すぐに次の男が妻を立たせ、壁に手をつかせた。
カメラが、妻が突き出した腰にズームしていくと、画面にモザイクが広がっていった。
モザイクの向こうで 赤黒い棒がユラユラと擦り付けられ、妻の白い皮膚の中に消えていく。
男は両手で掴んだ妻の腰を引き寄せながら腰を突き出している。
妻は壁に手をつき、まるで小便器を抱くような姿で喘いでいる。
揺れる髪の毛が、便器の内側を撫でていた。
腰が打ち付けられるたびにパンパンと音が鳴り、妻の乳房が波打つように揺れていた。
顔に出された精液が垂れ下がり、プラプラと揺れては便所の中に落ちていった。
俺は書斎のパソコンの画面を見ながら、公衆便所に響く音を聞いていた。
そして、妻を犯す男にコンドームをつける仕草がなかった事を考えていた。
(・・・この男は妻を・・・避難もせずに・・・)
画面の中の男の声は聞き取れなかった。
けれど何を言ったのかは、喘ぎ声に混じる妻の言葉で伝わってきた。
「アァッ、アァッ・・・はいっ・・・アァッ、いいですっ、アァッ・・・オチンチン、いいですっ、アァッ・・・気持ちいいですっ、アァッ・・・アァッ、いいっ、もっとっ!」
妻は男の腰に突き上げられながら喘ぎ、男を振り返ろうとしている。
妻の顎から垂れて揺れている精液が、また一滴、ボタッと便器に落ちていった。
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