補欠部員「ヤリマン」吉田の元気よく爽やかな悲鳴の挨拶が響き渡ると、補欠部員6名はすぐさま一列縦隊を組み、補欠部員のリーダー的存在である山田が管理人に報告する。
「○○女子高等学校女子バレーボール部補欠部員 山田美幸他5名、ただいまより給仕に入らさせていただきます!一同礼!」
補欠部員全員がまるで機械のように土下座礼を深々とし、素早く気を付けの姿勢になり、駆け足行進で厨房に向かう。
ちなみに、吉田が「ヤリマン」と呼ばれているのはコートネームである。
以下、山田は「変態」
石井博美は「デブ」
野村弘子は「バカ」
田村佳恵は「ハゲ」
中村喜代美は「淫乱」
これらの補欠部員については、後に詳しく説明しよう。
2軍部員居室(通称 雑居房)前の廊下に朝食が並べられる。
しかも、一人分ずつ洗面器の中に入れられた朝食である。
先程も述べたが、玄米2・雑穀(鶏の餌)8の飯・具のない味噌汁・たくあん2切れが雑然と入っている。
全員下着を着けず、白いタンクトップと黒いブルマ姿の2軍部員たちが洗面器に入った朝食の前に正座し、2軍部員のリーダー濱野典子が号令をかける。
「○○女子高等学校女子バレーボール部2軍部員 朝食をいただきます!」
すると、2軍部員全員が洗面器の中の食事に頭を突っ込むように土下座礼をして一斉に挨拶をする。
「いただきますっ!」
そして、2軍部員らは犬のように口だけで朝食を食らう。
午前6時からの朝練に間に合うために、箸などを使って食べる余裕もない。
これも、自堕落な生活を送りがちな女子たちへの戒めである。
2軍部員らは、かつて補欠部員を経験しているので、食事のありがたみをよくわかっているので、恥じらいも捨て、黙々と犬のように餌にありつく。
これも、今どきの若い女子たちに食べ物への感謝の気持ちを体で躾ける素晴らしい教育である。
さて、また補欠部員らの姿を見てみよう。
実は、補欠部員にとって一日最初の恐怖の時間の前触れである。そのため、今までの真剣な表情がさらに引きつり、剃髪した頭から脂汗を流し、全身が震えている。
「変態」山田「ハゲ」田村「淫乱」中村は、食堂に1軍部員の朝食を配膳し始める。
「ヤリマン」吉田「デブ」石井「バカ」野村は、2軍部員らが朝食を終えるまで、土下座礼を続け、朝食を終えた2軍部員の食器である洗面器を集め、厨房へと下膳している。
午前6時、2軍部員らがグラウンドでのランニングを始めた。
誰もいなくなった雑居房前の廊下を「ヤリマン」吉田「デブ」石井「バカ」野村が雑巾がけを始める。
その姿は、3人が見事な一列横隊で歩調を合わせ、一糸乱れぬ動きで、実によく整っている。これもチームの連帯感を高めるための素晴らしい教育の成果と言えよう。
3人の丸く張った大きな尻が高々と突き上がり、6つの張った丸い乳肉も激しく揺れている。まさに芸術的な美しさである。
家事は女子の基本。それをしっかり躾けるのも、この女子バレー部の伝統である。
午前7時、1軍部員がのんびりと食堂にやってくる。
「1軍部員さまに、一同礼!おはようございますっ!」
「変態」山田が土下座礼で大声で号令とかけると、「ハゲ」田村「淫乱」中村も同時に土下座礼をしながら大声で朝の挨拶をする。
「おはようございますっ!」
1軍部員らは、補欠部員らには目もくれず、楽しそうに雑談をしたり、あくびをしたりしながら、のんびりと朝食を摂り始める。
バンッ!
突然、1軍部員の一人が拳で力強くテーブルを叩く。おかわりの催促である。
「かしこまりましたっ!ありがとうございますっ!」
一番近くにいた「ハゲ」田村が急ぎ足で空いた食器を頭上に挙げて受け取る。
バンッ!
「かしこまりましたっ!ありがとうございますっ!」
バンッ!
「かしこまりましたっ!ありがとうございますっ!」
バンッ!
「かしこまりましたっ!ありがとうございますっ!」
このような音と補欠部員らの返答の声が食堂に繰り返し響き渡る。
次々と運ばれるおかわりの朝食。
次々とおかわりが運ばれていくに連れ、補欠部員らの全身が紅潮し、汗まみれの全身が朝日に照らされて美しく輝いている。
これぞ、青春の輝き。鍛え抜かれた補欠女子らの全裸姿は、ある意味芸術品と言えよう。
しかし、補欠部員らが恐れているのは、これからである。
午前7時30分、山中コーチが食堂に入ってくる。
「山中先生!お待ち申し上げておりましたっ!補欠部員一同礼!おはようございますっっっ!!!」
「おはようございますっっっ!」
バンッ!
1軍部員からのおかわりの催促である。
「かしこまりましたっ!ありがとうございますっ!」
「ハゲ」田村が1軍選手から食器を受け取りに行こうとすると…
「ハゲッ!礼儀がなっとらんっ!」
ボコッ!
「ハゲ」田村の豊かに実った乳に山中コーチの蹴りが入る。
「あ、ありがとうございまぁ~~~すっ!」
実は「ハゲ」田村は生理直前で、その乳はパンパンに張っている。動くだけで痛みを感じる「ハゲ」田村の乳に激痛が走りながらも、山中コーチからの愛の鞭への感謝の言葉は忘れない。女子らしく体で躾けられた礼儀正しさである。
そして、続々とコーチ陣と夜勤明けの寮管理人が食堂に入ってくる。
「西先生!お待ち申し上げておりましたっ!補欠部員一同礼!おはようございますっっっ!!!」
「おはようございますっっっ!」
「大和田先生!お待ち申し上げておりましたっ!補欠部員一同礼!おはようございますっっっ!!!」
「おはようございますっっっ!」
「伊藤先生!お待ち申し上げておりましたっ!補欠部員一同礼!おはようございますっっっ!!!」
「おはようございますっっっ!」
「角田先生!お待ち申し上げておりましたっ!補欠部員一同礼!おはようございますっっっ!!!」
「おはようございますっっっ!」
「変態」山田「ハゲ」田村「淫乱」中村の若く明るい乙女の挨拶の連呼。
そして、かつての中国王朝での三跪九叩の礼のような土下座礼の連続。
それまで廊下の雑巾がけをしていた「ヤリマン」吉田「デブ」石井「バカ」野村も、汚れた雑巾を汗まみれの剃髪頭に乗せ、食堂前で土下座礼を繰り返す。
「フカヒレのスープと魯肉飯!」
「フォアグラのソテーと子羊の香草焼き!バケットは柔らかめ!あと、コンソメスープ伊勢海老風味!」
「刺身の船盛と日本酒熱燗!大吟醸!!」
コーチ陣と寮管理人らから朝食のオーダーが出る。
しかし、突然そのようなことを言われてもそんな食事はない。
「早くしろ!ヤリマン!」
「も…申し訳ご…ざいませんっっっ!!!先生っっっ!!!」
「お前、飛行機のファーストクラスだったら、これくらいすぐに出てくるぞ!」
「デブ!てめぇばっかり無駄飯食いやがって、俺たちを飢え死にさせようと言うのかっ!」
「バカ!てめぇはマンコだけ得意で、料理もろくにできねぇのかっ!嫁にも行けねぇ肉便器!!」
食い物の恨みは恐ろしい。
しかし、これはコーチら一人ひとりの食事の好みすら理解できていない補欠部員の責任である。
女子は将来夫に仕える身。仕える男性の食事の好みを理解できない女子は、嫁にすら行けない。
実は、コーチたちの心温まる花嫁修業なのである。実に優しい心を持った教育者の鑑である。
「補欠共!全員整列!」
山中コーチが大声で号令をかける。
駆け足で食堂に集まり、整列する補欠部員たち。
「お前らは何事も体で教えてやらなきゃわからねぇ。全員、壁沿いに空気椅子…始めっ!!」
「はいっっっ!!!ありがとうございますっっっ!!!」
補欠部員6名は、急いで食堂の壁に寄りかかり、両手を真っ直ぐに高く挙げた状態で空気椅子の体勢を取る。
「貴様ぁ!料理もろくにできねぇで、何が女子だ!!」
ドスッ!
「俺たちが立派な花嫁になれるように教えてやってるのに、いつまで経っても全然できてねぇじゃねぇかっ!」
ドスッッ!!
「だから、てめぇらは子宮でしか物事を考えられないメスなんだっ!!!」
ドスッッッ!
「グフッ…あぁぁっ…ありがとぉ…ご…ざい…まぁ~~~~すっっ!!」
「ゲホゲホッ…ありがと…うっっっ…グフッ…ござい…まぁぁぁぁぁぁ~~~~~すぅぅっっ!!」
「アハァ~~~ン…ありがとお…ございまぁ…アヘアヘ…すぅぅぅ…ウフ~~~ン!」
補欠部員の薄っすらと浮き出た腹筋に、次々と蹴りが飛ぶ。
苦痛と快感混じりの愛の鞭への感謝の言葉が、六人六様食堂に響きわたる。
腹を蹴られる度に飛び散る汗。
その振動で激しく揺れる乙女たちの豊かな乳。
「腕が下がってるぞ!しっかり真っ直ぐ挙げろ!」
ドスッッ!!
「膝を伸ばすな!直角に曲げたまま動くな!」
ドスッッッ!!!
「あぁぁぁぁぁ…あり…がと~…ございま~~~~すぅぅぅぅ…」
「アフアフアフアフ…あり…あり…がとう…ハァハァハァハァ…ござい…まぁぁぁぁは~~~ん…すぅぅぅ…ハァハァハァ…」
「いい…きもちい…ありがとおおおおお~~~…イクゥゥ…ござい…アハァ…まあは~~~ん…すぅぅぅ…」
補欠部員らは、常に感謝の言葉を忘れない。
ある者は苦痛の中で。
またある者は快感の中。
厳しくも優しさの籠った愛の鞭は、補欠部員らの心に感謝と悦びを与えている。
なぜならば、補欠部員らの唯一の恋人はバレーボールであるから。
「補欠共!空気椅子、止めっ!気を付けっ!!」
補欠部員らの苦痛を察した山中コーチが号令をかける。
「ありがたいご指導、ありがとうございましたっ!!」
世間ではこれを体罰と呼ぶだろうが、ここは名門女子高バレー部。
補欠部員らにとって、それは最高の指導であり、愛情である。
「あ~。朝飯食えなかったなぁ。補欠共!朝飯の金出せや!」
「いつものことだから、わかってんだろ?先生方に朝飯代一人当たり5000円持ってこい。」
「はいっ!○○女子高等学校女子バレーボール部補欠部員 山田美幸他5名、先生方お一人当たり5000円を補填させていたただきますっ!!」
一斉にダッシュする補欠部員たち。
彼女らは一斉に玄関の下駄箱に向かう。
そこは彼女らの唯一の私物入れである。
そこから各自5000円札を取り出し、再び食堂へダッシュする。
「○○女子高等学校女子バレーボール部補欠部員 山田美幸他5名、先生方の朝食代をお持ちいたしましたっ!私たちの不手際で申し訳ございませんでしたっ!わずかな金額ですが、どうかお受け取りいただきますよう、お願い申し上げますっ!一同礼!!」
「お願い申し上げますっ!
補欠部員たちは、一斉に土下座礼をして、両手で頭上に各自5000円札を掲げる。
その5000円札を乱暴にひったくるように受け取るコーチ陣と寮管理人。
次々と食堂から出て行く彼らに、深々と土下座礼をしながら「申し訳ございませんでしたっ!申し訳ございませんでしたっ!申し訳ございませんでしたっ!…」と謝罪の言葉を連呼する補欠部員たち。
感謝と奉仕
御恩と奉公
それが○○女子高の校訓である。
その校訓を補欠部員らにしっかりを教育するコーチ陣。
その指導を痛みと金でしっかり教え込まれる補欠部員たち。
彼女らの表情は、男性に奉仕できた母性豊かな笑みがこぼれる。
決して理不尽とも卑怯とも思わない彼女らは、将来立派な妻として幸せに生きることができるであろう。
ところで。彼女らの5000円はどこから得ているのか?
それは、後の話…
めでたしめでたし!
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