教頭は元より、校長や他の教師、父兄からの評判も良い。
しかし、それが次第に重荷となっていく。
そして、信頼が厚くなればなるほど、より変態的なオナニーに狂ってしまう!!
私は周りの人たちを騙している!
本当は、誰からも蔑まれて当然の、変態アナルマゾなのに・・・!
そうした想いが、単なるアナル責めでは収まらなくなり、自虐的なオナニーを加速させていくことになる。
その具体的なプレイの一つが、浣腸中の尻への蝋燭責めや鞭打ちである。
他にも、アナル用の小型のローターやバイブを入れたまま、乳首やおまんこを責め立て、逝きそうで逝けない焦らし責め。
自分自身の変態オナニーを録画し、その映像が多くの人々の前で公開され、泉のことを信頼していた人々の手で辱められ、責め嬲られる妄想で、新たな責め苦を自分に科したり・・・・
時には、全てを曝け出したくて、自分の変態オナニーの実態を、SM小説風にしてアダルトサイトに投稿したり・・・
そして・・・教師となって四年目の夏、とうとう事件が起きてしまう。
学校側から、ある依頼をされたのだ。
そもそも、学校には常駐する校医として三十代の女医さんがいるのだが、時代の流れもあって、カウンセラーを置くことになった。
しかし、そうした人材はまだまだ育ってはおらず、県の全ての学校に、常駐するカウンセラーを置ける状況にはない。
県の教育委員会では、公立の学校に関しては、ある程度の人数を確保して対応をしているけれど、私立の学校では、それぞれの学校で対応することを求められている為、人材確保には苦戦を強いられている。
そもそもスクールカウンセラーが不足していることを踏まえ、幅広く人材を育てる・・・と言う意味で、県の教育委員会が、公立、私立の別なく、カウンセリングに関する簡易教室を開くことになった。
そして、泉の学校では、校医である女医と、生活指導部の女性教諭、さらに勉強熱心な泉にも、この教室に参加して欲しい、と言われたのだ。
ただ、あくまでも資格を取る訳ではないで、心優しく、生徒たちの話し相手になるくらいのつもりでいい、とのことだった。
しかし・・・この三人の人員選択が問題だった。
長らく生徒指導に当たっていた先生は、実は隠れマゾ。
それを見破り、性的な調教をしていたのが、女医である先生だった。
そして、教頭からの信頼が厚く、美人である泉のことを妬み、何らかの秘密を探り出し、彼女たちに服従させようとしていたのだ。
その舞台が・・・スクールカウンセラーに関するセミナーとは、恐ろしい話である!!
期間は一週間、参加者たちは、最寄りのホテルに分散して泊り、会場で講義を受ける形となっていた。ただ、先に公立の教師たちが大半のホテルを押えてしまった為、泉たちは、少し離れてはいるものの、のんびりできる温泉宿を学校に取ってもらった。
それこそが、問題だった!
彼女たちは、ツインを、泉一人がシングルを使うことになっていた。
そして、泉に声が聞こえるように、二人は部屋でプレイを行い、敢えて泉に二人の行為を見せるように仕向ける。
心配で見に来た、好奇心から見に来たとしても、その様子を気付かれないように見えるような工夫をして・・・。
その後、二人の秘密を知られてしまった以上、私たちの仲間になるように迫り、さらに強制的にレズSMの世界へと泉を引き摺り込む・・・と言う段取りである。
女医・・・薫・32歳・ドS・大学時代にSMの女王様経験アリ。
校医として赴任してからは、M性を見抜いた女教師だけではなく、M願望を持つ女子校生。さらには、その母親までも毒牙に掛ける。しかし、その事実がバレたことはない。否、会長である女性には知られているが、時々、M女性を会長に性奴隷を献上している為、秘密を確保できている。
生徒指導部部長・・・光・45歳・独身・レイプ体験以降、男性不信になり、恋人も作らず、男性とのセックスもしていない。またレズ経験も無かった。
しかし、生徒指導の一環として没収したアダルト系漫画等を読み、SMの世界にのめり込んでしまう。
そして、その事実を薫に知られ、強いM性に目覚めてしまった事を白状させられ、以来、薫の調教を受けるようになった。
宿泊して二泊目の夜。彼女たちの部屋には、個室付きの露天風呂があるので、そこでSMプレイをすることになる。
しかし、その前に、二人が仲が良いこと、主導権を常に年下の薫がもっていること、光が薫に逆らおうとしないことなど、見せつけておいて・・・・
他の部屋とは距離が離れているけれど、隣室の泉の部屋からは、大きな声さえ出せば聞こえてしまう。
「薫様!」「薫様!」「鞭だけはお許しください!」「お許しを!」「まさか、ここでっ!」「そんなことは・・・」「ディルドだけは・・・」
そんな声と鞭の音が、泉の耳に入る。これで、二人の関係を確信するのだが、あくまでも学校以外でのことは、プライベートな問題であり、関わる気は無かった。それは、自分の秘密を他人に知られたくないからこそ、他人の秘密にも気づかない振りをする、という自己防衛的な考え方である。
「隣には、泉さんが・・・」「あぁぁっ!薫様っ!!」
次第に声が大きくなるので、なるべく聞かないようにしようとしても、気になってならない。しかし・・・・
「お願い。お・・お浣腸を・・・」「お尻の穴を犯してっ!」
その言葉に、泉はハッ!とする。
まさか・・・あの二人が、そんな趣味を・・・・それも、光先生の方が、そんな・・・・・。
普段から毅然とした態度を保ち、泉にも規律に関しては厳しいあの先生が・・・・。
しかし、まさか隣の部屋に行くことなど出来ない!こっそりと覗きたい気持ちは山々だが、そんなことをしているところを見られてしまえば、ただでは済まないからだ。
そして、あまり飲めないお酒を飲もうと、ラウンジへ・・・。
夜の十一時過ぎ、部屋に戻ってみると、一枚の紙がテーブルの上に置かれていた。
「私たちのこと、軽蔑した!?
でも、光先生は、あなたのような年下の可愛い女性に蔑まれて興奮するマゾ女。
彼女の願望を叶えて上げるつもりで、明日の夜、部屋に来てね。
薫」
そして、翌日の昼間には、三人、真面目にカウンセリングについて学び、その夕食を終えた後、薫から泉にメールが届く。
「そう、そう。出来れば、私たちのプレイを撮影してもらいたいの。
もちろん、バイトとしてお金も払うから・・・是非、お願いね。」
そして、光からもメールが届く。
「どうか、私の浅ましい姿を見てっ!
あなたと初めて会った時から、いつか、こんな日が来ることを期待したの。」
もはや、いつまでも逃げていても無駄だと思い、意を決して隣の部屋へ・・・
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