どれくらい眠ったのだろう。
ベッドで目が覚めると、外は少し薄暗い。
美紀様に最後の浣腸をされ、ローターの刺激で苦しみ抜いた疲れから思わず寝込んでしまった。
身体を清めたあと、再びローターを入れベッドに倒れこむように横になった所までは記憶にある。
気が付くとアナルの中でローターが艶しく振動している。
ローターを止めゆっくり抜くと、アナルには心地よい痺れが残る。
もう5時。
そろそろホテルを出ないと。
側臥位になり、右脚を胸に引き寄せると、アナルが剥き出しになる。
中指にワセリンを塗り、ゆっくりアナルに沈めると、温かいぬめりが伝わってくる。
ギュッと指を締め付けてくるアナル。
その余韻を感じながら、ゆっくり抜き差しを繰り返す。
浣腸を手に取りキャップをあけ、その姿勢で最後の浣腸を注入する。
「あああ、」
思わず吐息が漏れると同時に、眼を閉じると
美紀様の
優しく且つ厳しい眼差し
耳に残る心地よい声
ふくよかな乳房と香水の薫り
黒ずんで艶かしい陰茎と滴る愛汁
先程までの光景が脳裏をよぎり、恍惚と共に左手で思わずペニスを握り、絶頂の時を迎えた。
暫く余韻を楽しんだあと、ゆっくり身支度を整え、美紀様に最後のセルフ浣腸と自慰をメールで報告しチェックアウトに向かう。
熱く火照るアナルに激しい羞恥と罪悪感を感じながら、9階でエレベーターに乗り込む。
ゆっくり下降し始めたかと思ったとたん、またも7階でドアが開いた。
「あっ」
ドアの正面には、一人の中年女性。
仕事が終わったのか、私服に着替えていたが、あの時の清掃員と思われる女性。
女性は私を見上げ、一瞬眼を見開いたような表情をし、すぐに眼を伏せたまま静かに乗り込んで来た。
私は顔が真っ赤になるのを感じながら、無表情を装い、ドアを閉じた。
エレベーターが2階を通過しようとした、その時、女性が2階のボタンを押しエレベーターは急停止。
「あの、少しお話させて頂けませんか?」
女性が私を見つめ、少し遠慮がちに話かけて来た。
「えっ?」
女性は開いたドアを片手で抑え、私におりるよう無言で促して来た。
私は意味もわからぬまま、夢遊病者のように、エレベーターをおりる。
女性は2階のスタッフオンリーと表示されたドアをカードで開けると、
「どうぞ」と私を中に招きいれ、
「ここは誰も来ませんから安心して下さい」と初めて柔らかい笑顔をみせた。
戸惑う私に語りかけるように、おもむろに鞄から名刺を取り出し私に渡してきた。
副支配人 萬宮かな
茫然と見つめる私に、
「急にお誘いしてごめんなさい、驚かれてますよね」
「朝にエレベーターで御一緒した時のことですけど」
「気づかれてた」心臓が高鳴る。
「あの時の音、聞こえていました」
「何故だかわかりますか?」
強張る私に、優しく微笑みかけて来たかと思うと、女性はポケットから何かを取り出し、
「これ、わかりますよね?」
女性に握られたその小さなスイッチからは、コードが伸びており、スカートの腰あたりに繋がっている。
「えっ!」
女性がスイッチを捻ると「ブ、ブ、ブ」と言うあの音。
「うっ!」
思わず女性の表情が歪み、
「私もローターを入れてるの、見て貰えます?」
スカートのホックが外れ、ゆっくり下着を脱ぐと、私に背を向け足を拡げて身体を前に倒していく。
自ら両尻を拡げると、そこには2本のコードがぶら下がり、一つはアナルに、もう一つは無毛の陰茎に吸い込まれている。
「ああ、恥ずかしい、このコードを引っ張って下さい」
言われるままに引っ張っると、両穴がゆっくり開き、不気味な振動音と共に、黒く太いローターが顔を見せ、卑猥な音と共に、抜け落ちた。
「ああああ、」
女性はお尻を付きだしたまま、肩で息をしている。
その異様な光景と女性の淫靡な薫りに戸惑っていると、
「私もこのようにローターを常用してるの、軽蔑しないでね」
私は女性に近づくと跪き、
「かな様とお呼びしますね」
と伝えて、かな様の陰茎に口を被せた。
「ああ、そんな事、感じる」
かな様の匂いを嗅ぎながら激しくなめ廻し、舌をすぼめてアナルを一気につき刺すと、かな様は「ヒィ」とその場に崩れ墜ちた。
「あなた、お名前は?」
「ひろです」
かな様は振り乱した髪を撫でながら、振り向くと、
「ひろ、私に浣腸してくださらない?」
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