夫の持つ鎌が、佳苗のブラジャーの右の肩紐と肌の間に差し込まれた。
「いいか?切るぞ。」
鎌の刃が引かれて、白い肩紐が切られて垂れ下がった。
続いて左肩も。
胸に回している部分は、厚みもあり丈夫なので切りにくい。
夫の鎌の冷たい刃が、佳苗の肌に沿って上下した。
夫から刃物で下着を切り裂かれる!
マゾとして新婚生活を送った佳苗にとって、たまらなく切ない状況だった。
特に性器や乳首を弄られてるわけでもないのに、佳苗は自然に荒く悩ましい吐息を吐いている。
夫の鎌が、佳苗の穿いている白いショーツの前部、一番丈の短くなっている部分に差し込まれた。
「動くなよ。動いたりしたら、お前の大切なところを切ってしまうかもしれん。」
佳苗は両手で胸を押さえて隠していたが、夫のその言葉に、手のひらの下の胸の鼓動が爆発しそうになるのが分かった。
いいわ..、あなたから鎌で切られるのなら..!
心の声を、思わず小さな声で口に出してしまい、佳苗は顔が焼けてしまうほど羞恥した。
夫も、野外で愛する妻の下着を刃物で切って裸にすると言う行為に、激しく興奮している。
佳苗の左右の太股の上部の部分でショーツが切り裂かれた。
佳苗が羞恥のあまりに両足を硬く閉じているので、クロッチの部分だけ挟まれているが、前後の布地はだらんと垂れ下がってしまった。
夫から週に一度は剃られているので、佳苗の下腹部は一見パイパンだ。
しかし、実際近づいて見れば、毎日徐々に伸びる陰毛が黒い点々となって見えてしまう。
佳苗はショーツを切られて、片手で胸を、片手で陰部を押さえて夫の目から隠したが、陰部を押さえた手には伸び掛けた陰毛のチクチクした
感触を感じた。
ここも、後で集落の人達から見られるんだわ..。
毛を剃ったりして変態だ、と思われるんでしょうね..。
それは辛いはずだったが、今の佳苗はそれを考えると恍惚となってしまいそうだった。
「さあ、パンツも切れた。川に入るんだ。」
夫の声に我に返り、佳苗は両手で身体を隠しながら、谷川の水にそっと足を浸けた。
冷たいわ..。
この冷たさで、淫らな私の身を清めるのね..。
夫から言われて、岸から水が陰部あたりの深さになるまで進み、そしてそっと身体を水に沈めた。
ああ、こんな冷たい水でも、私のいやらしい心が治まらないわ..。どうしましょう..。
佳苗は今、全裸で冷たい水に浸かっていることでさえ、夫から野外で恥ずかしい責めを受けていると言う感じ方しか出来なかった。
やがて水から上がると、濡れた身体を日本手拭いで軽く拭き、全裸のまま夫に与えられた草履を履いただけの姿で、田んぼの方へと歩かされた。
田んぼに着くと、夫は大きなお盆に載せた田植えの衣装を差し出し、佳苗に身につけるように言った。
衣装とは言っても、そこにあるのは、両手に嵌める黒い手甲、同じく脛を覆う黒い脚絆、髪の毛を覆って姉さん被りにする白い日本手拭い、それだけだった。
なまじ身体の一部を覆っているので、全裸より羞恥が激しくなった。
夫は普通の通り作業服を着てるのに、私だけ裸だと言うことも羞恥心、それと被虐心を激しくした。
衣装を身につけた佳苗を田んぼの前に立たせると、夫は田んぼに向かって柏手を打ち、祝詞のような節回しの祭文を唱えた。
唱え終わると、佳苗に
「神様が来てくださっている。
さあ、手で苗を植えなさい。」
と促した。
佳苗は言われるがままに、水田の黒い泥の中へと足を入れた。
泥の深さは踝より少し上くらいだったが、歩く度に泥が跳ね、佳苗の白い肌に飛び散った。
冷たくぬめっとして、農家に嫁いで来なければ、一生触れることは無かっただろう。
佳苗は左手に苗を握り、右手で植えていった。
植える時は当然、足を広げて姿勢を低くし、前屈みになる。
それを後ろから夫が見守っているのだ。
佳苗の女として一番恥ずかしい部分、おまんこもお尻の穴も、全て明るい外の光の中で見られてしまう。
佳苗は作業の辛さでにではなく、あまりの羞恥と被虐感に耐えねばならなかった。
ああ、あの人の視線が、あそこに刺さるみたい..。
あっ、あそこから..、熱いのが垂れたわ..。
昨夜あの人が出してくれた子種が、今頃流れ出たのかしら?
それとも、淫らな私のいやらしい汁?
神聖な儀式だと言うのに、どうしたらいいの!
泣きそうになった佳苗を元気付けようというのか、夫は
「田んぼの神様は、女の身体から出る汁が好きなんだそうだ。
今のお前のように、おまんこからキラキラしたのが垂れているのを、とっても嬉しがるらしい。」
とかえって佳苗の羞恥心を掻き立てるような事を言った。
田んぼの神様は、精進潔斎等より、豊穣のために人間から見たらいやらしいことの方が喜んでくれる。
そう言う信仰のようだった。
上体を曲げて苗を植えるから、泥が真っ白な胸にも掛かるし、足元も膝くらいまでは泥だらけになる。
黒い泥に汚れた佳苗の白い裸体は、夫にとって美しくもたまらなく悩ましい姿だった。
特に苗を植えている時は、黒い泥で汚れた太股の上に、真っ白なお尻があり、その2つの膨らみの間には赤い肉襞が見えている。
出来ればこの場で、畦道に押し倒して犯すか、立ったままで後ろから犯したくて仕方なかった。
作業服のズボンの前部はテントを張っている。
いや、今は我慢しなければ!
その代わり今夜は、佳苗を眠らせずにずっと責めてやろう。
そして、また別の日に、ここで裸にして犯してやろう。
夫もそう考えて耐えていた。
午前中に二枚、午後に一枚の田んぼの田植えが終わった。
昼は谷川の水で手と顔だけを洗い、裸のまま、田んぼの畦道の草に座って、義母が作ってくれた弁当を食べた。
あの義母さんも、昔は今の私みたいに裸で田植えをしたんだろうな。
そう思うと、義母があんなに優しくしてくれる訳も理解出来た。
毎晩のように夫から責められ、朝早く起きて朝食の用意をするのが辛いこともある。
しかし、そんな佳苗を見ても、義母は文句を言ったり叱ったりしなかった。
折に触れては「息子をよろしくね。」とか「佳苗さんみたいな優しい人が嫁いでくれて、本当にありがたいわ。」と言ってくれる。
きっと亡くなった義父さんから、今の私と同じようにしてもらってたんだわ。
午後の田植えも終わり、佳苗は泥だらけになって田んぼから上がった。
顔に流れる汗を拭こうと、無意識に泥の着いた手で顔を擦ったりしたので、顔にも泥が着いている。
夫はそんな妻が、結婚してから一番きれいで可愛く思えた。
朝、身を清めた所で、また水に浸かり汚れを落とす。
これで、夫は佳苗に手を触れても良いことになっているが、あくまで手を触れるだけであって、肉体関係を結ぶのはまだ赦されない。
それは集落の人達に佳苗の裸体を見てもらい、家の祠の前で祝詞が上がった後にしか赦されなかった。
いよいよ軽四トラックに乗る時、夫はトラックの荷台をきれいに片付け、佳苗が座るために青色シートを畳んだ上に、去年作った藁で義母が編んだムシロを何枚も重ね、さらにその上に白い布を掛けて座席を作った。
「ちょっとチクチクすると思うが、我慢してくれ。
正座はしなくて良いから、楽な格好で座っていてくれ。」
佳苗は白いお尻をムシロに乗せ、夫に言われたとおり横座りになった。
そして、軽四トラックの運転席に乗り込もうとする夫に、無駄だと分かってはいるが、聞いてみた。
「どうしても..私の裸..、みんなに見られるんですか..?」
夫は困ったような顔をしたが、「我慢してくれ。」と言うと、運転席に乗り込んでしまった。
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