『完全肉便器堕ち』
『三穴開発済み』
そんな卑猥な言葉が女を表していた。
そして現実にはありえないセリフが付けられていた。
「今日は危険日だから、絶対に膣奥に流し込んでね」
「オシッコ臭くて最高のチンポ、感じちゃう」
(まさか・・・ありえない・・・)
たった1ページの・・・いや、1ページの半分にも満たない小さな記事を読み終えるのに、とてつもなく長い時間がかかってしまっていた。
大きな不安と言い表せない恐怖を感じて、頭の中はずっとパニック状態だった。
そして不安と恐怖を塗りつぶすほどの興奮を心の底に感じ・・・そして信じられないほど勃起していた。
(まさか・・・そんなはずがない・・・)
(しかしこの胸・・・この唇・・・この髪型・・・)
(いや、別人だ・・・妻は・・・由美子が、こんな事をするはずがない・・・)
(けれど、これは確かに妻に・・・俺が・・・旦那が、見間違えたりするはずが・・・)
頭の中を肯定と否定がグルグルと回っていた。
そんな状態のまま、俺は次の雑誌を手に取った。
それは19年の6月号・・・一年前の妻の誕生月に発売された雑誌だった。
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