美紀が帰った後、不安と期待が入り混じった落ち着かない時間が過ぎて行った。
美紀の言い付け通りにパンティ1枚の格好で夕飯も済ませた。
明日は仕事があるのにと思って時計を見ると日付が変わろうかとしていた。
ピンポ~ン
ビクッ、静まり返った部屋中に音が響く。
慌てて玄関へと向かう。
誰と確認する事もなく、ドアを開けると、美紀が立っていた。
パンティ1枚に首輪という格好の俊樹に向かって、
「あら、お利口ね。ちゃんと言い付けが守れた様ね。」
と言って、全身を舐め回す様に見ていく。
「相手の確認もしないで、もし、私じゃなかったらどうしたのかしら。ふふふ。」
楽しそうに微笑んでいる。
「あっ。」
美紀に言われるまで、気がつかなかった。もう、頭の中では、美紀だと決めつけてしまっていた。
由紀子の予定が変わって、帰って来てたりしたら、と思うと、背筋に寒気が走った。
美紀は、玄関の中に入ると勝手にリビングへと進んでいった。
美紀のヒールを揃えて、後からついて行く。
美紀は、振り返ると、
「立って歩いちゃダメじゃないの。四つん這いよ。あなたは私のペットなんだから。」
「す、すみません。」
直ぐに四つん這いなり、リビングへ入る。
ソファーに座った美紀は、何やら紙を広げてテーブルの上に置いた。
美紀の正面で正座をして、それに目をやる。
「これを書いてたので、ちょっと遅くなったのよ。私たちのルールの様なものよ。私の前で、読んで頂こうかしら。」
広げられた紙の文字を目で追いかけて行く。
当然だが、ルールというよりは明らかに美紀主導の内容になっていた。
『えっ、あっ、ああ…。』
読み進んでいくたびに体が熱くなっていった。
「どうしたの、股間押さえちゃって。声に出して読むのよ。さあ。」
美紀はスマホを構えてる。
「こ、これも撮られるんですね。」
誰にも見せられない動画や写真がどんどん美紀のスマホに溜まっていく。
スマホと紙を交互に見やりながら、声をあげて読み始める。
「澤村美紀と真田俊樹は、以下につき合意する事とする。
1.澤村美紀は、真田俊樹に首輪をする事によりペット奴隷として扱う事ができる。
2.真田俊樹は、澤村美紀の首輪を拒む事は出来ない。
3.真田俊樹は、首輪装着時は澤村美紀の指定以外の物は身に着ける事が出来ない。
4.真田俊樹は、首輪装着時以外でもトイレの時は澤村美紀の許可を得なければならない。メールによる許可でも可とする。
5. 真田俊樹は、澤村美紀の許可無しに射精を禁止とする。但し、妻由紀子とセックスする時は可とするが、射精回数、射精方法、射精場所について報告しなければならない。」
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