由紀子と美紀が話し込んでるのを、横で聞いている俊樹、たまに相槌を打ったりはしているが、話は上の空でひたすら尿意を我慢していた。
由紀子に不審がられない様に、笑みを浮かべる様にしているが、美紀からは引き攣っている様に見えたかもしれない。
美紀「そろそろ、見回りに行こうかしら。」
壁掛けの時計が10時を指している。
由紀子「じゃあ、あなたも。」
俊樹を追い立てる様に腰の辺りを軽く叩く。
俊樹「う、うん。」
まだ、少し早いんじゃないかなと思いながらも腰を上げて、美紀と玄関へ向かった。
由紀子「行ってらっしゃい。気を付けてね。」
リビングで二人を見送った。
玄関を出ると、美紀は、由紀子には隠していた首輪を俊樹の首に回した。
「さあ、今からは、私のペット奴隷ね。」
「は、はい。」
首輪をされるとMのスイッチが入った気持ちになった。
「はい、これ。」
美紀は、俊樹の目の前に布切れを差し出すと、
「今日一日、私が履いてたショーツよ。これを履きなさい。」
目の前の布が、美紀のショーツと知ってぐっと気持ちが昂ったが、
「えっ、い、今、ここでですか?」
玄関を出たばかりの廊下なので周りをキョロキョロしてしまう。
「そうよ。ペット奴隷の時は、ご主人様(私)の指定したもの以外は身につけちゃダメだったわよね。ふふふ。」
「ああ、は、はい。」
ここで抵抗しても無駄なのは分かっているので、周りを気にしながらも服を脱いでいく。
全てを脱ぎ、美紀からショーツを受けとろうと手を伸ばすと、
「私の匂い、忘れたんじゃないの。」
クロッチの部分を広げて、鼻に押しつけられた。
「よ~く覚えられたら、履いてもいいわよ。」
すぅ~、すぅ~
思いっきり息を吸い込み、匂いを頭に染み込ませた。
「お、覚えました。」
「じゃあ、いいわよ。」
ショーツを手に取ると、足を通した。
「これは、私の家に置いておきましょう。」
俊樹が脱いだ服を、隣の自分の家の玄関に入れて鍵をかけた。
いざという時に、服を着ると言う逃げ道を閉ざされてしまった。
※元投稿はこちら >>