人差し指の太さは、精々1㎝前後。それに対して、このローターは2.7㎝ある。
しかし、ホモセクシャルの人々がアナルセックスをすることを考えれば、これはかなり細めである、とも言える。男性器の径は、4㎝強あるそうだから・・・。
そして・・・たった一度の経験ではあるけれど、また、愛液で十分に濡れていて、一瞬、気を抜いていたからかもしれないが、ほとんど痛さを感じることなく、指の先端が入ってしまった。
それを考えれば、少しだけ指で慣れさせてしまえば、これくらいは入ってしまうかもしれない・・・・・と、自分でも恐ろしいことを考えてしまう。
しかし、浣腸の時と同様、一度、興味を持ってしまうと頭から離れなくなってしまう恵奈は、いつかはしてしまうんだろうな・・・と、漠然と考えていた。
そして・・・プレゼントをもらって三カ月後。
意を決してドラッグストアを訪ねる。
40㏄のイチジク浣腸をボックスで。
使い捨てのゴム手袋100枚入りを一箱。
乳液とベビーオイル。(後に、通販でアナル系ローションを購入)
休日の前夜、夜の九時くらいに風呂に入れるように準備してから、浣腸をまず一つ。この時は、便秘ではなかったので、以前よりは長く我慢が出来たので、一気に中の物を吐き出すことが出来た。
次に、洗腸が必要だと言うけれど、それ用のポンプなどはないので、イチジク浣腸を立て続けに三つ入れる。この場合、中に汚物がほとんどないので、本格的な便意はなかなかやって来なかったが、とりあえず、排泄を済ませる。
もはや、この時点でウォシュレットを使うと、ゾクゾクするような快感に襲われてしまうのだが、この時の恵奈は、自分のアナルに指を入れることを考えていたし、可能ならばスティックローターを入れるつもりだったので、このうぉすれっとの快感は、明らかな前戯だった。
こうして準備を終えて、道具をバスルームに持ち込み、全裸となる。
ただ、まだ未開発の部分である故に、恐怖心が無い訳ではない。そこで、スティックローターのコンドームを被せ、全体を包んでから縛って、防水対策をした上で、まずはクリトリスから愛撫を始める。
最初は平らな部分を使って縦筋に沿って・・・、次に、カリの部分が当たるように持ち替え、優しく、そして意地悪にカリを引っ掻くように上下させる。
すでに興奮している為、最も弱い振動であっても、十分に刺激的である。
こうして片手でクリを、もう一歩の手でDカップの胸を揉みながら、気持ちを昂らせていく。
そして、十分に濡れて来たのを確認し、片膝立ちとなってからスティックを中に入れる。ただ、前から股間に手を差し入れて動かすと、上手にGスポットを刺激出来ないことが分かり、手を意白手に回す形にして、浅く、そして小刻みに出し入れする。
直径が3㎝にも満たないバイブであっても、カリがズリズリとGスポットを擦り上げる感覚は気持ちが良い。そこで、一気にボタンを連打し、パルス状の振動に変え、責め立てる。
すると、自然に快楽の声が漏れてしまうのだが、寝室では、そんな声など気にならないのに、ここはバスルーム、やはり反響の仕方が違う為、自分がとても厭らしいことをしているように思え、余計に興奮してしまう。
しかし、逝くことが目的ではないし、出来れば、自然の潤滑油を使いたい為、バスマットに寝ころび、両膝を持ち上げるようにしてから、今度はバイブを奥深くまで突っ込んで、ゆっくりながら、奥を突くように刺激する。
他の二本のバイブは、太さは3㎝、4㎝とあるけれど、柔らかい素材なので、がんがんと突ける為、一気に逝ってしまうのだが・・・これは硬めなので、その点は慎重に・・・そして焦らすように責め立てる。
そして、もうすぐ逝く!と言うまで責めてから、ゆっくりとスティックを引き出す。
そして、先端の平らな部分で、尻の割れ目に沿わせてみる。
「あああぁぁーーーー」
指でも、ウォシュレットでもない、激しいパルス状の振動にいきなり襲われ、思わず声を上げてしまった。
指よりのはるかに太く、二つの鋭いカリの堅いバイブで、お尻の穴を犯されてしまったら・・・・!?
この激しい振動で、入り口を撫でられただけでも感じてしまうのに、肛門の内側を容赦なく責められたら、どうなってしまうのか・・・!?
まだ、今夜、コレを入れるかどうかは決めていないが、想像しただけで、激しい恐怖と同時に異常な興奮に包まれていく。
そして、暫くスティックを角度を変えながら撫で回した後、軽く先端を入り口に当て、少しだけ力を込めて奥へと入れようとした。
だが・・・やはり怖い気持ちが先行し、アナルを強く締め付けてしまう為か、上手く入らないようだった。
ある意味、安心をした恵奈は、バイブのスイッチを切り、改めて片膝立ちになる。
そして、手を綺麗に洗ってから、使い捨てのゴム手袋を右手に嵌める。
すぐにアナルを撫でてみたいと思ったし、入れてみたいと思ったが、その前に、指を二本、人差し指と中指を重ねるようにして、おまんこの中に突っ込み、指を大きく曲げるようにしてGスポットを刺激するように、指を出し入れする。
これは、恵奈にとって初めてのオナニーである。
このGスポットを刺激する場合、Gスポットを下から押し上げるようにするのだが、爪で引っ掻くことになってはいけないので、基本的に指をいれたりはしなかった。
ただ、今回は、薄手とは言えゴムをしているので、挑戦してみたのだ。
先ほどのスティックローターによる、強烈なパルス状の刺激が強かったからか、そこまでは感じることはなかったが、指を濡らすと言う意味では、十分だった。
そして・・・・いよいよ、べっとりと愛液で濡れた指を、肛門に・・・・
まずは、中指で軽く円を描くようにして撫でながら、意識的にアナルの力を抜いてみる。しかし、いざ、先端を押し当てて入れようとすると、その瞬間、無意識の内に力が入ってしまう。
こうして、何度かトライをした後、恵奈は、息を大きく吸ってから、ゆっくりとその息を吐くようにして、下半身の力を抜くようにした。
そして・・・出来るだけ何も考えないようにして、指先だけに力を込める。
「は・・はうぅぅぅっ!」
ようやく、上手くタイミングがあったのか、指先がブスリッ!と入った。
ただ、力を入れてしまうと、すぐに指を押し出してしまう。
しかし、これで、ようやく入れる時のタイミングが分かったような気がしたので、この動作を何度か繰り返した。
そして・・・自分で自分の処女を凌辱するような、大袈裟に言えば、自虐的な気持ちで指を一気に押し入れる!!
「はぁぁーーーっっ!!」
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