「瞳子ちゃん、落ち着いて聞いて。
お母さんを縛ってくれたのは、お父さんなの。」
瞳子は耳を疑った。
あの、いつも明るくておおらかで、瞳子にもお母さんにもとっても優しいお父さんが..?
そんなこと、あり得ないよ..。
瞳子は混乱してしまった。
そんなお父さんが、お母さんにこんな酷い事をするなんて..。
「あっ、それじゃあ、お母さん。お父さんの大切にしてる物をこわしちゃったとかなの..?」
お母さんは静かに顔を横に振った。
「お父さんは、お母さんや瞳子ちゃんが何か失敗しても、それで怒るような人じゃないわ。
これはね、お父さんがお母さんのことを、とっても好きだから縛ってくれたのよ。」
そう言ったお母さんの顔は、まだ子供の瞳子から見ても、毅然として美しく思えた。
「良い?良く聞いてね。
お母さんは、お父さんからこんな風に恥ずかしい姿で縛ってもらうのが好きなの。」
「えーっ!」
「お父さんもお母さんの事が大好きだから、こんな風にしてくれるの。本当よ。」
「でも、でも大好きな人を裸で虐めるなんて..。
瞳子、分かんないよ!」
「瞳子ちゃんの知ってる人にも、そんな人がいるじゃない。
瞳子ちゃんも、その人の事、大好きだって人が。」
「瞳子、そんな変な人、知らないよ!」
「裕太君は?」
「あっ..!」
瞳子は、お母さんの言葉に狼狽えてしまった。
裕太は瞳子と同級生で、家も歩いて5分程の近所だから、小さい時から家族ぐるみのお付き合いである。
ほんの2週間前の日曜日、瞳子と裕太は二人で近所の谷川で遊んでいたが、裕太から「熱いから、泳ごうぜ」と誘われて、ちょっと恥ずかしいかな?と思いながらも、パンツ一枚で裕太と水遊びをした。
その後、濡れたパンツを絞って木の枝に掛けて干していたのだが、いよいよ帰ろうかと言う時になって、裕太がその瞳子のパンツを取り上げて返してくれなかったのだ。
「私のパンツ、返してよ!」
と言う瞳子に対して、裕太は
「返してやるから、瞳子の割れてるところを見せろよ。」
と言ったのだ。
嫌だあ。恥ずかしいよお。
としばらくは抵抗した瞳子だったが、やがて
「私のあそこ見たって、誰にも言わない?」
と言い、裕太が頷くと二人で林の中に入った。
そして叢の上にしゃがむと、そっと両足を開き、裕太の前で割れ目を晒したのだ。
「お母さん。あれ、見てたの?」
「そうよ。もし、裕太君が瞳子ちゃんに痛い事とかしそうだったら止めようって思って見てたんだけど、裕太君、そんな事しなかったでしょう?」
「う、うん..」
「あの時、瞳子ちゃんは恥ずかしかったけど、そんなに嫌じゃなかったんじゃない?」
「....」
「ねっ、瞳子ちゃん。
お母さんの言うこと、少しでも良いから分かる?」
「うん..」
瞳子は頷いてしまった。
「分かってくれたわね。
ありがとう、瞳子ちゃん。」
お母さんはにっこりと微笑んだ。
「さあ、瞳子ちゃん。
またそれをお母さんの口に入れて、手拭いで口を塞いでちょうだい。
お父さんに気付かれないようにね。」
「うん..」
瞳子は手に握ったままの、お母さんの口から抜き取ったベージュ色の布に目を落とした。
「あっ、これって..!」
それは、お母さんが普段穿いているパンティーだと気が付いたのだ。
「これ、汚ないとか、ないの..?」
瞳子が聞くと、お母さんは
「そうね..、お母さんが昨日1日穿いてたのだから、普通は汚ないと思われても仕方ないわよね。
でもね、お母さんはそんな物をお父さんから口に入れてもらうと、ジーンとするほど幸せになるのよ。
まだ、瞳子ちゃんには分からないと思うけど..」
「う..ん..。」
「さあ、早くしてね。
お父さん、一時間の予定で町に車で買い物に行ってくれてるけど、大雨だから早く帰ってくるかもしれないわ。
そうね、瞳子ちゃんには悪いんだけど、しばらく離れで休んでてね。
お父さんの車が帰ってから、10分くらいしてこっちに帰ってきてちょうだい。」
「うん、分かった..。
お母さん、ごめんね。」
そう返事をすると、瞳子は手に持ったパンティーをお母さんの口に入れたのだった。
瞳子が離れに入ると、ほんの数分でお父さんの車が帰ってきた。
しばらく待ってから、瞳子はいかにも今帰ってきたと言うような感じで「ただいま!大雨だから、学校早く終わったよ!」と言って母屋に帰ったのだった。
そこには、いつもと変わらない優しいお父さんとお母さんが待っていて、お母さんはお父さんが見て無いところで、そっと瞳子に微笑んだのだった。
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