瞳子は、3年前に裕太からされた事を忘れてしまった訳ではなかった。
お母さんの縛られた姿を見てから、お母さんを自分に置き換えて、エッチな想像を何度もしたが、その時に瞳子を裸にして縛ってくれるのは裕太だった。
その裕太が、中学生になって自分から遠ざかって行くような気がする。
たまに挨拶してもよそよそしい。
それが瞳子には、寂しかった。
裕太君は野球して健全だから、女の子を裸にするなんていやらしい想像なんかしないのかもしれない。
男の子の生理を良く分からない瞳子は、そんな事を考えてしまった。
ある日、瞳子は偶然レンタルビデオ店で裕太がDVDを選んでいるのを見かけた。
裕太君は、どんなのを借りるんだろうか?
裕太は西部劇の棚から一本のDVDを選ぶと、カバーから中身を取り出してレジへと持って行った。
やっぱり男の子だから、冒険や西部劇が好きなんだ。
瞳子は裕太が借りていったDVDのカバーを、手にとって見た。
その途端に、瞳子の胸は激しく疼いた。
そのカバーには、裸のインディアンの女性が正座した後ろ姿が印刷されていたが、その両手は背中で縛られていた。
他の人からカバーを見られないように気を付けながら、瞳子はDVDの内容説明を読む。
インディアンが白人から虐待される物語らしいのだが、本当にカバーに印刷されてるように、女の人が裸で縛られるシーンがあるのだろうか?
裕太君は、こんなシーンを見るのが好きなんだろうか?
瞳子の胸は激しくときめいた。
瞳子が中学1年の2学期になって直ぐ、お父さんが仕事で、年末まで長期出張に行くことになった。
出発の前日、一家三人での夕食で、お父さんは瞳子にも「お母さんをしっかり助けてあげてくれ」と言い、瞳子も「はい。」とそれに答えた。
その夜遅く、瞳子は激しい雨音に目が覚めた。
どのくらい降ってるのだろう?
瞳子は二階の自分の部屋のカーテンを捲ってみた。
窓の下は裏庭だが、一階の明かりが点いていて、植え込みや庭木が照らされている。
雨に濡れる植木の横に、何か白い物見えた。
瞳子が目を凝らすと、それは裸の女性だと言うことが分かった。
お母さんだ!
お母さんは、全裸で後ろ手に縛られて庭に立っていた。
直ぐ横に黒い人影が見える。
それは黒い雨具を着たお父さんだと分かった。
お父さんは雨具を着てるのに、お母さんは裸で縛られて、雨に打たれているんだ。
瞳子の鼓動が高まった。
もっと、見たい..。
しかし、やがて二人の姿は、屋根の陰に隠れてしまった。
瞳子は足音を忍ばせて、そっと階段を降りた。お父さんお母さんは、台所の勝手口の所にいた。
お母さんは全裸で後ろ手に縛られているだけでなく、その真っ白で形の良い曲線を描く腹部から股間にかけて、褌のように縄が食い込まされていた。
そして、その縄が食い込まされている下腹部には、瞳子にも芽生え始めている黒い大人の飾りが見えなかった。
雨具のフードを外したお父さんは、裸のお母さんの身体を片手で後ろから抱きしめながら、片手でお母さんの股間に食い込む縦の縄を握って強いている。
それにつれて、お母さんは股間の苦痛を少しでも軽くしようとするかのように、爪先立っていた。
「ゆり子、家の事は..、瞳子のことは頼んだぞ。」
「貴方、家の事は心配しないで..。
貴方は、お身体を大切にしてお仕事を..」
そこまで言うと、お母さんはお父さんから激しく口を吸われて身悶えた。
何..、これ...!
お母さんもお父さんも..、すごいんだ..。
「さあ、もう一度風呂に入ったら、寝室でまた責めるからな。」
お父さんはこう言うと、股間に食い込まされた縄が辛いのか、歩くのが不自由な様子のお母さんを促して、台所の床に上がった。
瞳子は見つからないように身を隠すと、そっと二階の自分の部屋に上がったが、ベッドに入っても今見た光景に興奮し、とても眠る事は出来なかった。
瞳子の細い手が、そっとパジャマの下に入っていった。
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