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その目線は少し前から様子のおかしい女子高生をつけていた。そして今、明らかにガラス越しに階下に向かってスカートを上げて露出…。
現場を確認したその人物はゆっくり涼子の背後に近付いた。
「ちょっとあんた、何してる?」
(ヒイイイっ!ァ…)
股縄ワレメを晒してプチ露出を楽しんでいた涼子は急に背後から声を掛けられ、瞬間的にスカートを下ろす…
「ちょっと来なさい!」
グイっと腕を捕まれ、振り返った涼子…
女性警備員の制服だった。
(あ…ぇ…ヤバい!補導?ぇ…見られて…?)
涼子は一瞬で我に帰り、パニックになる…。
体格のいい女性警備員は無言で足早に階段から4階の警備員詰所に連れていった。
(ァ…違う…違うのどうしよう、ああぁ…どうしよう)
声が出ない涼子を警備員は女性警備員詰所と書かれた部屋に押し込んだ。
事務机と椅子が2つ、奥に小さなキッチンとトイレがあるようだが…
涼子は椅子に座らされ、警備員が机に向かって座り、何か書類を出して事務的な聞き取りが始まっていた。
「あんた名前は?どこの高校?え?」
おそらく30代、身長は170位だろうか…?美人ではないが、引き締まった精悍な印象の警備員が高圧的に尋問する。涼子は答えようが無かったが、ようやく声を振り絞った。
「…あ…あの、すみませんでした、ホントにごめんなさい…」
「は?ごめんなさい?あのねぇ、学生は万引きが多いけど、あんな破廉恥行為初めてだよ。これから学校と親と、警察に突き出すからね!名前は!?」
(あああぁ…終わった…バカだ私…………)
万里香を捕まえればそれでエッチな鬼ごっこは終わり、あんな事しなければ今頃サロンでみんなと…。
後悔しても遅かった。
警察…、実際の歳がバレたら露出行為で逮捕…?
何もかも失う…。
頭が真っ白になった涼子は気が付けば床に土下座していた。
「すみません、ホントにすみませんでした!ああぁ…お許し下さい!お願いします…もうしませんから………うぅ…お許し下さい…」
「ああ、万引きした女子高生とか主婦とか?みんなそう言うよ?」
慣れているのか取りつくしまもない…。
「…ああぁ…どうか、何でもします!、何でもしますから警察だけは…ご勘弁下さいぃ…………」
「…はぁ、まあ被害届や通報があった訳じゃないけど…」
その言葉に一筋の光を見た涼子は床に額を擦り付け懇願した。
「お願い致します警備員様!ああぁ…お許し、何でもしますから警察だけは……ぁあ?ぐうぇ!?」
ガスっ!と音がして警備員が涼子の頭を踏んだ…、警備靴で黒髪を踏みにじり、床に涼子の顔面を踏みつけたまま警備員が恫喝する…
「ばかみたいにいい年こいてセーラー服着て?女子高生に変身してSMゴッコか?この変態がっ!首筋から縄見えてんだよ?それでスカート捲って、声掛けて来る男のチンポしゃぶるつもりだったんだろうが?」
(ぐえぇ…痛い、痛いっ!何で…バレてる…ああぁ…)
「おい、変態娘、チャンスをやる。警察行くか、サンドバッグになるか、選べっ!」
(ちょっと何…この警備員頭おかしい…ぐう痛い痛いっ!)
「分かりました!ああぁサンドバッグになります、ああぁ…痛いっ!警察だけは許して下さい…」
それを聞いた警備員はやっと涼子の頭から足を退けると、冷淡に、立て、と命令した。
その場によろよろ立ち上がると同時にサッとミニスカを剥ぎ取られた。
「ああっ!ちょっと…ああぁ…待って…」
「ふん、ギチギチに縄縛りか、ご丁寧にバイブもねぇ…気持ちいいのか?変態」
涼子はセーラー服とハイソックスだけの半裸で、反論出来ないまま震える…。
不意に警備員がバックルに手を掛け、制服のズボンを脱ぎ去り、靴と靴下も脱いでいく。
「あたしキックボクシングしててね、まあその腕買われて警備員やってんだけど…」
そう言いながら下半身パンティだけの素足で仁王立ちになり、涼子を見下ろす…。
そのあまりにも冷酷な表情に悪寒が走る…
「おい、私は縛られて気持ち良くなる変態JKですって言ってみろ?みんなに見られたい変態ですって」
「そんな…違います…あ…ヒェっ!ぐええっ!?」
ヒュンっ!バシーンっ!
警備員の蹴りがまともに涼子の桃尻に入り、身体ごとふっ飛んで壁に打ち付けられた…。
「あぎィっ!イヤァ…待って…痛いっ!ヒイイイっ?」
続け様に左右の素足が唸り、連続して腹と尻に蹴りが入る…。下半身に集中する何発もの蹴りに涼子は悶絶し、床に転げて呼吸も出来ない…。
「ぐはっ!げぇぇ…はっ、はっ、お許し…ごほっ!」
容赦ない暴力に涼子は本気で怯え、恐怖のどん底に陥った。密室で、名前も知らない警備員に…下手に逆らったら殺される…
警備員の女は一切力加減せず、変態娘に蹴りを加えた。
暴力に怯え、床に這いつくばって許しを乞う涼子を見下ろす目はヘビの様に色が無かった。
涼子は腹に入った蹴りで呼吸が乱れ、半開きの口からダラダラとヨダレを垂らしながら涙目で必死に許しを乞うた。
「変態娘、少しは懲りたか?」
涼子は腹を押さえながら無言で何度も頷き、床に土下座して絶対暴力者に頭を下げた…。
その姿に警備員の口元が歪み、イビツな笑みを涼子に向けながら無言で椅子に座った。
(…助かった…ああぁ…終わり?、うぅ怖いぃ…)
痛みに呻き、恐怖に怯える涼子の前で、警備員の素足の股が開いた…。
うっすら笑みを浮かべて見ている…。
涼子のマゾ性が、即座に意味を理解した。
よたよたと自分に蹴りを入れた素足に這い進むと、足指にキスをしながら上目遣いで女を見上げる。
その表情が変わらないのを確認すると、涼子は足先を両手で丁寧に持ち上げ、足指を口に含んで舐め清めた。涼子の身体にマゾの血が沸き上がり、被虐の痛みが急速に悦びに変わっていく…。
絶対暴力者に奉仕する舌先が、ふくらはぎから太ももに上がり、やがて警備員の女の両足の付け根に到達した頃には完全に変態マゾ犬の表情に変わっていた。
奉仕の悦びに上機した頬はピンク色に染まり、うっとりとした涙目で警備員を見上げながらパンティの匂いを嗅いで回る…。
女は机に頬杖を付いたまま、ニヤニヤと変態娘を見下ろしている。
やがて涼子はゆっくり丁寧に女のパンティを抜き取ると、淫毛に埋もれた絶対暴力者のワレメに舌を差し入れていった…。
鼻を鳴らしながらぬるぬるを舐め取り、舐め清め、足を上げて貰うと露になった尻穴に舐め入った。
自らの変態行為で警察沙汰になるのを恐れ、許しを得るため必死に舐め奉仕する涼子…だがその股縄に割れた涼子自身もどうしようもなく疼いていた。
警備員の女はこのショッピングモールに派遣され、主に女性客の万引き行為等を担当していた。暴力による支配を好むサド女王はその立場を悪用し、警察や家庭に通報されるのを恐れる女子高生、OL、40代の主婦に至るまで、同様の手口でレズ奴隷に貶めていた。
その女、山本瑞穂の元には、その時の奉仕が忘れられない数人のマゾが、釈放された事後も集っていたのだ…。
涼子は懸命な奉仕の末、瑞穂に快楽を与えてようやく釈放された。
瑞穂に連れられてサロンに入ると、莉奈が出迎える。桃百合達はもう帰宅していたが、涼子は莉奈を見ると安堵感からまた泣きじゃくった。
莉奈はサロン前に警備員を見送りに出たが、笑いが止まらなくなった。
「おい莉奈、自分のペットはちゃんと躾しとけよ、あいつ危ないぞ?」
「分かったわよ、瑞穂…」
瑞穂は莉奈の尻を撫でるとまた巡回に戻っていった……………………続
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