妻は正面から撮られていた時と同じように、足をクロスさせながら歩いている。
一歩ごとに、後ろ姿が左右に揺れている。
白衣がヒラヒラとはだけるのを楽しんでいるのかもしれない。
豊満な美しい形の乳房を、わざと揺らしているのかもしれない。
瓦屋根の公衆便所の小屋には、その入り口を隠すように目隠しの壁があった。
左側に女性用を表すマークが、そして右側の端に男性用を表すマークが貼り付けられている。
そしてその壁の前に2人、マークの横に1人の男が立っていた。
男の視線に晒されながら 体を揺らしながら歩く妻。
妻が男に近づくと、男が左右に割れた。
妻は男の間を通って公衆便所の小屋に、男性用の側の入り口から入っていった。
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