岩場は海水浴を楽しみにしている人が立ち入ることは少なく、季節によっては釣り人がたまに訪れるだけで、まず人はいない。
従姉妹たちは、過去にもここで撮影をしたことがあるのか、慣れた足取りで先に進むと、少しだけ開けた砂場があり、その奥に崖が抉れている部分もあった。ちょっとした隠れ家のような場所である。
そこに着くと、ざっくりと着ていたワンピースを脱ぎ捨て、例の水着姿で大きな岩に凭れ掛かるようにして英玲奈がポーズを取る。そして、それを香梨奈が撮る。
そこから、沙織にとって目を疑う光景が繰り広げられる。
絵里奈は、水着の前が大胆に空いているのに、その布をわざとずらし、形の良い胸を晒したのだ。そればかりか、何者かの手で乱暴に胸を掴まれるように、自身の胸を、形が歪に歪むまで揉んだ。
「良い顔ね。英玲奈。・・・沙織に見られて、興奮する?」
その後、両方の胸を出し、胸を前に突き出すようにしてから、すでに勃起している乳首を摘まみ、グリグリと揉み潰しながら、快感に歪む顔をカメラの前に晒す。
「今日は、機嫌がいいみたいね。さあ・・・もっと大胆にっ!」
すると、ワンピースをわざと股間に食い込ませ、水着からの女の割れ目がくっきりと分かるように見せつける。その上、股間を数回撫でたかと思うと、いきなり水着を大胆にずらし、濡れた股間をカメラの前に晒した。
「私たちの撮影は、海に居た男たちの妄想を、写真に撮ること・・・。だから・・・・・」
香梨奈はそこまで言うと、何か小さな袋を英玲奈に放り投げる。
そして、中からグロテスクなディルドを取り出すと、おっぱいも股間もまる出しの姿で砂浜にしゃがみ込み、ソレを美味しそうにしゃぶった!!
「沙織は、まだ処女だよね。・・・・いつかは、セックスをするんだろうけれど、幻想を抱いてはダメよ。所詮、男と女は、セックスする時には野獣になるんだから・・・・・」
沙織は、目の前で繰り広げられている光景が、現実だとは思えなかったけれど、英玲奈の興奮したエロい表情や、濡れて光っている割れ目、そこにズブズブと突き刺さる男性器・・・・それらを見て、興奮しないでおこうとするのは、無理な話だった。
しかし、そんな沙織のことなど、すでに眼中にないかのように、英玲奈のオナニーは激しくなっていく。
片足を岩に乗せ、大股開きになったり、ヌルヌルのディルドを口に咥えながら、濡れた割れ目を指で開いて放尿したり、一本のディルドを咥えたまま、新たにグロテスクなバイブを、おまんこに突き立てて泣き狂ったり・・・・
「さて・・・・沙織だって興奮しているんでしょ。
それに、若い今だからこそ残しておきたい自分の裸だってあるはず。
今なら、まだ明るいから、すぐにでも脱いだら!?」
しかし、沙織は口を半開きにしたまま呆然としていて、まともに香梨奈の言葉が聞こえていなかった。
結局、英玲奈が満足した時点で、撮影は終わり、海の家に戻ることになった。
今回、他の従姉妹たちは、翌日には全員集まることになっていたので、それならば・・・と、仲の良いこの三人だけで、海の家で過ごすのもいいだろう、と言う事になっていた。
興奮冷めやらぬ中、英玲奈は上機嫌で夕飯を食べていたが、沙織はこの二人と今夜、ずっと一緒であることを知り、不安でならなかった。
ここで、簡単な海水浴場の位置関係を記しておこう。
まずは湾の中にある長いビーチが、海水浴場である。その両端は岩場になっていて足場が悪く、ここに海水浴客が来ることはない。この岩場の一角に、例の撮影スポットがある。
実は、従姉妹二人の知り合いである民宿は、この岩場からそう離れていない小高い場所にある。
そもそも静かな場所が好きで建てた家だが、広めの庭があるので、民宿宿を建てた。その庭では、昼間はバーベキューも出来るし、夜は花火も楽しめる。その上、夕日を楽しみながらお湯に入れる、露天風呂を後に増設している。
そして、その民宿から裏の階段を少し上がると、小さいながら開けた場所があり、そこからは海が一望できる絶景地点である。しかし、夜にここに上がって来る者はいない。
しかし、そこに上がっていく者がいた。沙織と従姉妹姉妹である。
「昼は、沙織と私の撮影会だったけど・・・夜は、香梨奈御姉様の撮影会をしようと思っているの。沙織は、見ているだけでいいから、ビデオ係ね。」
姉の香梨奈は、モデル経験があると言っていたので、どんな撮影をするのか気になった。
とは言え、今は言われるままにするしかない沙織だった。矛先が自分に向くより、その方が安全だ、と思われたからだ。
大き目のランタンを二つと、簡易の反射板、小型のランタンを照明として、撮影が行われようとしている。
香梨奈が、どんな撮影をする気なのか分からなかったが、ノーマルな撮影ではないことだけは理解出来た。
ちなみに・・・香梨奈は、身長165㎝。頭が良い女性ではあるけれど、普通にしているとクールと言うか、少し冷たい印象を与えるタイプの美形。胸はBカップながら形が良い。ただ、コンプレックスはヒップがバストよりもかなり大きいこと!それに、ウェストが締まっていることで、余計にヒップの大きさが目立ってしまう。
香梨奈は、撮影の準備が出来た時、顔色が変わってしまった。
「どうしても・・・ここで、撮影をする気なのね。英玲奈。」
「ええ。・・・・御姉様だって、そろそろ刺激的な体験がしたいでしょ。
私の前でどんな痴態を晒しても、思うように興奮出来なくなって・・・・・」
それが何を意味しているか、もちろん、沙織には分からない。ただ、どんなことがあっても香梨奈を撮影し続けて、と言われているだけである。
香梨奈は、仕方がない・・・と言うような表情を一瞬浮かべると、ワンピースを脱いだ。
その全身は、セクシーな水着かと思ったが、全く違っていた。
上半身、胸からお腹の辺りまで、幾重にも縄が掛けられていたのだ。
そして、胸が上下から挟まれる形で、歪に前に突き出されており、その先端の乳首には、ニップルクリップがぶら下がっていて、乳首は明らかに勃起していた。
さらに、下半身は縄による褌が割れ目に痛いほど食い込んでいる!
「昼間に話したけど・・・
男たちに女の身体を見せつけるだけで、指一本、触れさせない。おやつを目の前にした飢えた犬にお預けをさせている・・・って。
私は、そうなんだけど、御姉様は違うみたい。
実際、彼らの妄想の中で、自分がどんな辱めを受けるのか、どんな犯され方をするのか想像して、濡らしてしまう女なの。
そして・・・とうとう、我慢できずに、変態オナニーに嵌ってしまって・・・・」
香梨奈は、そんな言われ方をしても、それに反論などはせずに立ち尽くしている。沙織も、どうしていいか分からないまま、ただビデオを回し続ける。
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