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「理事長先生ぇ…これは…」
調教内容がおおよそ分かったものの、莉奈は聞かずにいられなかった。
「読んで字のごとく、だよ。露出マゾの莉奈の為にみんな来てくれるんだ、感謝しろ」
(ああぁ…そんな…安曇様意外に、大勢に見られる…?いやぁダメよそんな…怖い…)
これまで色々な調教を受けた莉奈だったが、不特定多数の人前でなど経験が無い、安曇様は本気でそんな事しようと…?
ホシュッっ!パシィーンっ!
あまりの事態に承服しかねている桃尻に鞭が入った。
「あいいィ…っ!あはぁァ…ああぁ…お尻ぃ…」
「なんだ、私の言ってることが不満なのか?」
「い、いえ…不満だなんてそんな…」
「心配するな、常に私がついているし…こういった掲示板でくるヤツは分をわきまえてるよ」
「分かりました…私は安曇様のマゾ犬ですから何処へでもお散歩させて下さい…あんん…」
逆らえばすべての契約が解除されてしまう…、莉奈に選択肢は無かった。
「そうだ、そうやって素直に懐いていればもっと上の快楽が得られる…。ふふっ、莉奈、しゃがんで全裸になれ」
安曇はトランクのバッグから麻縄を取り出すと、車の影に全裸でうずくまるペットに縄を掛けていった。
首から回された縄はDカップを絞り出し、そのまま下半身に降りて股を割る…。
「安曇様ぁ…ああぁ…ワレメが…あひぃぃ…」
桃尻の谷間を割る麻縄は、クリを押さえて上方に引き上げられ、正面から見るとワレメが麻縄を食べた様に縄が消えていた。
「どうだ気分は?高ぶって来ただろう…。股縄は貞操帯の代わりだ、安心しろ」
万が一暴漢に襲われても挿入は防げる…、食い込む股縄にすがるしかないマゾの境地に莉奈は乳首を硬く尖らせて悶える…。
「よし、ワンピ着て出発だ。パンティだけは穿かせてやる」
莉奈は手渡された白いパンティを穿き、ワンピを着ると立ち上がった。そこに安曇から赤い首輪を付けられた状態でマゾ散歩が始まった。
ここの道の駅は池の周囲に遊歩道が整備された広い公園が隣接していて、夜はゲイや女装子のハッテン場としてそこそこ有名な場所だ。
ゲイは駅内トイレ、女装子は公園内と住み分けされているが、たまに純女も露出調教を受けるとあって、ここを拠点にするチェイサーも数人いる。
安曇は莉奈を前に歩かせ、遊歩道を奥へと進んで行った。
やがて池の端まで来ると、その先からは小高い丘にアスレチックフィールドが広がり、その奥に東屋が見えた。
「さぁて、莉奈目当ての男は何人くらい来てるかな?ほら、あの奥に見える東屋が今日の露出ステージだよ」
この地点まで人には会わなかった。
外灯も消えたフィールドの先に人がいるとは思えない…。
莉奈はミニワンピから股縄に濡れるパンティをちらつかせて歩いてきたが、安曇にそう言われても全く人の気配など感じなかった。
「さぁて、ここからが本番だよ。ワンピ脱ぐんだ」
(ああぁ…ん…、多分誰もいなさそうだし…大丈夫よね…)
莉奈は素直にワンピを脱いで安曇に手渡した。
手元のトートバッグにそれを仕舞った安曇は、代わりに手錠を取り出すと莉奈の両腕を頭の後で組ませ、手錠掛けした。
微かな月の明かりに、後ろ手錠でスタイル抜群の肢体をS字に反らせ、麻縄で異様に飛び出した胸が映える…。白いパンティはマゾ用にワンサイズ小さく、それがここまで歩いて来る中で桃尻に食い込んで卑猥さを増していた…。
フロントに小さなピンクリボンが付いたパンティは股縄が食い込むワレメを隠していたが、既にワレメから溢れたぬるぬるの淫水と汗で、マゾの身体に華を添えるようにしっとりと湿り気を帯びて匂い立つ…。
その淫靡な桃尻を振りながら安曇に付き添われて、フィールドの小道を東屋に下って行った。
遊器具を抜けて暗闇に東屋の黒い形が判別出来る所まで来ると、その周囲にホタルが飛んでいる…。
(…あ…ホタル?…ぁァ…いや…違う、えっ、タバコの火…?あああいやぁっ!人がいるっ!)
真夏の夜風に全裸で気持ち良く歩いていた莉奈の身体が急に熱を帯び、頭を殴られた様にバクバクと動悸が早まった。
ホタルの火は2つか3つ…、まさかこんな所に…こんな時間になんで…?、そんな甘い考えは爆上がりする鼓動に打ち消される…。
「ふふっ、良かったな莉奈。何人かお客が来てるみたいだぞ?期待に応えてしっかりご奉仕しろよ?」
「ひいいぃ…ぁァ…ご奉仕って…?どういう…」
ホシュッっ!パシィーンっ!
「んぐうぅ…あいぃ…ご奉仕、ご奉仕ですぅ…」
静まり返ったフィールドに鞭の湿った音が響く。
莉奈はスマホの書き込みを思い返す。
(口衆便女…?ああぁ…そういうこと…)
思い当たると絶望感に襲われた。
しかし、東屋付近のホタルが、尻打ちの音に反応して動くのも同時に見えた莉奈は、もうどうする事も出来ない…。
引き返して逃げたくなる気持ちを、マゾ性が侵食し、莉奈はヒールサンダルを前に踏み出してしまった。
後ろ手錠でややバランスを崩しながらも、ゆっくりと東屋に近付いて行く。
(はぁ、はぁ、ダメよこんな事…ああぁ…恥ずかしくて堪らない…はぁあ…、3人?いやもっといる…っ!ひぃやあああぁ…ん…あぅ…)
東屋の音達は静かに色めきたった。
ホントに女が来たばかりか、既に全裸で、しかも若くてスタイルのいい美人…。
雲間が晴れて月明かりの中を歩いて来る姿に声を失う…。
東屋に待機していたのは4人だった。
皆静かに東屋の木製ベンチに座り、変態露出マゾを出迎える…。
安曇は近くまで来るとそれ以上は近寄らず、タバコに火をつけて素知らぬふりをして見張り役に徹している。
露出調教に男は付き物だ、慣れた風に男達は安曇に無言で会釈すると、東屋に入って来た莉奈の肢体に見惚れた。
「うん、お姉さんキレイだね…、大丈夫、ここに変なヤツいないから…」
1番年配の男がやっとの思いで莉奈に声をかけた。
それほど莉奈の淫靡な雰囲気は周囲を圧倒していたのだ。
趣味でチェイサーしている彼らは、男付きの女に触るなど無粋な真似はしない、暗黙の了解がある。
すべて男の了解のもと、露出プレイの手伝いに徹するのだ。
東屋のベンチで四方に座る男達に裸体を晒す莉奈は、中央でその纏わりつく様な視線に絡め取られて動けない…。
(ああぁ…こんな、知らない男達の前で…何してるの私…、ああぁ…おしっこ、おしっこ漏れそうなのに身体が熱いぃ…)
この日の男達は、40代が2人、50代と30代が1人づつ。おおむね見知った仲間は女装子を相手にする事が多かったが、こんな上玉の女は初めてだった。
その内リーダー格の50代が安曇を見やりながらベルトに手を掛けた。
安曇はそれを見ながらもまたフィールドの方を向いてタバコを燻らせる…。
調教者の暗黙の了解が得られた男達は無言で一斉にズボンとパンツを脱ぎ去り、座ったまま露出した股間を大股でさらけ出して莉奈を見上げた。
(そんな…何をしてるのこの人達…ああぁ…いやぁ…おちんぽそんなに出して…ホントにこんな…、はぁぁ…おちんぽに囲まれてるぅ…っ!)
莉奈は噛み締めた奥歯をガチガチ鳴らしながら羞恥の震えが止まらなくなった……………………………続
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