三人の旦那さん達は、佳苗の夫に軽く挨拶をすると、下げてきた日本酒の一升瓶を一本祠に供えると、柏手を打ちお参りした。
それからその一升瓶を下げると、神様には茶碗一杯のお神酒をお供えし、あとは佳苗の夫を含めて四人で呑み始めた。
肴はもちろん、稲刈りをしている三人の奥さん達のお尻と、その間から見えている赤い肉、それに畦道で横座りしている佳苗の裸体だった。
夫が「今日は皆の田んぼの稲刈りも忙しい中、奥さん達にお世話になります。」と挨拶をすると、「いやいや、幸いお天気が続くようで何より。神様の田んぼをとにかく先に、と世話人さんから言われたら、女房を差し出さんわけにはいけませんからな。」と返事は軽い感じではあったが好意的だった。
四人の男は、本当に楽しんでる様子で、自分達の奥さんの裸体を眺めている。
「Nさんの奥さんは、少し肥られたかな?」
「そうですな、去年の冬に温泉で見せてもらった時より、ふっくらとふくよかになったようだ。」
「元々もち肌だから、夜はたまらんでしょう。」
「それに比べて、家の女房は痩せて乳も薄いですから、羨ましいことですわ。」
「いえ、Oさんの奥さんのようなスタイルが外国の映画では流行ってると聞きましたが。太ってるだけが女じゃないですよ。Oさんの奥さんの乳首はとても敏感そうで..」
「それにしても、今日のような目の保養が出来るのも、こちらの奥さんが嫁いで来られたからですな。」
「今時の都会の娘さんは、外で裸を晒すと聞いただけで、変態扱いするらしいのに、この奥さんは見目も麗しいのに、心映えも健気で素晴らしい。」
皆の関心と注目が自分に集まって来たのを感じ、佳苗は思わず胸を隠しかけたが、はっと思い留まり、反対に四人の方に近づくと、お酒の一升瓶を持って四人にお酒を注いで回った。
「いや、奥さん。恐縮ですな。」
「よく気がつくお方だ。」
他の男達から妻を誉められて、夫も悪い気持ちはしなかった。
田んぼに一列に並んで稲刈りをしている奥さん達も、こそこそと話をしていた。
「家の旦那があんなこと言ってごめんね。あんなやつに、奥さんのきれいな身体を見せてやることないのに..」
「いえ、奥さん。私は本当に太っちゃって..。
子供が学校に行き始めたら、気が緩むのかもしれないわ。」
「ちょっと、旦那さん達、今日は酷いことするかしら?」
「分かんないけど、多分するんじゃない?あんまり痛いのはごめんだわ。」
「この嘘つき!貴女、旦那さんから虐められてひーひー泣くのが好きなくせに。」
「そんなこと無いわよ。ほんのちょっとだけよ。」
実は三人の旦那達は、この神事が終わった後、自分達の妻を野外で抱くつもりだった。
それも、普通に抱くのではなく、格好だけではあるが、縄で縛って犯すのだ。
神様は敬うし、その神様に仕える女達も大切にはする。
しかし、勝手気儘にさせるのではなく、人間の為になるようにと神様に教える必要がある。
直接神様に教えるのは不敬なので、代わりに女達を縛ったりして従わせる、そんな不思議な考え方らしい。
それでも、実際は普段と違った形で自分の夫から抱かれるのだから、刺激もあり妻達も本当この習慣を喜んでいた。
稲刈りが終わり、直ぐに田んぼに男達の手で、刈った稲を掛けて干して乾燥させる柵が作られる。
作業服を着た男四人と、裸の女四人の八人で、刈り取った稲を柵に掛けたが、刈り取りの時期の稲の葉や茎は硬く、剥き出しの女の肌のあちこちに擦り傷が出来たが、農家の女達にとって当たり前の事だったが、それが普段は衣服で隠されてる筈の部分まで及んでるのを見られるのは、女達にとって被虐的な興奮材料でもあった。
また、旦那達にとって、自分の可愛い妻が、顔見しの奥さん達と外で裸で働き、それをご近所の旦那さんにも見られてると言うのは、とても刺激的な光景だ。
稲穂干しが終わったら、直ぐに全員で祠の神様を拝み、柏手を打つと同時に表の神事は終わった。
まだ日は高く、これから二時間程は奥さんを神様の田んぼの作業に出した旦那達が、楽しむ時間だ。
いや、旦那から責められる奥さん達も、それが嫌だと言うことは全くなかった。
佳苗をはじめ、女四人は荒縄で手首を後ろで縛られる。
縛るのは夫婦同士だが、直ぐ側でご近所の奥さんがその旦那から縛られて、「お願い..、痛くしないで..」と甘えた声を出したり、「今年も..、激しくするのね..」と息を荒くして言う奥さんに「そうだよ、覚悟しろよ..」とどこか甘い声で答える旦那の声を聞いてれば、普段の夜の夫婦の営みとは自ずと違った興奮が沸き起こる。
佳苗も夫が荒縄を手に自分の後ろに立つと、「お願い..します..。」と言って、自分から手を後ろに回した。
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