要らない
・・・あの人に、そんな感情を明確に抱いたのは初めてだったかもしれない。
あの人よりも良い・・・
あの人よりも気持ち良い・・・
そんな言葉は、もう何百人もの男に言わされた。
・・・あの人は要らない・・・
そんな言葉も、いろんな場所で言った。
いろんな男に、いろんな場所で、いろんな理由で・・・時には挿入してもらうために、精液を出してもらうために・・・コンドームを着けずに挿入してもらうために、その言葉を使って懇願した。
しかし、今夜、私は心の底から確信した。
それが自分にとっての確定事項だと納得した。
心の奥に、それがストンと収まった。
もしも邪魔するなら・・・
不具合を呼ぶなら・・・
ほんの少しでも障害になるなら・・・
・・・・・・要らない
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