ヒタヒタと、素足の足音が廊下に響いていく。
何時間も疼き続け もう履けないほど下着を濡らした膣は、保健室を出るよりも前から 愛液を垂らしていた。
由美子が歩くたび、擦れた太ももがニチャッ、ニチャッ、ニチャッ、、、と音をたてている。
ボタンを閉じている白衣の前を握りしめている。
その表情は興奮に蕩け、吐く息はもうすでに荒くなっている。
そして階段をのぼり、2階の男子トイレの前に立った。
ボタンを外し、袖を肩から抜くと 白衣が廊下の床にハラリと落ちた。
そのまま由美子は、ゆっくりとトイレの扉の中に進む。
濃い青色をした細かいモザイクタイルの床。
その感触を右足の裏に感じた瞬間、パッと周囲が明るくなった。
それが省エネのためのセンサーが作動したのだと気づくまでの恐怖は凄まじかった。
15秒ほど動けなかった。
けれど由美子は引き返さなかった。
まだ痛いほど激しく鼓動する心臓の音を感じながらも左足をトイレの中に進めた。
由美子が数歩進んだ頃、その背後で扉がパタンと閉まった。
シンクの並ぶ壁の大きな鏡に、由美子の妖艶な熟れた全裸が写っている。
その表情は、由美子自身がいやらしいと感じるほど蕩けていた。
シンクの横からは青いパーテーションの個室が、扉を開いたまま3つ並んでいる。
そしてその向かいには、白いタイルの壁に、小便器が4つ並んでいた。
妄想の中では、由美子は便器に並ぶ自分を想像していた。
けれど現実に公衆便所に入った由美子は、便器の正面に立っていた。
一番奥の便器にだけ備え付けられた、おそらく怪我をした生徒のためだろう銀色の太い手摺り。
それがまるで、由美子を拘束するための器具のように感じていた。
【・・・ほら・・・そのまま・・・】
(・・・・・・ダメよ・・・)
由美子は心の中に響く自分の声に抵抗しながら、右手で左側の手摺りに触れた。
【・・・そのまま・・・ほら・・・】
小便器に背を向け、左手で右側の手摺りを掴む。
(ダメ・・・ダメよ・・・こんな・・・)
由美子の腰が、ゆっくりと下がっていく。
息はさらに激しくなり、まだ触れてもいないのに小さな喘ぎ声を漏らしている。
【ダメじゃないわ・・・だって貴女は・・・】
(・・・・・・私は・・・)
【(・・・・・・・・・便器なんだから。)】
由美子の肌よりも白い陶器が、その尻肉にゆっくりと触れた。
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