「行ったわよ。」
美紀が、壁を覗き込むと、股間に手をやり少し放心した俊樹が座り込んでいた。
「まあ、何?これは。」
俊樹の手をどかせて股間に目をやると、パンティはシミを通り越して濡れていた。
「す、すみません。」
「まさか、この状態で逝ったんじゃないでしょうね。
パンティを捲って覗き込む。
精子では無さそうだが、大量の我慢汁が溢れていた。
『そうとうね。楽しみだわ。もっともっと興奮させてあげるわよ。』
内心笑みを浮かべながら、
「いつまで、そこにいるの帰るわよ。」
再びリードを手にすると、エレベーターに向かって歩き出した。
慌てて四つん這いになり、美紀の後をついて行く。
エレベーターの前で、
「また、誰か来ないかしら。ねぇ!」
四つん這いのまま見上げると、美紀と目が合う。
「い、いや、それは、こ、困ります。」
「本当に、困るの?さっきだって黒川さんに見て欲しかったんじゃないの。」
「そ、そんな事は…。」
語尾が弱まる。
幸いにも?今度は誰もエレベーターに乗っていなく、自分達の階に上がっていく。
…6階
黒川瞳より1階上になる。
玄関まで戻って来ると、
「今日は、ここまでね。」
そう言うと、美紀は、俊樹の首輪を外した。
「これは、私が持っておくわね。」
首輪とリードを一緒に持ち、
「それと、それ。」
俊樹が被っているパンティを指差して、
「俊樹さんにあげる。しっかりと、私の匂いを覚えるのよ。あっ、オナニーは禁止だからね。じゃあね。」
美紀は、隣の自分家のドアを開けて帰っていった。
裸にパンティ1枚の俊樹は、美紀からもらったパンティを握り、しばらくの間、廊下に立っていた。
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