夫が次にしたことは、部屋にあった大きな姿見の前に昌子を連れていく事だった。
「さあ、自分の身体を見ろ。」
おどおどと顔を上げた昌子は、鏡に写った自分の全裸を見た。
顔は黒く、鼻が広がっていて、目は小さいくせに眉毛は男みたいに太い。
身体つきもずんぐりしてて、貧乏人の典型で下腹が膨らんで、乳は大きいがけっして形は良くない。
足も太く短い。
足の付け根には、女にしては太く硬い毛がモジャモジャと生えて見苦しい。
昌子はそんな自分を見せられて、情けなかった。
おらの身体、こんなだから、旦那様がベコだって言うのも仕方ないんだ..。
こんなおらでも、飼ってくださるんだから、旦那様をありがたいと思わねば..。
その夫が言った。
「これがベコの処女の身体を見る最後の機会だ。
よく見ておけよ!」
改めて見るほどのことも無い..。
そう思っていたら、また夫から命令された。
「片足をその台に乗せろ。」
そこには高さが60センチくらいの踏み台が置かれていた。
こんな台に片足を乗せたら、恥ずかしいところが丸見えになってしまう..。
躊躇する昌子に、夫の叱咤が飛んだ。
「家畜なら、飼い主の旦那様が言ったら、すぐに言われたとおりにせんか!」
慌てて、短い右足を上げると、昌子の股間は大きく開かれた。
「ちゃんと見ろ!両手で広げろ!」
旦那様の言うことを聞かなくちゃ。
昌子は両手で自分の濃い陰毛を掻き分けるようにして、割れ目を広げた。
鏡には、黒い繁みの中に、ぱっくりと真っ赤な肉が広かったのが見える。
旦那様、おらのこんなところ見て、気持ち悪くならねえかな?
昌子は心配したが、夫は激しく興奮し、斜め横から昌子が自分で割れ目を広げているポーズを撮影した。
それから、足を台から下ろすことは許されたが、今度は夫の方に尻を向けて突きだし、尻たぶを両手で広げるように命じられた。
尻の穴も..、全部旦那様に見られるだな..。
恥ずかしいと言う気持ちはあったが、もう旦那様に従うしかない、と言う気持ちが昌子を支配した。
その意味では、昌子は本当に家畜向きの少女だった。
昌子は尻の穴まで、カメラで写されたが、自分に対して、
「世の中には、おらみたいな不細工じゃない別嬪さんでも、お金のために素っ裸になって恥ずかしい写真を撮られて、それを本にされる女の人もいるだ。
それに比べたら、おらは旦那様から写されるだけだ。
幸せに思わないと、罸があたるだよ。」
と思おうとした。
処女の昌子の身体を隅々まで写した旦那様は、昌子を再び大浴場に連れて行った。
今度は昌子は、全裸の上に旅館の浴衣を羽織らされただけだ。
前を歩く旦那様に遅れまいと小走りになるが、裾や胸元がはだけないかと心配だった。
途中何人かの女中さんとすれ違ったが、皆旦那様には頭を下げるが、昌子には意味ありげなニヤニヤした笑いを見せた。
大浴場に着くと、旦那様は昌子を浴槽にも浸からず、直ぐに、
「ここに座れ!」
と浴場の中にある大きな岩を指差した。
昌子が言われたとおりに岩に座ると、
「足を大きく広げろ。」
と言われた。
他の人が来ないと良いけど..。
昌子がおずおずと両足を広げると、旦那様はいきなり昌子の陰毛に石鹸を塗りたくった。
おらのあそこ、汚いから特別に洗ってくれるんだかな?
しかし、そうではなかった。
石鹸の次に旦那様が取り出したのは、カミソリだった。
昌子は16になって結婚したその日に、夫から大人の女の印を剃り落とされたのだった。
もちろん恥ずかしく辛かったし、自分の大切なところに男の手でカミソリを当てられるのは、恐くもあった。
ジョリ、ジョリ、と音がして、わずかに毛が引っ張れるような感触がする。
時々、昌子の硬い陰毛がカミソリに引っ掛かり、ひっぱられて抜かれそうな痛みを感じる。
「ビラとかお豆さんとか、切られたら痛いだろうなあ。」
そう恐ろしさを感じながら、不思議と昌子は
「こうやって、旦那様は、おらを飼ってくださるんだ..」
と、一種の諦めと言うか、心の落ち着きも感じてきていた。
旦那様の剃毛のために、昌子は座っての開脚だけでなく、赤ちゃんのオムツ替えのような仰向けに寝て膝を曲げての開脚や、四つん這いになってお尻を突き出すような姿勢までさせられた。
他の入浴客が近づいてきた。
「ほう、剃られているんですな。」
「あらあら、赤ちゃんにされてるのね。」
昌子は恥ずかしさで硬く目を閉じていたが、声の様子から年配の夫婦のような気がした。
その口調は、けして昌子をバカにしているのではなく、むしろ旦那様から剃毛されている昌子を、可愛いと言ってるような感じだった。
旦那様も機嫌良く、
「はい、今宵がこいつの初夜です。」
と答えていた。
実はこの旅館は、変態系の人が良く利用する宿なのだ。
だから女中さん達も、年の離れた二人が泊まることに不審を感じなかったのだった。
旦那様に声を掛けた二人も、何らかの変態行為をするのだろう。
男性が旦那様と話をしていると、女性の方は四つん這いになってる昌子の顔に自分の顔を近づけて、
「お嬢ちゃん、頑張ってしっかり可愛がってもらうのよ。」
と励ますように言って、頭を撫でてくれた。
昌子がそっと目を開けると、母より大分年上、昌子から見たら、むしろお祖母ちゃんと言った年配の優しそうな女の人だったが、その肩から乳房には、青と赤の鮮やかな色合いで、花弁と蛇の刺青が彫られていた。
昌子は、陰毛を剃りあげられた後、浴場内の端にある少し高い平たい石の上に立たされた。
先ほどの年配の夫婦以外にも、数人が見に来た。
昌子は恥ずかしいさに硬く目を閉じ、旦那様から言われたとおり、両手を背中に組んで胸も剃られたばかりのあそこも隠さず、皆の視線を浴びた。
「おらが、自分のこと、人間の女の子と思うから恥ずかしいんだ。
おらは、牛っ子だ。ベコなんだ..。」
そう思って、昌子は自分が競り市で競られる子牛だと思おうと努力した。
その脇で、旦那様はこれも自分のそそり立つチンポを隠しもせず、昌子のことを自慢気に話していた。
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