補欠部員らが炊事・清掃を午前5時半に終えると、午前6時から朝練を始める2軍部員の出迎えを行う。
朝練に参加するコーチ・1軍・2軍の人数は70名に上る。その人数の朝食を、わずか1時間30分以内で行わなければならない。
また、補欠部員6名のうち3名は寮内清掃を行うので、炊事をするのはわずか3名である。
午前5時30分には2軍部員の居室(通称 雑居房)の前に土下座整列し、朝の挨拶をしなければならない。名門女子バレー部にとって、練習の時間は大切である。そのため、部員たちは時間厳守が義務付けられている。そのため、朝の炊事・清掃も時間内に終え、午前5時25分には雑居房前に土下座整列しなければならない。
常識なら、70名程度の炊事など簡単なことと思うだろう。
しかし、寮内の食事は監督とコーチ、1軍選手、2軍選手によって全く違いメニューのものを調理しなければならない。
監督とコーチは、食堂やレストランのように、注文をお聞きして、注文通りのメニューを出す。
1軍部員は、管理栄養士が決めた栄養バランスの取れたメニュー。
2軍部員は、健康管理のため、雑穀米(玄米2・雑穀8)・具のない味噌汁・たくあん2切れである。
なお、雑穀と言ったが、実は単なる鶏の餌である。2軍選手には健康管理のためと説明してあるが、本当の理由は食糧費を抑え、監督とコーチ、管理人への「特別収入」となっている。
これらの多くの種類の調理を短時間でしなければならない補欠部員3名。
当然、朝食の調理が終わった後も汗まみれである。
清掃担当の補欠部員3名も同様である。
なぜならば、清掃の間に厨房まで多くの食材を運ばなければならないのである。
これも、補欠部員同士のチームワークを養うため、寮の管理人が配慮した「愛情」である。
短時間で、多くの肉体労働を、正確に、時間通りにできるよう、出来の悪い補欠部員たちに体で教えてやろうという管理人の「愛情」は、誠に人格者であると言わざるを得ない。
午前5時25分、補欠部員が雑居房と呼ばれる2軍部員の居室前に土下座整列した。
補欠部員は6名と言ったが、そのときの補欠部員は5名しかいない。
吉田美穂の姿が見当たらない。
午前5時30分、2軍部員起床の時間である。2軍部員が雑居房から次々と出てくる。
土下座整列した補欠部員たちは、一斉に「おはようございます!尊敬する部員さま!」と元気な声で挨拶をする。
「あれ?一匹足りなくね?」
「全員、面を上げい!」
その声で、補欠部員たちは顔を上げる。
「ヤリマン吉田、いなくね?」
早速、吉田美穂がいないことを指摘する。
午前5時32分、吉田美穂が必死の形相で2軍選手の前に現われ、息を切らしながら土下座をする。
「ヤリマン吉田~!」
ボコッ!
吉田の頭に2軍選手上田の蹴りが飛ぶ。
3軍部員の中心である濱野が吉田に問う。
「なんで遅れてるんだよ!このヤリマン!」
「申し訳ございません!玄関掃除をしておりました!」
濱野は、すかさず玄関のほうを見ると、床が濡れている。
しかも、人の足跡のように…
「てめぇ!玄関掃除して、床を汚してどうすんだ!…全員、服従のポ~ズ!!」
「はいっ!!」
そう言われると、補欠部員たちは両手を頭の後ろで組み、股を肩幅に開き、膝を直角にまで、ガニ股立ちになった。
バシ~ッ…ありがとうございます!
バシ~ッ…ありがとうございます!
バシ~ッ…ありがとうございます!
バシ~ッ…ありがとうございます!
バシ~ッ…ありがとうございます!
バシ~ッ…あぁぁ~ん…あ…りがと~ぉぉぉ…ござ…いますぅぅ~~~~!
濱野がガニ股になった補欠部員らの股間を蹴り上げる。
しかし、最後に蹴られた補欠部員の声が妖艶である。
最後の部員は、遅刻した上、床を足跡で濡らしてしまった吉田美穂であった。
実は、朝の雑巾がけの際管理人に膣内射精をされたため、雑居房前土下座集合直前まで、玄関前の水道の蛇口を膣内に入れ、必死に水道水を膣内に流し込み、管理人の精液を洗っていたのであった。
これもまた、至って日常の微笑ましい朝の風景である。
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