最初の1枚目には、表紙にあった画像があった。
全裸の女が小便器の前で 足を開いてしゃがんでいた。
目を隠す黒い線は表紙よりも細く・・・その目がまっすぐにカメラを見つめているのが伝わってきた。
2枚目は、しゃがんだ女を3人の男が囲んでいた。
ズボンを脱いだ2人と、チャックを下しただけの1人が、女の口元にチンポを突き出している。
両手に2人のチンポを握った女の唇は微笑み、正面のチンポに舌を伸ばしている。
3枚目はさっきの男が後ろから挿入し、女は別の男の腰に抱き着きチンポを口に含んでいた。
4枚目は、顔に精液を掛けられた女の笑顔が写っていた。
枚数を重ねるごとに男の服装が変わっていった。
それは書かれてたとおり、5人いると 簡単に数えることができた。
(そんな・・・ありえない・・・まさか・・・)
ページを捲ると、最初の写真には 黒く塗りつぶされたマンコから、白い精液の部分だけが切り抜かれて写っていた。
乳房に射精されていた。
さっきとは別だとわかる精液が、マンコから垂れていた。
そして最後の数枚には、さっきまでとはまったく違う服装の2人が 女を交互に犯す光景が写っていた・・・。
(あぁ・・・そんな・・・まさか・・・・・・由美子・・・・)
絶望を感じている俺の目に、ページに散らばる文字が入ってきた。
『中年男のチンポで肉便器堕ちした変態女教師Y子(41)を見て生粋の淫乱だと思わない男はいないだろう。今日が初めての大学生も その淫乱さに舌を巻き、挿入する頃にはY子を「肉便器」と罵っていた。その言葉にすらY子は喘ぎ、快楽堕ちした便器マンコの奥底に、20歳も年下の男の精子をねだり続けた。』
(・・・そんな・・・・・・・・・ん・・・・・・・・・んん?)
(・・・んんん?41・・・・・・41歳・・・・?)
一気に緊張が解けるのを感じた。
妻は俺と同い年だ。
つまりは今年で42歳。
妻の誕生日も、とっくの昔・・・3か月前の6月に過ぎている。
(なんだ・・・・あぁ・・・・やっぱり・・・・・・そりゃそうだ・・・)
安堵の息を吐きながら、けれど俺は自分が今いる場所がどこかを思い出した。
ここは・・・・古本屋だ・・・・
俺はガバッと本を閉じ、表紙を見た。
そこに写っている妻に似た女の写真・・・その右上には、ちょうど1年前の日付が書かれていた。
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