(・・・まただ・・・)
私は心の中で呟いた。
(・・・・また、見てる・・・)
私は、旦那がトーストを食べ終わった皿に、体を屈めながら手を伸ばした。
わざと、少し勢いをつけて背筋を伸ばし、大きな歩幅でキッチンに向かう。
最近は毎日のように着ている 肌の色まで透けるブラウス。
羽織っているカーディガンを取れば、乳首の形まではっきりとわかる薄いブラウス。
その薄い布に揺れた乳房が撫でられ、もう固くなっている乳首が擦れるのを感じていた。
(・・・何も言わないのね)
旦那は気付いている。
それは確信していた。
(・・・何も、言えないのね)
どうなるのか考えた時期もあった。
しかし、もう不安はない。
私の中の答えは、もうずっと前から決まっていたのだと知った。
(・・・なら、そのまま見てればいいわ)
旦那である男に、私の心はサディスティックな興奮を感じながら生活を続けた。
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