雪菜は22:30頃帰宅すると、リビングでは両親はビールを呑み、兄2人はテレビを見ていた。
「ただいまー」
「ご飯は?」
「食べてきたー」
雪菜は顔も出さず階段を駆け上がっていった。
こんな格好見せられない。
普段はパジャマなのだが、以前祥子に貸したロンTに着替えて風呂場にいった。
「お風呂に入っちゃうね」
リビングのドア越しに伝えた。
「雪菜最後だから電気消してよ。この前消し忘れてたわよ」
「はーい」
入浴中に考える。
『ロンT1枚の格好見たら驚くかな?祥子の時は視姦してた父が怒られてたな。娘の身体も視姦するかな?お母さんに怒られるかな?お兄ちゃんはどうかな?妹の身体でも肉棒大きくするのかな?』
いろいろ考え長湯になってしまった。
身体を拭くとロンTに着替えた。
大きな乳首はロンTを押し上げている。裾はお尻を隠すほど。
「あれっ?お父さんとお母さんは?」
ソファーでテレビを見ている2人の兄に聞いた。
「もう部屋に行ったぞ」
振り向きもせずに答えた。
「そう」
雪菜はドキドキしていた。
『どんな反応するんだろう?』
L字に配置されたソファー。
2人は間を開けて座っている。
「お兄ちゃん」
2人の兄の前に突然姿を現した雪菜。
『えっ』
2人の兄は雪菜を見ると視線を胸、下半身の順に下ろしていく。
『ウフフ。見てる』
2人の間に座ると足を組んだ。当然マ〇コはギリギリ見えていない。
「どうした?」
「うん。私、来週からバイト始めるの」
「バイト?」
「うん。お父さんとお母さんに報告しようと思ってたの」
「もう寝てるんじゃね」
「うん。明日報告しよう」
「バイトってどこで?」
「うん。本屋さん」
雪菜は足を組み替えると、兄達の視線は乳首から下半身に向く。
「お前受験控えてるだろ?大丈夫か?」
「うん推薦してくれるって」
「推薦?」
「うん。面接だけだって」
「どこに行くの?」
「それはまだ決まってなくて、選んでくれるみたい」
「へー凄いな」
「お金貯まったら自動車免許取ろうと思って」
「へー」
「私、資格英検しか持ってなかったし」
「いいんじゃない」
「ありがとう」
ローテーブルに手を着いて立ち上がった。
『お尻見えたかな?』
「もう寝るね。おやすみなさい」
「ああ。おやすみ」
雪菜は部屋へ向かった。
兄達はお互いに視線が合った。
「...俺も寝ようかな」
「俺も寝る」
気まずい雰囲気になっていた。
『ウフフ。妹のでも見たいらしいわね』
雪菜は髪を乾かした。
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