「ようこそスパ☆リゾートへ」
従業員達に迎えられる雪菜と織田。
時計は15時を表示している。昼過ぎに雪菜は隣の織田のチャイムを鳴らしてから2時間程車を走らせてきた。
昨日とは違って快晴だが風は強かった。
「予約した織田ですが」
「織田様ですね。こちらにご記入をお願い致します」
織田はチェックイン用紙に記入していく。
「ありがとうございます。少々お待ちください」
パソコンでチェックしている従業員。
「やあ織田君」
「洲崎さん」
オーナーの洲崎が声を掛けてきた。
「チェックイン済んだ?」
「今してるところです」
「何してんだ。スイートのお客様だぞ」
「失礼しました」
『スイートルームに泊まるの?』
「ご自慢のお嬢さんだね」
「雪菜挨拶しないか」
雪菜のお尻を軽く叩く。
「初めまして雪菜です」
「織田君、最近の小学生はなんというか大人っぽいですね。言わなければ分からないよ」
『えっ、小学生?』
「こちらルームキーになります」
「ありがとう」
1501号室と書かれているカードキー。
「織田様、館内着のサイズですが...」
「ああ、後は私がするから荷物だけ部屋にお持ちして」
雪菜達は持ってきたバッグを渡す。
「では先にお部屋の方へお届けさせていただきます」
「織田君はLかな」
「はい」
「雪菜ちゃんはどのくらいかな?」
「レディースの..」
「こちらに入って」
洲崎は雪菜の返答を遮ってプライベートルームに入れた。
「小学生はこの辺りなんだが、織田君併せてみようか」
「お願いします」
奥から黄色の館内着をいくつか用意した。
「私、こっちのピンクが良いな」
「ピンクは中学生以上なんですよ。申し訳ありません」
「私..」
「では背中を向けてください」
雪菜の返答を遮る。
「ロングとミニがありますが、ミニの方が可愛いかな。ねえ織田君?」
「そうですね。ミニでお願いします」
「このくらいかな」
背中に館内着をあてていくと、織田がチェックしながらお尻を触る。
「洲崎さん、短すぎるかな」
洲崎が雪菜のお尻を触るが、雪菜は抵抗もしない。
「よろしいのでは無いでしょうか」
「じゃあ着替えるか。洲崎さんここで着替えても良いですか」
「ではお着替えはクリーニングに」
織田は全裸になった。
「何してんだ雪ちゃんも着替えなさい」
織田は青いシャツと白いパンツの館内着に着替えた。
雪菜も前開きのワンピースを脱ぐと洲崎に渡した。
「織田君、最近の小学生は発育が良いですね」
「そうですか?」
雪菜は織田から渡された館内着を着た。
「こっちと違うように...」
「こちらのような通常のは汗を吸うだけで重くなりますが、VIP様専用では急速速乾の生地を使用させていただいております」
黄色の急速速乾の薄い生地の館内着には通常と同じように葉の模様が白色で描かれている。違うのは左右の胸に大きめに描かれていたこと。これによって雪菜の乳首は一層透けさせていた。
裾に向けて徐々にゆったりさせる形になっていて窮屈感は無く、着ている感覚もないくらいだ。
「館内では水着だけでの移動は禁止しています。必ず館内着で移動をお願い致します」
「わかった」
「はい」
「ではこちらを」
雪菜と織田の左手にゴールドのバンドを装着した。
「VIP様専用です。こちらを見せると館内の施設は優先的に使用できますので待ち時間はございません」
「混んでるって有名ですが、待ち時間無いの凄い。ありがとうございます」
「お礼ならお父様に」
「織田..お父さんありがとう」
「ではご案内させていただきます」
プライベートルームから退室すると洲崎が案内していく。
「こちらから右が当ホテル。左がプールや遊園地となっております」
「プール見させてもらおうか」
「うん」
洲崎はサンダルを用意させた。
「お帰りまでサンダルで結構ですので、靴はお預かりさせていただきます」
「ありがとうございます」
「こちらはロッカールームですが、最後にご説明させていただきます。雪ちゃんもプール見たいでしょ」
「はい」
日帰り客達のロッカールームを過ぎると熱気でムワッとする。
すぐに大勢の客で賑わう流れるプールが現れると、その奥に人気のウォータースライダーが目立っていた。
「凄い」
プールサイドを案内されて歩いて行くと、汗だくになってくる。
前方から来る客達は雪菜の胸を見ていくが、雪菜は周りをキョロキョロして楽しんでいた。
汗で濡れた館内着の白色の葉の部分はほぼ透明になっている。
気付いていないのは雪菜だけだった。
「この先はプライベートビーチです」
2つの自動ドアを抜けてビーチに出た。
人は閑散としている。強風で遊泳禁止になっているからだ。
館内着が風で捲れ上がると洲崎は興奮したが落ち着きを取り戻す。
「あちらの展望台からの眺めは最高ですが、風が強いので止めましょう」
再びプールサイドに戻った。
「この先に遊園地がございます。水着のままでご利用可能です」
ロッカールーム付近に戻った。
「この先は大小様々なプールがございます。ジャングル風や洞窟なんかも、色々楽しんでください。現在ナイトプールも開催してます。イルミネーションで変わった雰囲気も楽しめます」
ロッカールームの前に来た。
「館内着はこちらでお脱ぎください。ではどうぞ」
「えっ私女性の...」
「雪ちゃんは小学生ですので、お父様とご一緒にこちらで大丈夫でございます。中学生以上ならお一人で女性用を利用できるのですが、本日は奥様もいらっしゃらないようですし」
「私と一緒で男性用で良いよ。なあ雪ちゃん館内着しまうだけだろ」
「はい」
初めて男子更衣室に入る雪菜。着替えている男達の間を進んで行くといくつもの肉棒を目にする。
「宿泊されてる方はこちらをご利用ください。ゴールドのバンドをこちらにあてるとドアが開きます」
中に入る。
「お部屋の番号のロッカーをご利用ください。バンドで開け閉めになります」
雪菜は楽しそうに何度も開け閉めを行った。
「日帰り客様のロッカーの奥にも浴室がございます。お部屋やホテルと併せてご利用できます。ではどうぞ」
浴室を案内する。
「水着でのご入浴は禁止させていただいております。内風呂、露天風呂をお楽しみください」
全裸の男達が雪菜達の前を通っていく。
隠す者、見せつける者と別れるが、雪菜を胸を見ていくのは一緒だった。
「ではホテルの方へご案内させていただきます」
館内を一通り説明を受けた後に部屋入った。
「凄いお部屋」
「そうか?」
「本当に良いの?」
「楽しんで」
「ねえプール行こうよ。あっ、どんな水着なの?見せてよ」
織田は雪菜を手繰り寄せると唇に舌を這わせ差し込んだ。
雪菜も舌を絡めていく。
「慌てるなよ。楽しもう」
再び舌を絡め合う。
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