乃蒼は、身長が170㎝だと言ってはいたけれど、並んでみた感覚から、実際にはさらに2㎝は高いだろう。また、胸はFカップくらいあるかもしれない。ウェストも細いのは細いけれど、胸の大きさがあるだけに、極端に細く見える。それに対して、ヒップは小さ目かもしれない。胸とのバランス的には、どうかは分からないけれど、締まっているお尻は、元アスリートかもしれない。
顔は、目が大きめでパッチリ二重、全体として小顔で可愛い!と言う印象を受けるけれど、仕事の際には少しだけ大人っぽいメイクをしていた。
当日、奈々子は迷いに迷ったけれど、イベントの仕事同様、いろんなことを経験したみたい、と言う想いの方が強く、覚悟を決めて彼女のマンションを訪ねた。
部屋に通され、彼女と対面した時、正直、目の前に居るのが乃蒼さんかどうか分からなかった。と言うのも、化粧の仕方が全く違っていたからだ。
「今回は・・・キャバ嬢をイメージしているから、ちょっと雰囲気は違うかもね。」
その言葉通り、かなり化粧は濃い目であったばかりか、特に唇は真っ赤で、グロスまでたっぷりと塗られていて、卑猥に見えた。
そして衣裳も、スカートは巻きスカート。トップスも浴衣のような胸元の合わせ方になっている、ちょっと特殊なタイプの服装だった。
彼女に連れられて別室に行くと、そこには大き目の姿見があり、そのすぐ隣にはデジタルビデオらしき物が、すでにセッティングされていた。その他、洒落た椅子や一人用のソファー、長椅子、ガラスの天板の乗った低いテーブルなど、撮影用と思われる家具が、微妙に配置を変えて置かれていた。
乃蒼は、姿見の横にあるビデオと、壁際の高めの位置にセッティングされているビデオを録画にセットし、まずはお洒落な椅子の前に立つ。
奈々子は、ビデオカメラの邪魔にならないところから、写真を撮るように命じた。
すると、彼女はゆっくりとポーズを取り、何秒間か、そのポーズをキープする。それが合図で写真を撮れ!と言う意味だと思い、シャッターを切る。また、一つのポーズで、少なくとも二種類以上のアングルから撮るよう命じられた。
例えば、少しだけ前屈みになってから、両腕で胸を挟むようにして胸の谷間を強調したポーズ。正面からと、斜め横から撮り、身体のラインが出る角度である。
遠くを見ているような表情を見せながら、胸を前に突き出したポーズ。
何か物を取ろうとしているかのように、椅子に片膝を乗せて手を伸ばしているポーズ。
しかし、そうしたセクシーではあるけれど、モデルっぽいポーズは五、六種類だけだった。そこからは、明らかに彼女の表情が変わって来る。
両手を頭の上に上げて、両手首を交差させたポーズ。
手はそのままに、片足を椅子の上に乗せ、膝を僅かに開いたり、片手を頭の後ろに回した状態で、もう一方の手を胸の中に差し入れたり・・・。
両手を後ろ手に深く組み、胸を前に突き出しながら、顔だけは上げて唇を半開きにして目を閉じる。
巻きスカートの何かを外し、片足を椅子に乗せてから膝を大きく開き、尻を突き出しながら内腿を自らの手で撫で回す。
そこまで撮影すると、乃蒼さんが奈々子を近くに呼び、胸に手を差し入れておっぱいを揉んで欲しい!と・・・・。
奈々子は、もしかしてレズビアンの誘いも受けるのではないか・・・とは思っていたが、まさか、これほど早く話が進むとは思ってもいなかった。
しかし、好奇心の勝てず、一度カメラを置いて言われたままに手を差し入れてみる。
奈々子は大きいとは言えないCカップの胸なのだが、それなりに形は良いと自負していたが、さすがにFカップの胸は大きかった。それに、大きくても多少堅めのおっぱいは、下着を付けずとも素晴らしい形をキープしていること、手に跳ね返って来る弾力にも興味を惹かれた。
しかし、何かがおかしい・・・。単なるノーブラではないことが分かった。乳首はこれ以上ないほど勃起しているし、何か硬いモノに触れたからだ。
「気になる?・・・見ていいんだから。」
乃蒼さんは、奈々子の一瞬の戸惑いを察知し、片手で胸元を開いた。
すると・・・乳首の根元が強く締め付けられる形で小さなハートが三つ重なったアクセサリーがぶら下がっていた。ニップル・クリップである。
乃蒼は、乳首を指先で弄って欲しいと言いながら、荒い息をしながら話し始める。
「男たちは、女の身体を見たがるでしょ。
そして、順に服を脱がせていき、肌が露わになっていくのを楽しんでいるようで、実は、女が恥ずかしがっている姿を見て興奮するの。
それに、女たちが性的に興奮していく姿。淫らな喘ぎ声を上げたり、快感に堪え切れずに身体を卑猥にくねらせたり・・・普段の生活では決して見せないような淫らな表情を見たがる。」
奈々子が乳首を弄れないでいると、乃蒼は自ら乳首を弄りながら続ける。
「もしも、相手の男が直ぐにセックスしたがるようなら、その女には、女としての魅力がないから・・・・。単なる性処理の為の肉穴に過ぎない。
でも、その相手が良い女だったら・・・。
自分だけが見ることが出来る、その女の恥ずかしい姿や淫らな姿を見たがる。指でパックリとおまんこを開いて放尿する姿や、淫らな言葉を口走る様子、卑猥な淫具を突っ込んでする、狂ったようなオナニー・・・・までもね。」
そこまで言うと、乃蒼は再び奈々子に撮影をさせる。
服をゆっくりと脱ぎ始め、要所、要所でポーズを取る。
そして上半身、裸になると、わざと胸を揺らして乳首からぶら下がっている飾りを揺らしたり、わざとその飾りを摘まんで、乳首を上に引っ張り上げたり・・・。
遂には、両方の指で乳首を摘まみ、痛いほど強く押し潰すようにしながら、胸を大きく前に突き出すようにしたり・・・
乃蒼は独り言のように言う。
「男たちは、女を言いなりの性奴隷にしたがるの。
唯一無二。自分の命令にだけ服従する性奴隷を・・・。
美人過ぎて手を出せない女性。
いかにも住む世界が違い過ぎる御嬢様。
あまりにもピュアで可愛くて、厭らしい妄想をする自分が汚らわしいと思ってしまうほどの清楚な女の子。
最高のプロポーションを持つモデルや女優たち。
でも、彼等は彼女たちを自由に出来る可能性はゼロに等しい。ただ・・・妄想の世界でだけは、別!
どんな命令にも女たちは服従し、例え女が激しい羞恥や屈辱に塗れようと、お構いなく責め立てる。
私は・・・・特に女にモテないようなオタク男や厭らしい中年男たちの、妄想の中の性奴隷なの。」
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