SM・調教 官能小説

週が明けても、由美子の皮膚には余韻が残っていた。
あの陶器の冷たさが・・・匂いが、かんたんに蘇った。
そしてあの時に感じた背徳感が・・・屈辱的なほどの快楽が、何度も何度も由美子を襲った。

もしかすると、月曜日を乗り越えたのさえ奇跡だったのかもしれない。
それほど由美子の体は疼き、心は飢えていた。
そして火曜日の１０時を過ぎる頃には、由美は今夜、またあの行為をすると心に決めていた。

誘惑に負け心が屈服すると、疼きはさらに強くなった。
飢えは高まり続け、たった５分を１時間にも感じた。
１６時を過ぎる頃には、無意識のまま指先を頬に擦り付けるようになっていた。

（したい・・・はやくしたい・・・待てない・・・もう我慢できない・・・）
そんな由美子の目が、ソレを見つけてしまった。



由美子は、９時１５分に職員室の電気が消えた時には、保健室の中で白衣だけの姿になっていた。
リスクへの恐怖さえ、欲望に塗りつぶされてしまっていた。
だから５分も待てずに保健室を出た。

ヒタヒタと素足の足音をさせながら、２階への階段をのぼる。
そして扉の前で白衣を脱ぐと、男子公衆便所の中に入っていった。

前回よりも熱く荒い息をしていた。
欲望に支配されたメスの顔をしていた。
愛液は太ももを濡らし、足首から床に垂れていた。


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