この彼とは、セックスをすること以上に、その後のスペルマオナニーの為に、彼の精液を手に入れることが目的であり、楽しいデートを楽しむことはなかった。
そんなことを感じ取ったのか、彼は早々と関係を清算してしまう!
この時点では、美麗自身、なぜ自分がスペルマにこだわるのか分からなかったし、嫌な事を自らに課す意味が分からずにいた。ただ、精神的な苦痛を感じながら、興奮してしまう自分を否定できないだけ・・・・だった。
しかし、彼から別れを告げられた後、新たな彼を作る気にはなれなかった。
そこで、ネットを通じてラブホテルの清掃の仕事はないか、調べるようになる。
こうした仕事は、汚れ仕事であるとか、惨めな仕事だと感じている人が多いのか、想像していた以上に募集しているラブホテルが存在した。
そこで、週に三日ほど、週末を中心にアルバイトをするつもりで、面接を受けてみることにした。勿論、まだ大学生であって、学業の邪魔にならない時間帯で・・・・である。
面接はあっさりと受かり、その日の内に先輩と一緒に見習の仕事をすることになる。そして、先輩の隙を見ては精液入りのコンドームを集めていく。
こうして採用となってから、週末を中心にアルバイトをするようになり、大量の精液を集めることが出来るようになり、美麗のオナニーはエスカレートしていくことになる。
それはともかく・・・・、アルバイト初めて三週目、美麗に指導をしてくれた先輩である小母さんが、その日の帰り際にビニール袋を渡される。それは、大量の精液入りのコンドームである。
それだけではなく、美麗をある部屋に案内する。そこは忘れ物の保管室である。
彼女は言う。
「ラブホテルでの忘れ物は、よほど大事な物でない限り、まず取りに戻って来る人はいない。特に、様々な玩具や責め具などは・・・・」
そう、そこには様々なバイブだけではなく、SM用の道具類なども、数多く保管されていた。
これらの忘れ物は、一応、カビなどが生えて不衛生になってしまわないよう、従業員が洗ってから、一定期間は保管することになるのだけれど、最終的には業者にお金を払って引き取ってもらうことになるが、それらは百パーセント処分されるだけである。
セカンドグッズとして利用したいと思う人など、まずいないからである。
なので、好きな物があれば持って行っても構わない、と言われてしまう。
小母さんは、美麗に性癖については何も聞こうとはしなかったけれど、それなりのアブノーマルな性癖を抱えていることくらいは、すぐに分かったようだった。
また、このラブホテルは、入室する際にはタッチパネルを使う為、一人で女性が利用することもある為なのか、何本ものディルドもあった。
そこで、美麗は、そうしたディルド類を持ち帰ることにした。もちろん、イラマチオ用として・・・・。
その後も、何度かこの保管室を訪れ、とあるバッグに目が留まる。中を見ると、様々なバイブだけではなく、拘束具やSM器具がぎっしりと詰まっていた。
美麗自身、イラマチオであったり精液に塗れる屈辱的な行為にこそ興味はあったけれど、SMには興味など無かったので、見るだけのつもりだったのだが・・・その中に、ある物を発見してしまう。ガラス浣腸器である!!
この時、美麗はアブノーマルなオナニー方法を思いついてしまう。
精液を塗りたくったディルドを性器に入れることは、さすがに躊躇われたけれど、もしもそれがアナルならば問題はない。
もちろん、アナルにディルドを入れて犯すなど、アナル未体験の美麗には、あまりにも無謀な行為ではあるけれど、口の中を精液で汚される以上に、アナルに浣腸器を使って精液塗れにされてしまう・・・と言う行為ならば、これまで以上の興奮が得られるのではないか・・・!?と、思ってしまったのだ。
それだけではなく、見ても使い方が分からない道具が沢山あった為、このバッグごと自宅に持ち帰り、色々と調べてみようと思った。
実際に調べてみると、拘束系の道具が一式、本来の性器用のバイブが三本、乳首やクリ専用の責め具が何点か・・・その他は、ほとんどがアナル系の責め具やバイブであることが分かった。
そして、本来の性器ではない口を凌辱されること以上に、肛門と言う肉穴を蹂躙されてしまうこと、精液を体内にぶちまけられてしまう被虐の世界に、一気に興味が移ってしまう。
興奮を抑え切れないまま、いくつかのコンドームと、元彼と同じくらいのディルドをバスルームに持ち込み、全裸となる。鋏でコンドームを切り、中身を小ぶりの洗面器に全てを入れる。
そこに両手を浸すようにして精液塗れにしてから、頬や口周りにたっぷりと塗ってから、胸にも塗りたくる。
ここで洗面器を少し傾けて精液溜まりを作ってから、亀頭にたっぷりと精液を絡め、それを口の奥へと突き入れると、歯を立てないようにしながらしっかりと咥える。
口の中を男性器と精液で汚しながら、改めて両手を性液に浸し、左手で胸からお腹へと塗って、胸を揉んだり乳首を摘まんだり、軽く爪を立て・・・、右手でクリから割れ目、さらにアナルにまでたっぷりと精液を塗りたくる。
ところで・・・美麗とはどんな女性なのか、紹介しておくことにしましょう。
身長164㎝。顔は細面で、髪は黒髪ストレート、ロング。目立つタイプではないけれど、清楚感漂う和風美人と言った感じ。身体付きは、手足が長く細いことから、華奢に見えるけれど、胸は88㎝のEカップ。しかし、そもそも目立ちたくないだけに、ウェストが細く、スタイルが良いにもかかわらず、ゆったりとした感じの服を着ることが多く、その胸の大きさを隠している。
趣味は、小学生の頃から書道教室に通っていた為、静かに書を書くこと。そして、読書。とは言え、身体を動かすことは嫌いではなく、中学には書道部とバスケ部を兼務していたが、積極的に前に出られない性格の為、ポテンシャルがありながらも、補欠となることが多かった。
さて・・・・股間にたっぷりと精液を塗り、何度か縦筋に沿って指を這わせてから、勇気を出してアナルを中心に愛撫を始める。
ウォシュレットを使った際、たまに、ゾクッとする感覚を味わったことは、過去に何度かあったけれど、その時とは比べ物にならないゾクゾク感があった。
そして、少しずつこの感覚に慣れて来て、少しだけアナルの力を抜いて愛撫を始めると、ゾクゾク感以上に、何とも言えない悍ましさと背徳感に襲われるようになる。
それに、この肛門に浣腸器を突き立て、大量の精液をぶち込む・・・とか、男性器によって犯され、蹂躙されたい・・・なんて思ってしまった自分が、異常者としか思えなく、強い自虐的な気持ちになってしまう。
しかし、そうした被虐感や自虐的な気持ちが、より美麗を興奮させてしまう。
そして・・・生まれて初めてではあるけれど、このまま指をアナルに突っ込んでしまいたいっ!!と言う強烈な誘惑に襲われる。
(馬鹿・・馬鹿なことはしないでっ!!お願いだから・・・・・)
心の中ではそう叫びながらも、指先が円を描きながら中心部へと向かい、遂に・・・その先端を潜り込ませてしまう。
・・・と、その時、足がガクガクト震え始め、ほんの僅か体勢が崩れた瞬間、ズブッ!!と、指の第一関節まで入ってしまった!!
「・・・・うぐぅぅぅぅっ!!!」
声にならない声を上げ瞬間、冷たい電流が背筋を駆け上るような、衝撃的な悪寒が身体を貫いた。それは、処女を失った時よりも、口を強引に犯された時とはまるで違った、凄まじい凌辱感だった。
(ダメ・・・ダメッ!・・ダメッッッ!!)
そう心の中で叫びながらも、指はさらに奥へ・・・そして、まるで自暴自棄とも言える気持ちとなってしまった美麗は、その指を何度も出し入れしてしまう!!
そうして何度、指を出し入れしたか分からないが、ある瞬間、顔を持ち上げ、正気の世界に戻らなければ・・・と、目を開いた。その時、バスルームの鑑に移った自分自身の顔は、とても自分とは思えなかった。
顔は赤く紅潮し、目は虚ろであったばかりか、口からディルドは抜けていて半開きにしたまま、精液と涎の混じった液体が口の端から垂れていたのだから・・・・
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