神様が最後に聞いた。
「お前は、本当に裕太と言う男の子が好きでここを見せたのか?
本当は、嫌だったけど、無理やり見せられたのではないか?」
あっ、これは、神様が私にお情けをくださろうとしてるんだな..。
賢い咲枝ちゃんは、それを覚った。
しかし、正直な咲枝ちゃんにとって、たとえ神様が下さったチャンスでも、嘘を言って責任を裕太に擦り付けるのとは出来なかった。
「いえ、私が裕太ちゃんが好きだから、見てもらおうと思って見てもらいました。
間違いありません。」
神様の厳かな声がした。
「よし、分かった。もう女陰を広た手はどけてもよい。」
咲枝ちゃんは自分の割れ目を広げていた手を外し、両手を胸で組んだ。
まだ広げたままの割れ目に当てられたままになっている剣の切っ先は、咲枝ちゃんの体温で温かくなってきた。
ああ、これで..、神様の剣の切っ先で私の割れ目を突き刺され、子宮まで裂かれてしまうんだわ..。
裕ちゃん、あの冷たい川を渡って助けに来てくれてありがとう..。
咲枝ちゃんは、股間に激痛が走るのを覚悟した。
剣の切っ先が、一度咲枝ちゃんの割れ目から離れた。
これから、勢いよく差し込まれるんだ...。
ところが、次に咲枝ちゃんの股間に触ったのは、温かく大きな人肌だった。
膣に指を入れようとか、クリを弄ろうとかではなく、手のひら全体で咲枝ちゃんの割れ目を覆うような感じだった。
「幸つべ、玉つべ、美し(うまし)つべ」
神様が呪文を三回繰り返して唱えた。
続いて胸元で組んでた手を下ろされて、両方の乳房も神様の両方が当てられる。
「幸乳、玉乳、美し乳」
とまた呪文が唱えられた。
それから神様は立ち上がり、咲枝ちゃんを見下ろして言った。
「本にお前は、心根麗しく、正直で清らかな乙女である。
今宵わしが一夜妻にすることなく、お前の乳や女陰に幸いを授けよう。
やがてお前を娶りし男は、過分なる幸せを与えられるだろう。」
すると、またお宮の周りから、シャンシャンシャンと鈴の音が響き渡った。
咲枝ちゃんがあっけに取られていると、神様は神殿と拝殿を繋ぐ渡り廊下の方に、トントンと跳び跳ねるように退くと、フッと姿が見えなくなった。
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