田村真由美は、部屋に戻って来ても心臓の高まりが治まらなかった。
体の火照りを鎮める為に、浴室へと向かった。
ワンピースを脱ぐと、鏡に写った上半身を見て
「乳首、勃ってるわ。」
親指と人差し指で摘んでみる。
「あ、あっううんっ…。」
凄く敏感になっていた。
浴室に入ると、ぬるめのシャワーを体にかけながら、片手が自然と股間に向かう。
「いやだわ、濡れてる。」
シャワーのお湯で洗い流しても、次から次から溢れてくる。
「ど、どうしたの、私ったら。」
乳首と股間を弄りながら、美紀と瞳の視線を思い浮かべていた。
「私の体を舐め回す様に見てたわ。」
自然と指の動きが激しくなる。
「あ、あ…、はぁ、はぁ、き、気持ち…いっ、いい…。ど、どうして、こんなに、か、感じるの…。澤村さん達に、見られてたから?ああ、あの視線…、も、もっと…見…て…。」(頭の中の美紀と瞳に向かって)
「あ、あああ、い、いい…、いくぅ…。」
真由美は、シャワーを浴びながら逝ってしまった。
しばらく、体が震えて、浴室から出られなかった。
翌日は、旦那がゴルフで出掛けるのに、朝早くから起こされた。
「服くらい、自分で用意してよね。」
昨日の夜、なかなか寝付けなかった事もあり、少し機嫌が悪い。
「何だよ、いつも用意してくれてるじゃないか。今日は、ご機嫌斜めだな。朝食は途中のコンビニで済ませるよ。あ、夜も済ませてくるから。じゃあ、行ってくるよ。」
あまり刺激をしない様に、旦那はさっさと出て行った。
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