この男性は、中学の頃にSM雑誌を拾ってしまってから、SMの虜となってしまい、強い罪悪感に苛まれた挙句、恋人を作ることを諦めたと言う。
と言うのも、恋人が出来てセックスが出来るようになれば、自分を抑え切れずに、相手の女性を傷つけてしまうかもしれない!と言う危惧があったからだ。
その後、二十代の後半に風俗店で童貞を卒業することになるけれど、思ったほどの興奮も快感も得られなかったことから、セックスそのものに興味を失ってしまったらしい。
三十代でPCを購入し、ネットを始めたことで、M女性とプレイをすることもあったけれど、その際にもセックス抜きで3~4時間のプレイをして、女性を何度も逝かせた。
佳奈にしてみれば、この言葉がどこまで真実かは分からないけれど、最も安全なS男性であると感じたので、一度だけ、会ってみることにした。
身長165㎝、筋肉質で、顔は眼鏡を掛けている為か、いかにも真面目そうなサラリーマン風だった。
話をしていても、その話ぶりは落ち着いていて、この人が本当にSなのか・・・と疑うほどだった。
そして・・・その後、メールの中で細かいプレイの条件を詰めてから、プレイをすることとなる。
場所は、某インターチェンジ近くにあるラブホテルのSMルーム。
男の指示は、スカートはファスナー付きで膝丈以上の長さの物を着用し、トップスはシャツブラウスタイプで、前にボタンが点いている物を指定して来た。これは、手を頭の上で縛られた状態でも、胸を露わに出来るからである。
ついでながら・・・佳奈は、わざわざこの時の為に、フロントホックのブラを購入して付けていった。
部屋に入ると、まずは全体の雰囲気や器具類を確認し、男が持って来た玩具類の簡単に説明を受けることとなった。
そして、目隠しを差し出され・・・・
「これを付けたら、後戻りは出来ないからね。」
と、念を押されて、佳奈は覚悟を決めて軽く頷いてから目隠しを自ら嵌めた。
男に手を引かれ、部屋の少し外れた場所まで連れて行かれ、そこで手首にタオルを巻き付けた後、縄で手首を縛られた。これは、縄が手首に食い込んで痕が残ることがないようにする為だと言う。
そして、その手を頭の上に上げられると、天井から吊り下がっているフックに引っ掛けられてしまう。
こうして自由を失ってしまうと、男は軽く佳奈の身体を抱きしめ、耳元で囁く。
「処女は守るし、キスもしない。大切な人の為に大事にしないとね。」
そんな言葉とは裏腹に、手は背中を優しく、そして厭らしく撫で始める。
「処女の女の子は初めてだよ。これまで、三十代の人妻さんとのプレイが多かったからね。やはり・・・良い匂いがするよ。処女の身体からは・・・・」
そして、片手が尻を撫で始める。
「緊張しているようだね。力が入り過ぎて硬いくらいだ。
しかし・・・・もうどんなに抵抗しても無駄なんだよ。」
尻の全体を撫でてから、太腿の外側を撫で、次には太腿の後ろ側から、内腿に手を伸ばそうとする。
佳奈は、思わず両足を閉じ合わせるようにして抵抗する。
「ふふふふ・・・・後で、右の膝に縄を掛け、片足を吊って上げるよ。
そうすれば、私の手や舌の愛撫から逃れられないからね・・・。」
この時点で、かなり呼吸が荒くなっていた佳奈だったが、異常なまでの興奮状態になっていた。
「では・・・閉じ合わされた足の前に、まだ誰にも見られたことがない、佳奈のおっぱいを見せてもらおうかな!?」
そう言うと、男は佳奈の後ろに回り込み、ゆっくりと両脇から手を前に差し入れるようにして、シャツブラウスの上から胸をやわやわと揉む。
「オナニーをする時は、こんな風に揉んでいるのかな?
それとも、乱暴に揉まれることを想像しながら、こんな風に・・・・」
・・・と、いきなりおっぱいを鷲掴みにする。
「ああぁぁっ!!」
痛い訳ではなかったが、男の指がおっぱいに食い込む感覚は、いかにも乱暴で、思わず身体を捩じって男の魔の手から逃れようとする。
「それでいいんだよ。暴れれば、暴れるほど、自分には自由が無いんだ!と分かるはずだ。
そして・・・私が満足するまで、お嬢さんは堪え続けるしかない。どんなに泣いても、叫んでも、ここはSMルーム。誰も助けには来てくれないからね。」
そこまで言うと、ようやく乱暴に揉む手を緩めたが、すぐにもシャツブラウスのボタンを外し始める。
「もう、処女の可愛らしい乳首は、痛いほど勃起しているかな!?
こんな風に甚振られて、感じていることが分かれば・・・・私も、遠慮なくお嬢さんを苛められる・・・・。」
一つ、一つ、一つ・・・・・
「おや・・・ピンクのブラなんだね。可愛いレース付きだ。
ショーツもセットなんだろうね。
しかし、もうクロッチは、処女の濃厚な愛液でグチョグチョかな!?」
そう言いつつ、ボタンを全て外してしまうと両端の裾を背中側に回し、結んでしまうことによって、胸を全く隠せなくなってしまう。
「なるほど・・・こうなることが分かっていて、フロントホックのブラをしてきたんだ。
じゃあ・・・言って御覧。
ブラのホックを外して下さい。
生のおっぱいを揉んでください。
堅くなった乳首を苛めて下さい。・・・・・て。」
佳奈は、激しく首を左右に振り、拒絶する。
「そう・・・それでもいいんだよ。
必至に抵抗すればするほど、お嬢さんのようなマゾ女は、興奮するんだから・・・・」
男はゆっくりと生のおっぱいを、下から覆うようにして掴む。そして、指と指の間に勃起した乳首を挟み付けながら、じっくりとおっぱいの堅さを確認するように揉み始める。
「いいよ。お嬢さん。汗をたっぷりと掻いて・・・ますます、女の厭らしい匂いが充満して来る。
それに・・・スカートの中は、もっと凄い匂いがしているんだろうね。もう、処女の縦割れのおまんこは、びしょびしょだろうから・・・」
そして、指を細かく動かしながら、じわじわと乳首を刺激する。
しかし、その刺激は中途半端で、オナニーの時のように自由にはならない。
「凄く良いよ。顔真っ赤にしながら小さく首を振って・・・・
怖いんだろうね。
でも、もっともっと苛めてもらいたいはずだよ。
ほら・・・見て御覧。お嬢さんのお尻が、知らない間にゆっくりとくねり出しているじゃないか。」
この時点で、佳奈はようやく理解した。
確か、この場所の壁側には、大き目の鏡があったことを・・・。
男は、肩越しから佳奈を見ているだけではなく、明るい部屋の中で身悶える鏡に映っている佳奈の姿も見ているのだ、と言う事を・・・・
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