真っ白く美しい裸体だった。
今風のくびれがはっきりしたボディーではなく、なだらかな曲線が肩から胸、腹部、腰から太股へと流れ、今の若者に言わせればやや太り気味だが、克介はそれが女として最高の身体に思えた。
乳も大きいが、硬く突き出ている形ではなく、柔らかそうで揉んでくれる男性の手を待っているような、しかもその後に赤ちゃんを産んで豊かな母乳を与えられるかのような、そんな雰囲気の乳房だった。
乳首は既に硬くしこっている。
乳うんの粒々まではっきり見えたし、乳首も男に吸われたい、噛まれたい、と訴えてるように先端部分が膨らんでいる形だ。
視線を下に下ろすと、たおやかな真っ白な腹に、縦長の形の良いへそがアクセントを添えている。
つべを隠した手拭いの下からは、今の若者の目から見ればやや太めで短いが、いかにも女らしい絹のような光沢の美しい曲線の足が二本伸びている。
全てが純日本風のたおやかな女性像だった。
「嫌ですわ..、そんなにお見つめになって..。」
羞恥を含んだ口調で、女が言った。
そんなことを言っても、見られるのを覚悟の上で裸になって入ってきたのだ。
しかしその羞恥の様子が、克介にとっては堪らなく愛しく思われ、欲情を高めた。
その家の浴室は、前の持ち主が趣向を凝らしたものらしい。
お湯はかなり大きな石を重ねた奥から、本当の温泉の浴場のように滝状に流れ落ち、やはり平たい石を組んで作られた広い浴槽に流れ込む。
溢れた暖かいお湯は、惜しげもなく浴場の床を洗い、片隅の排水口へと流れていく。
室内は真っ白な湯気に満たされ、その中に燃える灯明の明かりで、女の身体はとても幻想的だった。
女は床に片膝をついて、手桶で自分の身体に湯を流す。
透明のお湯を弾くように流す真っ白な肌は、お湯の暖かさで見る見る仄かに赤く色付いていった。
身体を流した女は、片手で前を隠す手拭いを押さえ、そっと浴槽に身を沈めようとした。
お湯に浸かる直前に手拭いを除けたが、その瞬間に仄かに黒い茂みが克介の目に入った。
つべの中身が見られやすいように、陰毛を剃り落とす女性もいるが、克介はその黒い茂みが目に入ると、思わずごくりと生唾を呑み込んでしまった。
お湯は透明で、お湯を透かして女の乳首や黒い茂みも十分に見えた。
克介は最初は遠慮がちに横目で見ていたが、女は
「このような見苦しいものでよろしかったら、どうぞ遠慮なくご覧ください。」
と言って、浴槽の縁にあたる石に腰かけ、その豊かな上半身を克介の目に晒してくれた。
それでも羞恥のか、顔は横を向いて少しうつ向いていた。
「きれいだ..!」
克介は言葉を選ばずに言った。
女は座った身体の腰のところを手拭いで覆ってたが、克介が
「どうか、その手拭いも、取ってください。」
と言うと、躊躇いながらも女は手拭いを腰から外してくれた。
両膝両足を揃えて斜めに曲げ、前からは直接いやらしいつべの部分は見えなかったが、十分に女の下半身のいやらしさを堪能できた。
※元投稿はこちら >>