妻が変わった・・・
そんなふうに感じていた。
自分の鈍感さを棚に上げるつもりはない。
・・・しかし、そうとしか思えなかった。
どこが?と言われると指摘はできない。
しかしその仕草、動き、表情・・・『雰囲気』としか表現できない。
けれど確かに、鈍感な俺が感じるほど妻の様子が変化していた。
ふと、自分で自分の視線が露骨に妻の乳房を見ている事に気づく事があった。
それまでなら妻が少し困ったような表情をした時に・・・俺は、その顔を逸らした時に初めて気づいていたはずなのに。
妻の服から、下着のラインが消えた。
それまではあったのに・・・俺の目の前なのに、家をまだ出ていないのに、妻のジャケットだけでなく腰のスカートからも、まったく下着のラインが浮かなくなった。
その乳房は、まるで雑誌の動画の中のように・・・いや、動画に写る姿と全く同じように、妻が動くたび、手を伸ばすたび、歩くたびに揺れていた。
何かあったのか・・・?
いや・・・絶対に何かがあった・・・
俺はそう確信して・・・そして、その確信に不安しか感じずに震えた。
※元投稿はこちら >>