私はかな様を軽く抱きしめ、嵐が収まるのをじっと待つ。
激しい音が静まり、かな様の吐息だけが部屋にこだましている。
排泄が終わった事を確認して、そっと後始末をすると、かな様は顔を両手で覆ったまま、シャワールームへと消えた。
やがてバスローブに身を包み、
「ごめんね、初対面の人にこんなことまでさせてしまって、恥ずかしい」
「いや、大丈夫です、私も浣腸の恥ずかしさはよく理解してますから」
私は、先程まで受けていた、浣腸プレイの事を簡単にかな様にお話し、あの時も、浣腸されアナルローターを挿入されたままだった事を話した。
「私には女性に浣腸されたい性癖があります。この歳になり本当に恥ずかしい事ですが、1人で浣腸したり、唯一先程の女性に何年に1度か浣腸をお願いして身体を満たしているんです。今日かな様に巡り有ったのは奇跡のような、夢のような感じです」
「そうだったの。何故ひろに声を掛けたのか自分でもよくわからないんだけど、あの時のローター音は鮮明に記憶してる。私は仕事中だったから外してたけど、凄くドキドキが止まらなくなって、さっき両穴に入れてしまって、これから帰宅しようと思ってたの」
「この浣腸器は、かなさんの?」
「そうよ。」
「母が看護師だったんだけど、私便秘がちで30代後半まで、これで母に浣腸して貰ってたの。最初は治療が目的だったけど、次第に浣腸で興奮してしまうようになって」
「母も当然わかるわよね、浣腸される時の表情や、それに凄く濡れてくるから」
「初めは下着をずらして側臥位で浣腸してたのが、下着を全部取ったり、最終的には全裸で、軽く手足を縛られたりも、ね」
「姿勢も、仰向けで脚を抱えたり、四つん這いでお尻を付き出したり、次第に卑猥にエスカレートしていって」
「場所も、ベットから、玄関口やベランダ、夜に庭で浣腸された事もあったわ」
「母も私も、いつも無言なのよ」
「何も言わないけど、母娘だから全てお見通しって事だったのかもしれない」
「最終的には、浣腸してアナル栓やバイブをを入れられ、我慢してる間、あそこを母に舐められたり、逆に私が舐めたり、双頭バイブで繋がったり。殆どレズプレイのような事もね」
「母子家庭で私も独り身だから、お互い寂しかったのかな」
「その母も10年前に他界してしまってね」
「この浣腸器にはそんな思いがあって」
「私、いま50歳なんだけど、こんな恥ずかしい事は人には言えないし、未だにあの浣腸の感覚が忘れられなくて」
「時々、ここでいちぢく浣腸をして慰めてるの」
「独りではこの200ccの浣腸器は使えないし、10年振りにひろに浣腸して貰って嬉しかった」
かな様はここまでを話終えると、ふぅと一息つき、
「ごめんね、私の話ばかり」
「ひろには、同じものを感じたのかも知れない」
と、恥ずかしそうに俯いた。
「かな様、出会えて嬉しい。こんなお話までしてくれて」
「これから時々お会いしていいですか?」
「もちろん、ひろさえよければ。こんなおばさんでもいいの?」
50歳と言っても、小柄で肉付きのいいかな様は、とても魅力的な女性。
「タイプの女性です。年齢などは関係ありません、宜しくお願いします。」
「嬉しいわ、声を掛けて良かった」
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