら、口がカルイんだから」
俺「沢良木さんが綺麗だから自慢したいんですよ」
みどり「上川さんたらお上手なんだから」
そう言いながら、みどりの表情は曇っていた。
俺「沢良木さん、どうかされました」
みどり「何でもないんです」
俺「もしかしたら部長さんと上手くいってないんじゃないですか?」
みどり「………」
俺「私で良かったら相談に乗りますよ」
みどり「ホントですか?じゃあお願いしようかな?」
俺とみどりは、相談事を聞く体で土曜日に会うこととなった。
その日は星野と良子の調教日でもあった。
そして土曜日
俺「沢良木さん、どうされました?」
みどり「実はね、最近星野さんが会ってくれないのよ」
俺「そうなんですね。何か心当たりは?」
みどり「それが思い当たらないのよ。ただちょっと前から元気が無くって」
俺「元気って?あっちのほうですか?」
みどり「うん、勃たなくなってしまって。それになんだかそっけないし」
俺「そうですか?あ、そうだ」
みどり「何?」
俺「ちょっと面白いところがあるんで行ってみません?」
みどり「面白いところって?」
俺「まぁ、お楽しみということで」
俺はみどりを車に乗せてクリニックに向かったのだ。
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